natuerのブログ

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最近観た2本は「スノーホワイト」と「臨場 劇場版」

スノーホワイト・・・原作はグリム童話の「白雪姫」なのだが原作の雰囲気は欠片もない。
新伝説「白雪姫」と言ったほうがいいのかもしれない。グリム童話の原作、・・・日本語訳されていない・・・・にはもともと恐い部分があると聞いたことがある。この新伝説はその部分が強調されているのだろうか・・とも思った。日本で普通に知られている白雪姫とは異質な作品に仕上がっている。それが良いのか良くないのかは観た人が自身で感じる方がいい作品だと思う。

私としては、原作「白雪姫」と関連づけて観ないほうがいい作品だと思う。

臨場 劇場版・・・・なるほど「臨場」と納得する仕上がりだ。感覚としては「相棒 劇場版」を観るのと酷似した作品だ。テレビの1時間枠のものを2時間枠に拡大した感じだ。テレビの1時間物と微妙に違うかなと思えるのは「個人対組織」の色合いが出ていることかな。主人公こと倉石がテレビでは組織なんて何とも思ってないように見える。しかし、この作品では倉石自身の持ち味は変わりないものの組織の壁に突き当たる。そこらへんがこの作品の見所かもしれない。
映画「戦火の馬」・・・タイトルから容易に想像できるように戦争物だ。
第一次世界大戦の下、イギリスとドイツとの戦争が舞台だ
一頭の馬が戦火の下で馬の目線で見た世界の作品。

馬の名前はジョーイ、もともとは農耕馬だった馬が戦争の開始で軍の徴用されて軍用馬に。
数々の戦場の戦火の中をくぐり抜けていく。

馬からしてみればイギリスもドイツも関係ない。敵も味方もない。戦場での労役に耐えて生き延びるか否かの現実しかない。将校を乗せて戦場を駆け抜けたと思えば負傷兵を乗せた馬車や大砲を引く労役に就いたりと生き物というより道具に近い扱いを受ける。

労役に耐えられず死んでいく馬も描かれていた。それが馬の目線から見た戦争の惨さの表現だと思う。
当然、兵として銃を片手に生き延びている戦争の熾烈さの描写が少なかったので他の戦争物とは微妙に後味が違う。この作品の主役はジョーイなのだ。ジョーイの元の飼い主もイギリス軍の兵士として参戦している。軍用馬として徴用されたジョーイを追い求めて。そんな姿もあまり描かれていない。・・・最後には巡り会えるんだけど。

この作品の終わりの方でジョーイは離れ馬となり戦場を走り抜けているうちにはり巡らされた有刺鉄線が全身からみついて身動きが取れなくなる。そんな時イギリスの兵とドイツの兵が協力してジョーイを助ける。
敵も味方もない馬の目線で描写されているのだ・・・と印象に残るシーンがある。
さて、助けたのはのはいいが敵対する兵士同士、ジョーイの所有をどちらが持つか・・。
コインの表か裏か・・投げたコインのどちらが出るかで決まる。

戦争は終結してジョーイも平和な生活に戻る。元の飼い主の下に戻る。

私の個人的感想では、・・・まず戦争物は基本的に好きではない。今回の作品のように間接的に表現されているだけでも十分に戦争の悲惨さは伝わってくる。間接的な描写だから観ることができた・・ような気さえする。戦争は直接的に描いても、間接的に描いても悲惨な結果しか残らないということだとだと思う。



映画「山本五十六」観た。

観た直後の感想は・・「戦争ってこんなものだったけ?」というものだった。そもそも、映画の視点が司令官という高い視点だから仕方ないとしても軍事を美化しすぎているような気がしてならない。

それに加えて当時の日本の風潮が映画のとおりならば、戦争の責任は軍部だけでなく国民にもその一端はあると思える。「景気が良くないから戦争でも始めて景気を良くしてくれ」なんて台詞を聞いた時にはなんという風潮なんだ・・・・と不快感を覚えた。まるで戦争が公共事業と同じ感覚でとらえているかのようだ。当時の日本の戦争はロシア、中国といった海の向こうで・・言ってみれば対岸の火事・・やっているもの。本土には全く影響がなかったから命のやり取りという感覚がなかったのかもしれない。情報といっても新聞とラジオくらいしかなかった当時、情報操作をされて限られた情報しか手にできなかった。当然国民には政府の都合の良い情報しか届かない。世論は当然政府の都合のいい方向で形成される。そんな中での台詞の一節、新聞の「我が軍の損傷は軽微なり」の報道に・・・本当に軽微かというとほとんど嘘と言ってもいいくらいに真実身がない・・・「船一隻沈んでも何百人という人が死んでいるんだよね」というシーンがあった。それが人の本音ではないだろうか。

それだけでなく、当時から日本は石油や鉄という資源は外国・・特にアメリカから・・に頼っていたというではないか。資源の多くを外国に頼っているのは今も同じ・・・そんな日本に今、戦争をやれる力があるか否かは考えるまでなく・・・NO!だ。当時でもこの状況は大差はないはず。山本五十六は基本的には戦争には反対、期をみては講和を取り付けようとしてしていたのそうした国情はわかっていたのだろう。

そうした諸事情が本当にわかっていなかったのは政府であり、軍部の本部だ。山本五十六が司令官という立場にしても反対の意思は貫けなかったんだろう。軍事が美化されていると感じる理由の一つはここにある。

今は情報も新聞やラジオに限らないので同じ間違いを犯すことはないだろうが、日本は「忘れる」ことが得意な国だ。歴史の事実として、警鐘的な意味でも、忘れてはいけない。この映画賛賞賛するわけにはいかないが忘れっぽい日本には一石を投じた価値はあるかもしれない。
Ayaka Hirahara with オーケストラアンサンブル金沢  松本公演に参加してきました。
生のオーケストラとA-yaの生歌のコラボ良かったです。
最初は生のオーケストラの音に馴染むのに少しの戸惑いはありましたが、何しろ初めてのことなんで。

さて、それはさておき今回のコンサートは時間的には2時間30分の2部構成になっており、途中20分の休憩時間がありました。時間的には2時間くらいなのでツアーと同じかな。1時間で20分休んでまた1時間という感じでした。ツアーの時なら2時間くらいは一気に駆け抜けるところなんでしょうけど。

今回のコンサートはサブタイトルがあり「my Classics」
当然クラシックがメインになりました。
「おひさま」の関係で使われた音楽がメドレーで演奏されたりしました。オーケストラで演奏されるとこんな感じの曲なんだな・・と・・納得

今回のプログラムはこんな内容でした

1  オペラ「カルメン」より前奏曲
2  Jupiter
3  新世界
4  ノクターン
5  おひさまメドレー
6  ブラームスの恋

休憩・・・・・・・・・・・・20分

7  仮面舞踏会
8  パガニーニの主題による狂詩曲作品43第18変奏
9  CARMEN
10 くまんばちの飛行
11 もしもモーツァルトがハリウッドの売れっ子作曲家だったら・・・?
12 Danny Boy
13 ラヴ・ラプソディー

1曲目、5曲目、8曲目、11曲目はオーケストラのみの演奏でした。これ以外は言わずと知れたA-yaの曲です。生のオーケストラと生歌の共演・・・・ひたすら聴き入りました。

ブログラムを見た時、「くまんばちの飛行」を見付けて・・・・岡田先生のベースなしでどうするつもりなんだろうか??? と思い期待半分、不安半分でした。今回はオーケストラがついているのでだいたいの予想はできました。ちなみに、これはA-ya自身からの提案だったそうです。そして、聴いて思ったことは岡田先生のベースはオーケストラにも負けない素晴らしいベースだということ。すご過ぎです。A-yaのボイパも力強くさらに磨きがかかってました。

ツアーのメンバーは少数精鋭であることを再確認せずにはいられませんでした。このコンサートを聴いてますます次のツアーが楽しみになりました。

アンコールは当然のように「おひさま」

サブタイトルが「my Classics」なので「My Road」までは披露して頂けませんでした。生歌の「My Road」早く聴いてみたい。

コンサートも終わり帰宅の途に着く頃は21時を過ぎており寒かった。会場が暖かったのかな。

今日普通に仕事していても・・・・何となく余韻を引いているような。

 
映画「三銃士」・・・観てきました。「三銃士」自体は映画化されるのは初めてではなく過去にも何回か映画化されていますが、今回は「バイオハザード」の監督が作った作品ということである程度の完成度のある作品と期待して映画館に足を運ぶ。

2Dと3D、吹き替え版と字幕版があり、3Dの字幕版を観た。

感想は、と言うと「ストレートに面白い」作品だった。3Dの字幕版は映像と字幕の両方を追わなければならないのでストレスを感じることもしばしばなんだけれど・・・映像を追うと字幕を見落としたりなんてこともあったりして。この映画はそこらへんのバランスが良かったというか両方楽しめた。3Dの映像なのだけれど2Dの自然な感じで楽しめた。映像の迫力は3Dを選択して良かったと思えた。

2時間の作品なのだけれどストーリー展開に中だるみなどもなくて最初から終わるまで一気に時間が駆け抜けたような作品だった。邦画のなかにはストーリー展開の中で中だるみであくびが出てしまう物もあるのですが、そういったこともなく「ストレートに楽しめた」という感想の理由の一つに挙げられる。

アクションもことさらに強調されることもなく自然だった。映像の演出としてよく出来ていた。

この映画はDVDになったら・・・保存、と鑑賞、・・・兼ねて買ってもいいかなと思えた。

もし、時間が取れたらもう一回くらいは観たいかも。