こんにちは、黒田治療室の黒田です。飲み会が多くなってくるこの季節。絶対になりたくないのが二日酔いですよね。そもそも日本人というのは、アセトアルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人が多くて、二日酔いになりやすい人が多いといわれています。なので、今日紹介する食べ物を上手に使ってつら～い二日酔いを解消しましょう！

二日酔いに効くのは、この3つの働きをもつ食べ物
・脱水症状を解消する
・低血糖を解消する
・肝機能を上げる(アセトアルデヒドの分解を促す)

アルコールには、利尿作用があると言われています。飲んだアルコール量より多くの水分が排出されるため、脱水症状が起こります。また大量のアルコールを飲むと肝臓は糖分をつくりだすことができなくなり低血糖状態に陥ります。さらに、脱水症状・低血糖にくわえ“アセトアルデヒド” という体内のアルコールを代謝・分解する時に出来る有害物質が二日酔い症状の多くを引き起こすとされています。
頭痛・吐き気・疲労感・ダルさなどの二日酔い症状は、脱水・低血糖・肝機能の低下(アセトアルデヒドの分解がされない)の状態です。最初に上げた3つの働きを持つ食べ物を食べる事で、二日酔い症状を軽く・早く解消する事が期待できるのです。

二日酔いに効く食べ物
◆はちみつ
二日酔いの頭痛を解消する一番いい方法は、はちみつを舐めることなんだそうです。これは「全米頭痛財団」の研究でも科学的に実証されているとのこと。はちみつには、果物の大半には含まれない果糖の一種が含まれているので、それが頭痛を和らげてくれます。食べ方としては、お酒を飲む前後や翌朝にスプーン一杯のはちみつを舐めるだけでオッケー。どうせならマヌカハニーを使うのも良いようです。
◆梅干し
梅干しのピクリン酸が肝臓の機能を活性化し、アルコールの分解を助けます。また梅干しの酸味のクエン酸が、体の疲労を回復して二日酔いのだるさを軽くします。
◆しじみの味噌汁
しじみには肝臓に良いとされるアミノ酸がたっぷり含まれています。そして味噌には肝臓の中でアルコールが脂肪として蓄積されるのを防ぐ働きがあります。なのでこれを飲むことで、二日酔いで弱った肝臓が早く元気になってくれるんですね。さらにショウガを入れると、胃の血行を促進してくれて胃のむかつきも抑えてくれます。
◆トマト
トマトのリコピンがアセトアルデヒドの働きを抑制し、二日酔いの症状を軽くします。またトマトの酸味であるクエン酸が胃の働きを良くします。トマトそのものだけでなく、トマトジュースも有効です。お酒を飲む前や飲んでいる間にトマトやトマトジュースを摂ると、二日酔いの予防も期待できます。
◆カレー
カレーに入っているターメリックの成分にウコンが含まれています。ウコンは二日酔いに効果的なように、ターメリックが含まれるカレーは二日酔い解消に有効なのです。二日酔いが多い方は、自宅にパウチタイプのカレーなどをストックしておくと良いでしょう。二日酔いがひどくてカレーは食べられない…という場合は、スープを加えてスープカレーにすると比較的食べやすいです。また、飲んでいる間からカレーを食べておけば二日酔い予防に繋がります。

体の水分・栄養を補って、肝機能を上げる食べ物を摂る事で二日酔いを早く解消する事が出来ます。ついつい楽しくなってひどい二日酔いになってしまったら、二日酔いに効く食べ物・飲み物を摂って早めに症状を良くしましょう。二日酔いに効く食べ物はストックしておくといいかもしれませんね。

おカラダに関するご相談は黒田治療室へ
TEL：045-321-0565
お問合せフォームはこちら

横浜駅西口より徒歩5分【黒田治療室】
MTS　脳・脊髄神経機能調整
黒田治療室webサイトはこちら（web予約２４時間受付中！）

TEL：045-321-0565
住所：神奈川県横浜市西区北幸2-5-13西口幸ビル401

忘年会シーズン！二日酔いに効くのはどんな食べ物？