下を向いて歩こう! | ♂紳士的雑記帳♂

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――――服を脱ぎ、街へ出よう。

寡黙で勤勉、冷静沈着かつ謹厳実直な紳士的紳士が粛々と綴る日々の奮闘記。

きっとそこには新たな発見が・・・!

どうもこんにちは、幼少期は町内一の昆虫博士だったミュラーです(´◉◞౪◟◉)ノ

来週、尾瀬に行くことになりまして、
トレッキング用の装備を整え、
靴を慣らす意味も含めて高尾山に登ってきました!

やる気に満ち溢れていた私は、
途中のスーパーで天然水7リットルを重りとして買い、
それをリュックに入れて登ることにしました。

・・・いやぁ、キツかったです。

高尾山登頂にはいくつかルートがあるのですが、
私は基本的に「清滝ルート」か「稲荷山ルート」で登ります。
今回は稲荷山ルートにしました!

山頂までは約3.1kmの道のりで、
ほどよいトレッキングが楽しめます!

それでも日頃の運動不足がたたって、
山頂まで3時間程度かかりましたがね・・・!

もちろん写真を撮りながらだったのもありますが、
休憩を挟まずに登り続ける体力は今の自分にはないようです。

尾瀬は大丈夫なのか!?

甚だ心配ですが行くしかありません!
がんばるぞー!

というわけで、
トレッキングの様子など貼っていこうと思います(´∀`)
お時間のある方はポチポチと見て行ってくださいな!
※今回は長辺420pxでアップロードしています。
 クリックしても大判画像にはならないのでご了承ください。


駅前の小川からすでに自然がお出迎え!

ミヤマカワトンボ


山道はこんな感じです!






歩きづらそうに見えますが、
実際はさほどでもありません!

そして山道には普段あまり見かけないような植物やキノコ!

ハナイカダ


わかりません


わかりません


ニセアシベニイグチ(?)


恐らく前日の雨で抜け落ちてしまったんでしょう、
立派な老菌でした。

こちらのキノコは裏返して、
こうして爪で少し触ると・・・



 ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓



ちょっとわかりづらいですが、
触った部分がみるみる青く変色していきます!

こうした特徴を持つキノコにはイロガワリというものなど、
結構似たものが多いのです。
正直私もニセアシベニイグチという確信はありません!

山に入ってこのように抜け落ちたものがあったら、
裏返して棒でひっかいてみると「おおっ!」となるかもしれません。
一緒にいる人は驚くかもしれませんね(´∀`)

裏側が黄色いスポンジ状になっているのが特徴です。

はてさてどんどん進んでゆきます。


てきとーに撮ったらなんか神秘的だった・・・!


街中でも見かけるキジバトも、
山道で出会うとなんだか新鮮な気がします。


休憩地点の見晴台、四阿に到着!曇り!


ふと手すりの下を眺めると・・・

オカトラノオ


ダイミョウセセリ


少々休憩を挟んで出発!

オオバジャノヒゲ(リュウノヒゲ?)


キノコ♪


シロツバメエダシャク(?)


ちょっと見づらいですが、
ミノのようなものに掴まっています。
もしかしたら羽化したてだったのかも・・・?


しかし詳しい生態がわからないので、
正しい種名もわかりません。
似たようなものも多いです。

ちなみに「それがなんという種類なのか」を確認する作業を、
『同定』といいます。





ど、ど、ど、ど、
童貞ちゃうわ!







あ、言いたかっただけです!ごめんなさい!
( ´ー`)フゥー...

山道に戻ります(´∀`)ノ

目を凝らせば足元に小さな花が。

ヤブコウジ


ふと見上げればそこにも花が。

テイカカズラ


そしてまた足元には・・・

キノコ!


撮っているとそこに、
ファーブル昆虫記でも知られるセンチコガネ!


私はセンチコガネを幼少の頃よりよく知ってはいたのですが、
名前の由来はてっきり「1センチくらいだから」だと思っていたのです。

が。

実は「雪隠(せっちん)」、
つまり昔のトイレである雪隠が訛って「センチ」になったんだそう。

なんでそんな名前かと言いますと、
センチコガネはフンコロガシと近い生態を持っていまして、
動物のフンに潜って、それをエサとするからなんです。

結構丸くてコロコロしていて、光沢もあるかわいい虫なんですが、
ちょっと素手で触るのは控えた方がいい虫さんでございます。

ここには貼りませんが、
道中、タヌキのフンに潜っているところを激写してございます。

いずれ機会があれば興味のある方にだけお見せしようかなと(ΦωΦ)フフフ…

そして見つけました。不老長寿の霊薬(とも言われる)・・・
シロキクラゲ!


ブナハリタケ(?)


わかりません


≪名前が残念シリーズ≫

ヌスビトハギ(盗人萩)
実の形がサングラスのような感じなんですが、
当時の人から見たら
「盗人が足の裏を付けずに、足の側面だけで歩いた時の足跡」
のように見えることからこの名前になったとか(諸説あり)
種は衣類につきやすい、いわゆる「ひっつき虫」の植物。


キジョラン(鬼女蘭)
この実が成熟すると茶褐色になり、
さらに内部の種の白い綿毛がはみ出してくる。
それがあたかも「鬼女」のようであることから鬼女蘭となったそうな。
ちなみに「蘭」とついているけれどもガガイモ科であり、
ランとは無縁というのもなんだか残念な気がする。


続きましては謎ベリー。
おいしそうですがキイチゴでしょうか?



(´ェ`)-3ハァ…

まだまだ写真はあるのですが、
今日はこの辺りで・・・!

読んでくださってありがとうございました!

ではでは(´◉◞౪◟◉)ノシ