Cindy Sherman/シンディ・シャーマンの記号

シンディ・シャーマンの写真は、<映像デザイン>の手法が使われている、そのシーンから、多様な現実を垣間見ることができるだろう。それは、受け手側が、多くの広告や、映画・TV等の映像からの印象もあるだろうし、現実の体験からもあるだろう。
「女性」の記号としてのシンディ・シャーマンは、 
「もし、私がこの時代とこの場所に生まれていなければ、こうした表現をすることはなかったでしょう。そして私がもし男だったら、このような方法で作品を生み出すことはなかったでしょう。」

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(c)Cindy Sherman 1954-



記号のシステムのなかの映像デザイン:
そのシステムの記号の世界では、事象のニュース映像さえも虚構のイメージ記号(映像デザインされたモノ)となる、それは受け取り側の認識のあり方でもあろう