みなさん、こんにちは。
コウイチ先生の本日のレッスンです。
テーマは「腹式呼吸3」です。


今回の呼吸は数ある呼吸法の中でも
一番おすすめの呼吸です。
使うパーツは「腰」です。

この呼吸を通して得られるものは、
支えがなくても、伸びのあるしっかりした
声が出せるというものです。
極端に言うと、力を入れていないのに、
信じられないようなしっかりした声が
出せるというものです。

図を見てください。



コウイチ先生のブログでボイストレーニング!


図の中の○の位置に
両手を軽くにぎった状態であてます。
そして口から「アー」と声を出します。
この時の声は、小さい声でだらしなく出します。
そして声を伸ばした状態で、
腰を数回前に押してみます。
すると押されたことにより、
声が「ウォン」という感じで変化します。


小さい時に胸をたたきながら、
「われわれは宇宙人だ」をいう
遊びをした記憶がありますが、
あんな感じで声が変わると
第一段階がクリアです。
この時に体に余計な力が入っていると
変化が弱いので、
リラックスして、押されているのにまかせて、
声を出してください。
また、押すタイミングに合わせて
喉で声を太くするのもダメです。
腰を前に押し出した感覚に委ねて、
声が変化することを楽しんでください。


第二段階は腰を押す時間を少しずつ
長くしていきます。
押し方は指圧するようなイメージで
前方に押していきます。
押されたことによって、前に足が出ても良いです。
最初は押さずに声を伸ばしていて、
途中で腰を前に押すことにより、
声が変わる感じがつかめたでしょうか?
(※押す前と押した後で音が変わってもOK)


うまくはまると、
発声そのもののシステムが変わるくらい、
大変重要な呼吸法です。
文面だと理解しにくいと思いますが、
自身のトレーニングに生かしてみてください。


それでは本日のレッスンを終わります。