昨日から先天性股関節脱臼について書いています。

昨日、
「太もものシワの位置が左と右でズレていると病気の可能性がある」と書きましたが、
これはあくまで可能性です。

実際、私の上の子も左右でシワの位置がズレていました。

この病気について知っていた私は足を開いてみたりしましたが、シワ以外に異常はみられませんでした。

そのため、健診まで様子をみていました。

乳児健診時に整形外科の医師にみてもらいました。
すると「シワはあくまで見分ける方法の一つで、絶対ではない」と言われました。

それもそうか！(　ﾟ ▽ ﾟ ;)

なので、シワが左右で違っても不安がらないでくださいね。

太っている子はシワが左右非対称のこともよくあります。

この病気は生まれた後の環境で発症することもあります。

注意するのはこんなことです。
・足首をもって引っ張らない
・抱っこする時は赤ちゃんの股に腕を入れ足を開いた状態にする
・洋服は足が開くのを制限しないものにする

大切なのは足を開いた状態を保つことです。

足の開きの見方はこんな感じです↓

右と左の両方の開き方を診ます。
この時にコクッとなるかどうか、
写真のように足がガバっと開くかどうか
（脱臼の場合、開きが悪くなります。）
チェックです(^o^)丿

明日は股関節脱臼の診断と治療について書きたいと思います。

先天性股関節脱臼（２）