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登山駅伝練習に行ってきた

今年も昨年に続いて参加する事になった、富士登山駅伝の練習に

4区選手のりょま君、控え選手のミキさんの3人で御殿場口登山道へ


第一駐車場は満車だったので、第二駐車場の車を停めて着替えてる

と、去年の登山駅伝の覇者、滝ヶ原自衛隊のエース、そしてトレラン

中距離では現在日本最速の、宮原選手達もチームメイトと練習に来

ていた。

今年の登山駅伝は登山競走の翌週になるので、登山駅伝に絞って

去年、大会記録で優勝した登山競走には参加しないことにしたらしい。

それにしても、彼は、歩く姿から只者では無いという、オーラが出てる

(笑)



去年は初出場とうい事もあって、登山道がまだ出来ていない(雪が

溶けた後の、ただの砂礫の斜面で登山道は一部しか残ってなかった)

6月から練習に行ったりしたものだが、今年はようやくの初練習かつ

相変わらずの走りこみ不足....


土曜日の山民会の登山競走練習会の疲れもだいぶ残っているので

まともに登れるのか危惧してたが、案の定、駐車場から少し登り始め

ただけで乳酸が湧き出てきて足が重い。


去年の5区の一週間前の試走では1時間11分。そして、本番タイムは

1時間8分。

今回は疲労が残っている事も考慮して、弱気に1時間15分以内を目標

に設定。


りょま君は、今日はタイムアタックはしないで、適当に練習するというので

第二駐車場から5区スタート地点の二合八勺までは、みなで少し走ったり

、歩いたりと、適当に練習。


途中、自衛員と思われるランナー達の登り方を観察していたが、皆、極端

に短い歩幅、そして早いピッチで登っている。

どうやら、滑りやすい砂礫では、この走り方がポイントのようだ。
真似してみると、ある程度の斜面までは普通に登れるのだが、斜面が急で

深い砂礫になると、やはりズリッといってしまう。

このあたりは慣れなのかもしれないが、結局、最後まで要領が掴めなかっ

た。

それ以前に、早いピッチでは30分でぐたぐたになり小休止

また走り出しても、とにかく体力不足なので、10分も持たずにまた休憩し

たり歩いたりと、どんどん時間が過ぎていき、結局、1時間24分もかかって

砂走館に到着。


二合八勺 ~ 七合五勺砂走館  標高差 1,017m  距離 4.24km



七区下りは、コースがまだ崩れたままだったりしたこともあり(半分言い訳)

無理せず 3.66kmをゆっくり駆け下りた。


今度は万全の体調で試走してみたいけど、登山競走もあるので、練習できる

のは、来週末だけだなあ。

登山競走練習会

「こあしす山民会」の登山競走練習会 石井克弥スペシャル「俺について来い!」
に参加してきました。


石井選手は昨年の富士登山競走4位、信越五岳も3位入賞の実績を持つトップ

ランナー。

でも、素朴な感じのおとなしそうな好青年。自分の半分の歳だもんなあ(笑)



スタートは、市役所、中ノ茶屋、馬返しの三箇所からめいめいにスタートして途中

で合流することに。
自分は馬返しスタートで五合目まで向かった。


五合目までは、登山競走よりも、その一週間後の登山駅伝を意識して、本番ペー

スよりも早めで、少し身体を追い込んでみたが、やはりスタミナ不足で五合目まで

もたなかった。


五合目で他の皆さんが集まるのを待ってから再スタートしたが、終始強風で砂礫

が顔に飛んでくるし、七合目より上は雲に覆われている。

とりあえず行けるところまで行く事になったが、下山して来た人達は口々に、八合目

から上は風が強すぎて危険だとの事。


強風に煽られながらもようやく八合目にたどり着いたが、相変わらず風は強く吹い

ていたので、先行していた何人かを除いて、下山することになった。 しかし、自分

はもう少し上まで行ってみたかったので、皆さんと別れて別行動することに...


少し登ったところで、よういちさん、じーさん、石井選手が山頂から下ってきたので、

山頂まで行ってくる事を告げると、山頂は少し晴れ間ものぞいていたとこと。


欲を出したのが、結果的には正解で、八合目より上に行くにつれ風が治まってきて

そのまま山頂にたどり着いた。
ガスが出てきて山頂からは何も見えなかったが、とりあえず、今年のノルマの1/4

達成!


一緒に参加していたよういちさんのブログから転用させていただくと
石井選手からのアドバイスはこんな感じだったようだ

・一番のポイントは体を動かし続ける(止まらない)
・ストライドは狭めて同じリズムをキープ
・段差の小さいルートを選ぶ
・前傾し過ぎてしまうと前太ももにダメージが出るので、後ろの筋肉(ハムストリン

グス)を使えるよう意識して上体を立てる
・七合目から本八合目は差がつく勝負所
・岩場になったらストライドを広げて攻める。(ここまで小股で走って温存してきた

大股用の筋を使う)


本番少しでも実践できるかな?

UTMFの記録証

UTMFの記録証が送られてきました。

たいした記録じゃないけど

やっぱ、貰うとうれしいな(^.^)


終わった時は、来年は出ないつもりだったけど。 


今は、また走る気満々(笑)





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富士登山競走

やった!今年はスタートがBブロックになったから、去年のように後方からBブロック集団に

追いつくための浅間神社までスタートダッシュはしなくて済みそうだ。


これから5週間、仕事でなかなか時間が取れないけど、試走はともかく、本番までにどれだけ

トレッドミル傾斜走の練習が出来るかだなあ?


それにしも、最近、傾斜走で心拍を追い込む事に喜びを感じてきたのは危険? (笑)




信越五岳トレイルランニングレース 2012

今年は開催されないのでは?と思ってましたが、どうやら開催の方向で動いているようです。



詳しくは石川さんのブログ で!


初回から参戦している大好きな大会なのですが、今年は諸事情により参戦も微妙かなあ....

第3回富士忍野高原トレイルレース

ミドルコース 21.0 km 2時間12分31秒で完走しました (06'18 /km)

去年はひどい宿酔いで、ロングコースにしたことを後悔したので
今年はミドルコースを選択(笑)
そして、やはり今年も、酒臭いと言われながらスタートに並んだ(爆)

二十曲峠までオーバーペースで、石割山の登りでは全く走れなくなったが、
その後はパワージェルで持ち直してなんとか走れた。

それにしても、トレランのタイムじゃないね...
短距離スピードレースは疲れるけど、登山競走に向けて、いい刺激には
なったかな……

ミドルコース男子の部 92位
年代別 期待はずれの10位  年代別最年少(笑)のアドバンテージがあった筈なのに…
50歳以上は、意外に層が厚いね

UTMF完走記 天子へ (編集中)

西富士中学校ではずいぶん長く休憩したのだが、写真の撮影時間をチェックしてみたら、
なんとまあ、1時間20分もいたようだ。それだけいたら十分仮眠できただろうに...(笑). 

とはいえ、その間、食ったり飲んだりだらだら過ごして、栄養補給と疲労回復を心がけたので

(単に動けなかっただけですけど)、ようやく先に進む気持ちも出てきたわけだ。




BORN TO RUN

ここまで100キロ走ってきたけど、これからがコース最大の難所、11の山々が連なる「天子山塊」。

天子山塊に入ってしまったら、本栖湖に抜けるまでの27キロにはエイドも無く、ひたすら厳しいアップ

ダウンと崩落したやせ尾根を進むしかない。


エイドを出る前に、装備品チェックを受けて、ふらふらとリスタートした。

(六花さんの屈伸テストは無かった)

しかし、身体に力が入らないし、ここで走って体力を消耗しても仕方無いので、STYの上位の選手が

かっ飛んでいく横を、ふらふらと田んぼ横の舗装路を歩きながら天子ヶ岳登山口に向かう。

走ればたいした距離ではないのだが、歩くペースも遅いので、登山口がやたらと遠く感じる。

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30分近くもかって、ようやく登山口にたどり着き、天子ヶ岳登山道に入った。 

登山道は、最初はゆるやかだが、登るにつれて傾斜がきつくなり、直登のような登りも出てくる。

急峻な岩場もあるので、100キロ寝ないでここまで来た身体にはかなり辛いはずなのだが、頭が

朦朧としているせいか、身体の疲労に関係無く、条件反射のように足は自然に出る。

とはいっても、STYの選手が次々に早いペースで登ってくるので、先を譲りながらのゆっくりペース。


しかし、午後2時に近い時間だというのに、登っていると、眠気に頻繁に襲われるようになり
このレースではじめてコース途中で座り込み、5分程度の休憩をとった。

BORN TO RUN

再びふらふらと登りはじめたが、天子ヶ岳山頂にも近い登りの岩場で、疲労と睡眠不足から、

平衡感覚が怪しくなり、このまま進む事に不安を覚えた。


BORN TO RUN

なんとか天子ヶ岳の山頂にたどりつきはしたが、この先もこんなペースで歩き続けたとすると、

日が落ちてから5、6時間以上歩くことになり、睡眠不足と疲労から、状態はますます酷くなるはず。


もし、やせ尾根を通っている時にめまいに襲われたりしたら、滑落するかもしれないし、2,000メートル

近くの標高だと、夜中はかなり冷え込むだろうから、睡魔に負けて山の中で寝込んだら、低体温症

にでもなりかねない。 マジでやばいじゃん。


そうなると、中学校まで引き返してリタイアするか、この山を一刻も早く通り過ぎるしかない!


そして、結論は、後者しかない!


BORN TO RUN


BORN TO RUN


長者ヶ岳山頂にて   目がまともに開いていない自分(笑) 

この直度、気合スイッチを入れて、まだ元気なSTYの選手を追っかけて、走った、走った

日が暮れるまでに、なんとか毛無山までたどり着きたい


BORN TO RUN

いざ走り始めると、先ほどまでの睡魔や目眩は全くどこかにいってしまい、前を行く選手を

追走しているうちに、疲労感を上回るアドレナリンが湧き上がってきて、集中力が蘇ってくる。

しかし、さすがにもう身体に残っているエネルギーは限られているようで、ときおり急に力が

入らなくなりその度に、木に寄りかかって、パワージェルやパワーバーで補給して、また走り出すの繰り返し。

なので、何度も同じ選手に先を譲られては、補給中に追いつかれ、また先を譲ってもらうという、

「毎度どうも」状態。


しかし、天狗岳、熊森山、雪見岳を、地蔵峠を過ぎてから、毛無山山頂までの登りは、さすがに疲労もピークに達してきていて

みじかい九十九折りの登りで、何度か休憩しながらでないと登れなかった。


そして、なんとか日が暮れる前の18時半に、毛無山山頂に到着!


この頃は胃も疲れてきたのか、水をそのまま飲もうとするたびに嘔吐しそうになるので、ジェルを少し

口に含んで水で薄めて飲んだりした。


BORN TO RUN


毛無山を過ぎたあたりで見えた、雲海に浮かぶ富士は幻想的だった。
BORN TO RUN

日が落ちてしまってからは、ヘッドランプの電池を節約するために、光量を絞っていたので、

少しペースダウンしながら、雨ヶ岳までの走れる道を急いだ。

しかし、雨ヶ岳からは、ほとんどグリップしない滑りやすい急な下りに閉口しながら、端足峠

になんとかたどり着き、竜ヶ峰を越えて本栖湖スポーツセンターにたどり着いたのは9時47分。


河口湖をスタートして、約30時間一睡もせず、あの天子山塊を越えてここまでやって来れた。

人間ってすごいな....

河口湖大池公園のゴールまでは、まだ27kmを残していたが、既にやりとげた気持ちになっていた。
そして、眠気ももう通り越してしまったのか無かったので、そのままゴール進む事も考えたが
未明にゴールしても、温泉に入れるのか?仮眠する場所はあるのか?が全くわからなかったので
午前10時くらいにゴールを目指す事に決め、とりあえず仮眠する事にした。

仮眠3時間+休憩2時間の後、本栖湖を発ったのは午前3時頃
そこから先は、ほとんど歩きでゴールを目指した。


正直なところ、ゴールでは、期待した程の達成感や感動は無かった。

しかし、後で考えてみると、

100キロ走った後に、まさに自分の体力・気力の限界を超えて天子山塊を越え、

本栖湖スポーツセンター(A9)にたどり着いた時こそ、自分のUTMFのゴールだったのかもしれない



測定ポイント スプリット ラップ 通過時刻 通過順位
AS1 02:20:22
17:20:22 293
AS2 05:25:55 3:05:33 20:25:55 320
AS3 06:39:42 1:13:47 21:39:42 327
AS4 09:43:50 3:04:08 00:43:50 283
AS5 11:38:24 1:54:34 02:38:24 244
AS6 12:39:08 1:00:44 03:39:08 216
AS7 14:21:21 1:42:13 05:21:21 199
AS8 19:58:52 5:37:31 10:58:52 227
AS9 30:47:49 10:48:57 21:47:49 198
AS10 38:51:50 8:04:01 05:51:50 306
Finish 42:30:22 3:38:32 09:30:22 348



UTMFを完走出来たのは


準備期間が短かったので、長距離練習はきっぱり諦めて、登りの練習に絞った事


その為に、2ヶ月前から集中的に丹沢に行き、特にキツイ、バカ尾根(大倉~塔ノ岳)x2本

は、結局3回もやった。


そして、相手を知ることは重要。特に難しい天子山塊は


天子山塊を試走していなかったら、睡魔を振り払う為にペースを上げて本栖湖まで急ぐなんて事は

出来なかっただろう。

UTMF完走記  山中湖きらら 〜 すばしり 〜 太郎坊 〜 富士こどもの国

山中湖きららを出てからは、登山駅伝のチームメイトのスーさんとしばらく併走する。

ここからすばしりまでは、比較的走りやすい砂礫のトレイルが続くなんて聞いてたから
甘く考えていた.... それを言っていた方のレベルが自分と違いすぎたか?

実は走れる稜線は三国山から先で、三国山までは直登という程の登りではないが、走る

には急すぎる登りが続く続く...

明るい間であれば、気分も違ったのだろうど、時刻は23時を廻り、足の脛に張りも感じてい

きたし、あんまり無理してこんなところで攣ったりしてもと、ペースを調整しながら登る。

あとで、ここからトレランポールを投入すれば、疲れも違ったのになあと思ったけど、確認

すると、この区間は「ストック使用禁止区間」でした。


BORN TO RUN

三国山山頂にたどりついたけど、試走してないし、ルートもちゃんと地図みて予習してなかったので、

自分がどのあたりで、須走まであとどれくらいなのか?さっぱりわからず、登って、走って、少し下っ

て、また登っていた..

BORN TO RUN

立山からの下りはふかふかして、ゲーターが無いと、靴の中が砂だらけになるようなくだりが

続く。

このあたりになると、前後に誰もいない一人旅になる事が多いうえに、怪しい分岐もところどころ

にあり、ミスコースしてないか?コースマーカーの反射テープを確認しながら、下っていった。


53キロ地点のすばしりに、9時間43分で到着。予定に対してまだ30分の貯金はキープしてる(^^)

BORN TO RUN


道の駅すばしりには仮眠をとるスペースがあり、早くもここで仮眠をとるランナーもいる。

「ばななさん」は、アイマスクまでして寝てるし(笑)

自分は、とにかく水ヶ塚駐車場まではあまり休まずに行くつもりだったので、水分とジェルと

フルーツをしっかり取って、15分程で出発。

太郎坊までの距離は8キロ、そして上昇距離は約600メートル

予定どおり、ここからでトレランポールを使う事にした。

問題は、全く練習してないので、使いこなせるのか???という点だが、長丁場だから

そのうち慣れるだろうと楽観的にに考えていた、というよりは開き直っていた(笑)

といっても、あざみラインの舗装路ではポールは刺さらないので、ほとんど遊んでる

ような感じだったけどね。

あざみラインを3キロ強登ってから、道路右側の本来は立ち入り禁止、当然試走も禁止の
東富士演習場に入り、通称ジープ道?を通って、の区間に


しかし、これがすぐに登りかと思ってたら、演習地の中を奥へ、奥へといった
感じで、いっこうに登り始める気配が無く、ライトが照らす場所以外は真っ暗で前後に

誰もいない状態の中、ルートを外れてないか、マーキングテープを確認しながら小走りしたり

、早歩きしたりと、暗がりから誰か飛び出してきそうな雰囲気の中を進んだ

3キロ程進んだか?おもむろに登り始めたと思ったら、今度は急勾配をほとんど直登。

ここで前の選手に何回か追いついては追い越しながら、富士山御殿場太郎坊に到着。


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午前2時38分。気温のぐっと下がった太郎坊にたどり着くと、先行してたスーさん見っけ。


この頃はさすがに胃が怪しくなってきてたのだが、あったかそうなカップヌードルに引かれて

半分だけだったけど、いただきました。

↓スーさんの手(笑)

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太郎坊から水ヶ塚駐車場までは、なんと、富士山スカイラインの山側車線を800人のランナー

の為に通行規制していたんだ!

水ヶ塚駐車場の関門時間が午前7時と早い時刻に設定してある理由は、これだったんだね。

しかし、真夜中の誰もいない舗装路というのは、なかなかモチベーションが上がらず、

当然ペースもほとんど歩き...


6キロの舗装路を1時間もかかって、水ヶ塚駐車場にようやく到着。


午前4時近い標高1446メートルの水ヶ塚駐車場は、思ったよりは気温は高かったが

それでもじっとしてると身体が冷えてくる。

あとは、富士山こどもの国まで一気に下るだけの筈。自分の少し後に入ってきたすーさん

と一緒にエイドを後にした。


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コース上にあるスキー場を通る時には、東の空が黄金色に染まってきて

スキー場の直下の林ではこれまで聞いた事がないほど賑やかな小鳥たちの

歌声がまさにこだましていた。


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なかなか走れない追い越し禁止の狭い山道、枯れた小川の中、崩れた山道をくだり

子供の国が近づくにつれて、ヘッドランプの光の明るさに反比例して、廻りがどんどん

明るくなり1度目の夜が明けてきた。


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疲れた身体を励まして、別荘地を抜け、林道を走ってようやく富士山こどもの国に

まさにたどり着いた。

ここまで16時間17分。予定タイムより4時間も早い!?


ドロップバックを受け取ると、「山民会」のパーソナルエイドを見つけたので、椅子に

かけさせてもらい、荷物の入れ替えをした。

しかし、自分が考えていた以上に、睡眠不足と疲労が思考力を鈍らせていたようで

折角入れていたドロップバックのジェルを、持っているので足りるだろうと(足りない!)

そのまま戻したり、天子山塊の為に入れておいたヘッドランプ、ペツルミオRXPをザックに

入れたまでは良かったが、ミオ用の単三電池の予備を入れ忘れてしまったり!

なんだかんだと、30分以上かかったかな?

ここまで来たら、とにかく西富士中学校まで行くぞ!と思う気持ちとうらはらに身体は

動かなかった(笑)

それでも、とりあえず、エネルギーだけは取らないとと、あるもの胃に詰め込んで、A8に

向けて立ち上がった。結局、40分以上はこのエイドにいたのかも?


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日がだんだん登っていき、気温もあがってくる中、林道を過ぎ、

UTMFのコースで、一番つまらなくて心が折れそうになり、こんなつまらないコース走らされるなら

来年は出ない!とも思った、東電高架下の果てしなく続いたアップダウンでへろへろになりながら

西富士中学校にたどり着いた。

こどもの国についてから、なんと5時間半近くも経過していた....


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UTMF完走記  杓子山 ~ A2二十曲峠 〜 A3山中湖きらら

二十曲峠までは13kmだが、前半の最大のピーク、杓子山を越えなければならない。
杓子山までは、急な林道を約7キロ、おおざす峠まで登り、そこから狭い登山道に
入る。

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おおざす峠から杓子山、二十曲峠、そして石割山までのコースは、忍野トレイル
レースで走ったことのあるコースだったのだが、5月4日に雨の中試走した際は、粘土質
の登山道は全くグリップせず、登りも下りも足の置き場に気を遣いながらだったので、
かなり時間を要してしまった。
大会前日の木曜日の東京は雨だったので、今回も早めにここを通過しなければと、
こころもち急いで登ってきたのだが、幸いにもこちらは降らなかったそうで、心配していた
山頂付近はドライコンディション。でも、下りの岩場は渋滞気味だった。


おおざす峠 18:53
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選手用コースマップでは、河口湖から杓子山登り口までのストック禁止区間の表示が漏れていて
大会直前の16日にホームページにその旨が載せられていたが、コースマップには杓子山の前後
のみストック禁止区間となっていた。
このため、結局、杓子山登り口までがストック禁止なのか、杓子山の下り口までずっと禁止なのか
その場にいる大会スタッフもはっきりしてなかったようで、ストックを使っている人もいたが、使用禁止

.

自分はすばしりまではストックは使わない作戦。


19:21
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↓5月4日に雨の中試走した際の登山道 滑りまくって危険な状態
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2時間30分の予定が3時間5分かかってA2二十曲峠に到着。 貯金が25分に...



20:25
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楽しみにしていた蕎麦は売り切れ?だったけど、この手作りパン屋さん(笑)のアンパンは

美味しかったなあ。 全種類食べてみたかったけど、水ヶ塚公園の関門まで余裕がある

わけではないので、先を急ぐ事にした。


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満点の星々と真っ暗な石割山を越えて、A3山中湖きららまでは約6キロしかないので

1時間15分で到着し、早速、また腹ごしらえ(笑)まだまだ胃は元気!


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今回が本邦初公開という「山中湖まりも汁」!!

さすがにマリモではなくて、ダンゴだったので一安心(笑)

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つづく


UTMF2012完走記 スタート〜A1

いざ、河口湖へ


ここ2週間くらいは、睡眠がまともにとれてなかったうえ、
大会前夜は、いつものビールも我慢したのが余計に悪かったのか(笑)
1時くらいまで寝付けず、睡眠不足のまま横浜駅からツアーバスで会場
に向かった。


バスの中で少しでも寝ようと思ったけど、やっぱり寝れないんだよね(><)
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予定より1時間近く遅れ、12時過ぎに会場に到着すると、多くの選手が既に

到着していて、スタート準備に余念が無い様子。

自分も直ぐにゼッケンを受け取り装備チェックカウンターで必須装備の確認

を受ける。


ちなみに、必須装備だけで、こんなにある!!

(1) コースマップ、コンパス

(2) 携帯電話(大会事務局の緊急連絡番号を登録しておく)

(3) 個人用のカップもしくはタンブラー(150cc以上)

(4) 1ℓ以上の水

(5) ライト2個(動作確認済)、およびそれぞれの予備電池

(6) サバイバルブランケット

(7) ホイッスル

(8) テーピング用テープ(包帯、ストラップになるもの。80センチ×3センチ以上)

(9) 携帯食料

(10) 携帯トイレ

(11) レインウェア(山岳の悪天候に対応できる防水性を備えたもの)

(12) 足首丈のランニングパンツ(長ズボン)、あるいは膝の隠れる丈のレギンスやタイツ

(13) 熊鈴

(14) ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)

(15) 保険証

(16) 配布するナンバーカード、計測用ICチップ(両足に装着)

(17) 配布される蛍光テープ


これ以外に着替えや防寒着、手袋、トレランポール等を持つことになるので、

個々の軽量化を考えないと、水を入れた総重量が4-5キロになったりする。



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午後2時30分、開会式で盛り上がったところでついに午後3時のスタートを迎えた
BORN TO RUN


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トレイルレースでは見た事のないような大勢の人たちが沿道から声援してくれる中

河口湖大橋を越えて、先ずはA1までの18キロの区間を、一団となって進む。


BORN TO RUN


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河口湖大橋を越え、湖畔から民家や畑の側を通って4キロ程進むと、

傾斜の急な(5から10度くらい)広い林道が始まる。

先は長いので坂道は歩く人も多いが、ゆるいペースで走りながらすすむ。


前を走るサンダルの外人。そう、「Born to Run」の登場人物でもある、

ベアフット・テッドその人でした。話しかけたら、気さくに握手してくれました。

これで完走したのかな?

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長い林道から、トレイルへ。 試走した時に見逃してしまった登山道入口。

少し登った後、一気にA1富士吉田工業団地を目指して下る、4キロ程の

走れるトレイルが続く。

下りはふかふかトレイルで、気持ち良くスピードが出せるので要注意(笑)

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トレイルを抜けて街中を横断し、歩道橋を渡ってA1の富士吉田工業団地に

2時間20分で到着。自分のこの区間の予定タイムは3時間20分だったのに

1時間も早く到着していた。いきなり、オーバーペースだったか?とも思ったが

、多くの人も同様に感じたようだった。

ロードや舗装林道にふかふかトレイル、全般的に走りやすいコースにスタート
後の興奮から、ペースが上がったか?

BORN TO RUN



つづく