中学時代、部活仲間内で始まった麻雀が、瞬く間に学年の男子ほぼ全員に流行ったっけ。
その中でワイと山舗(とあと一人。H君としておこう)のハマり具合はダントツだった。
学校帰りは毎日カード麻雀(って今あるのかな?)したり、週末は麻雀合宿と称して誰かんちに泊まりで遊んでたりしてたなあ。
高校二年の夏は、最強戦の名古屋予選に一緒に行ったなあ。(本当はダメだけど、時効という事で)
大学は山舗は関西、ワイは関東に出たのでそれぞれ普段は別の場所で麻雀に勤しむ。
たまの連休とかでは彼が関東来たり、ワイが関西行ったり。
大阪で競技麻雀に目覚めたようで、遊びに行った時に、Hと一緒に柴原さん(当時プロ協会Aリーグ)の教室に参加させてもらったなあ。
こっちに来た時は一緒に麻雀博物館行ったり(遠かった…)、最強戦ファイナルの観戦(たろうさんの四暗刻の年)行ったり、協会Aリーグの観戦行ったり(居眠りしてつまみ出されたw)したなあ。
よくよく考えたら、一緒に色んな体験したなあ。
20代の頃は貧乏だったため、関西遠征の時は宿泊費を浮かすために山舗んちに泊めてもらってたなあ。
今考えたら随分と甘えさせてもらったもんだ。
気付いたらお互いプロになってた。 ワイはμ、山舗は協会。
彼がBIG1を取った時は当然採譜してたけど、優勝の瞬間は嬉しい、と悔しいが半々のよく分からない初めての感情に驚いたっけ。
昔に比べて会う機会もグッと減ったけど、認定プロになった時とか、将王決定戦に初出場した時にふと連絡くれるのはとっても嬉しかった。
ごく稀に思い立ったように会うのだけど、話すのは麻雀の事ばかり。 30年の付き合いで、プライベートの話した覚えほぼなし。 掛け値なしの麻雀馬鹿、というか麻雀そのもの。
高校時代からずっと彼の方が強くて一度も勝ったことないくらいで、更に研究熱心なもんだから、「負けるものか!」と思いながらも、力も実績もドンドン離されてゆく感覚に、悔しいような賞賛したいような、これまた不思議な気持ちになってたなあ。
今回ワイがようやく追いつき、将王のタイトルを引っ提げて、関西インビテーションカップに乗り込む。
それを聞いてか、山舗も予選に出場、圧倒的な成績で予選通過。
相変わらず強えじゃねえか、マイ・ベスト・ライバル。
かかって来いや。 王の力見せてやんよ。