昨年のちょうど今くらいに
ブログにもアップしている
武蔵小山の「穂のか」へは
あれから毎月のようにお邪魔しています。
定番メニューも
毎月飽きの来ない
日本酒に合うものばかり
いつも頼んでしまう
いぶりがっこのコロッケは
いつか家でも作ってみようと
昨年から思いつつ
実行できていない一品です。
今回からはこの定例会の幹事で
フードアナリストのお仲間
きき酒師のカズさんが酔いが回る前に
ミニ日本酒講座をしてくださいます。
「ひやおろし」についてわかりやすい
解説をして下さいました。
おいしく、勉強。感謝です。
加えて昨年もそうでしたが
秋の味覚には
日本酒のお供になる
食材が目白押し・・・ぎんなんをはじめとして
まこも茸
海老のほうが目立っていますが
牡蠣
すきやき仕立ての 鴨
秋の深まりを実感します。
で・・・
肝心のお酒は
今回はじめてオーダーした
秋田の「栗林」(りつりん)
一瞬「平林」と見間違えたという単純な理由で
選んだのですが
私好みの奥深く、バランスのとれた
食材を引き立てる
まさに「日本酒のなかの日本酒」
舞をひとさし・・・(舞えませんが)
と言いたくなるような
クラシカルで美しいラベルにも心惹かれました。
こちらは山口の「わかむすめ 」
酔いのせいで若干手ぶれしております。
こちらは
「若くないのにわかむすめ」
「バカ娘とわかむすめ(娘同席でしたので)」
といいながらオーダー。
薄にごりですが
スッキリとした味わいで
一見やまとなでしこ風で
中身は
サバサバとしたキャリア系のむすめさん
でした。
〆のいくらご飯は
飲んだ後にぴったりな
上品なサイズなので
罪悪感も薄めです(笑)
定番・・・季節限定・・・
どちらも外せないので
リピート必須のお店です。
急階段にも慣れてきましたが
くれぐれも気を抜かないようにしなくては。
全国から、「実力派で個性的」と言われる
10の蔵元さんが集まり
日本酒をテーマに行うクルーズパーティ
「日本酒オーシャンズ」の記念すべき
第一回に幸運にもお誘いいただきました。
東京湾をハート型にめぐる
シンフォニーラインでの
サンセットクルーズです。
乾杯は「くどき上手」の発砲タイプ。
ビュッフェスタイルのお料理の数々も
日本酒に合いそうなものが
いろいろ。
焼き鳥
鯛めしなど「和」の食材もいろいろありました。
蔵元さんが自ら注いでくださった
「手取川」は父や伯父も
よく飲んでいた加賀のお酒。
10蔵のお酒をいろいろと飲み比べ・・・
同じ蔵元でも味わいの違う
2種類が楽しめて
まだ暑さの残る
初秋の夕方にぴったりの
キリリと冷えた一杯は・・・
船上ということも手伝って
すぐにほろ酔い気分に(危険)
外の風にあたろうと
デッキに出ると
生演奏の音楽と
波の音が
ふわふわした体にお酒とともに
心地よくしみてきます。
頭上にはかもめと青空と
時々旅客機。
帰りにレインボーブリッジをくぐるころには
すこしづつ
夜の帳が降りてきて
黄昏の東京湾の波音と
談笑する人々の幸せそうな
笑顔に囲まれて
夢のような2時間半になりました。
それにしても
船に乗ると妙に血が騒ぐのは
昔、船長だった祖父の血筋なのでしょうか。
このイベント、次回も是非参加したいと思いながら
下船したことは言うまでもありません。
日本酒オーシャンズ
facebook ページ
https://www.facebook.com/sakeoceans
神戸でよく行く炭火焼き鳥のお店「炭玄」。
少し甘めのしょうゆだれでいただくおかわり自由のキャベツは
来店してから最後までお肉の合間に
エンドレスで食べてしまいます。
おすすめの「ひねぽん」
お肉がジューシーでねぎたっぷり。
材料を丁寧に仕込んでいる
こだわりが伝わるひと皿です。
とり刺しのおいしさに思わず日本酒をオーダー
ここのお店、実は「飛露喜」をはじめ
日本各地の銘酒を
置いてあるところも魅力なのです。
わが地元神奈川 いづみ橋酒造の
夏ヤゴは売り切れ寸前・・・最後の一杯でしたが
味わうことができました。
ささみの柚子こしょう焼き
鶏皮
手羽
など定番の焼き鳥にも
国産の材料と鮮度にこだわっているのがよくわかる味。
マヨネーズが添えられた
うずらの卵のベーコン巻き
お弁当のおかずとして真似しようと思います。
こちらは海老のベーコン巻き。
今回はじめてオーダーしてみましたが、
次回も食べたいひと品でした。
最近始めたというだし巻きや
〆の鶏雑炊にも時間をかけて仕込んだ鶏スープのうまみが感じられました。
何度か訪れているうちに
女将さんとも顔見知りになり
「今日もいいお酒ありますよ」と言われるようになりました。
またどんなお酒と出会えるのか、
次に来店するのが楽しみです。
炭玄HP:http://www.sumigen.net/
