古賀志山主稜線上の山頂と御嶽山との間に朱塗りの鳥居がぽつんと立っている。
昭和末期、群馬県高崎市片岡の宗教法人「大世自神霊宗」が建立した小社跡である。
往時、白装束を纏った信者の方々は、次のような前倫詞を唱えて修行に励んでいた。
「先祖の業と自分自身の業、現在の業を消滅してください」(一唱)
「アジマリカム」(三唱)
群馬県の榛名山中の天狗山に一大拠点がある。
追伸:
国土地理院の地図には、古賀志山主稜線上の山頂と御嶽山との間に鳥居の記号が見える。この場所を「御嶽神社」とか「古賀志大神」と勘違いした記述を目にすることがあるが事実誤認である。念のため。