#麦穂動物園 気まぐれ日誌
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ゆるゆるコラム◇深夜のひとりごと

本を読むのが好きになったのは

つい数年前の話だった気がするけども

本を読む人が賢いとされている理由がイマイチ分からずに居た。

というか

本を読む人が偉いとか、賢いとか、頭が良いとか

そんなことは小さな頃からいろんな人に聞いてきて

言葉としては出そうと思えば平気で口に出せるんだけど

それが

どう言う意味かをちゃんと説明出来ない限りは

分かったなんてとても言えない

本を読む人は賢いんだよ!なんてとても言えない

本を読む人は賢いんだ。って誰かに言われても

イマイチぴんと来ずに、目を丸くして

なんで?って

ちょっとポヤッとしてるだけ

そんな理由で、

私は数多のものごとに対して

分からないことがたくさんたくさんな

ぽややぁんとした人間である。

言葉通りに受け取れよ

と、言われた回数は数知れず。

そうか。なるほど、私が悪いのか。

言葉の真意や中身への理解に関して口にすることはきっとタブーで

世の中には正解を口に出しちゃいけないルールみたいなのがあって

それを嗅ぎ取れないから、なんだか怒らせてしまう

これはつまり

私が劣っているんだな。と。

そんな中で、本を読んで過ごしていると

不思議なことに

説明ができるようになって

本を読む人がどうして賢いと言われるのか

見識が広いとされるのか

自分の言葉で説明できるようになったりして

ようやく、ようやく、世の中に追いついた気持ちになったりする。

言葉ってのは、これだけ種類が溢れていても

とても、不自由なもののように思う。

言葉になった瞬間に

強烈な意味がついてしまうから。

本質はいつも言葉にあるのでなくて

言葉になる前の気持ちや思考にある。

とてもとても曖昧で繊細なもの。

どうしてその言葉になったのか

言葉は、結果でしかない。

昔から、私は言葉をスルーしてそれを掴もうとしていた変わり者であったことに気付いたりなんかして

そっか。なるほど。と

そりゃ、怒られる。

本質なんて、しゃべってる本人にはまず自覚がなくて

下手をすれば目を逸らしたい部分にあたるものだから。

また1人納得していたりする。

私は実に嫌なやつだな。笑

言葉選びってとても大切。

気持ちを言葉にすることって

言葉にして気持ちを伝えることって

すごく、すごく難しいと感じる

たいてい、自分が思っているまんま

伝えたいまんま伝わることはない

誰しもに、ちょっとズレて伝わって

でもお互い違和感もなく

そのままニコニコと会話が進んでいくのを

いろんな場面で感じながら眺めてきた

私も、たくさん受け取り間違いをしてきてると思ふ

それでもお互い楽しく過ごせるのは

そこに信頼や好意があるからで

誰かを想う気持ちって素敵だなあって思う。

良い悪いの感覚ではなく

寂しいとかそういう感情でもなく

なんていうか、川とか海とか森とかが

綺麗な部分だけじゃないように

言葉のすれ違いや喜怒哀楽に対し

大自然の一部を穏やか〜に眺めているような気持ち。

バレないように上手に隠して過ごすけど

本来とても口下手で人見知りな私は

言葉より行動で示しがち。

それでも

選んだ言葉の意味は、その言葉を選んだ理由は

せめてきちんと、

分かるような説明が出来る大人で居たいなあ

そう居られるよう

ぽやぽやとまた本を読み続ける(*´ω`*)

 

 

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