もう隠したくない
突然のカミングアウトですが僕は障害者手帳2級を2005年にもらいました。そして福祉制度に助けられました。そこに至るには以下のこう言った背景があります。
高校1年で不眠症を発症。引きこもりになり親戚の家と実家生活を転々。そして高校2年の秋に自殺未遂をして病院に3ヶ月入院しました。気が付いたら病院のベッドにいました。長い入院生活でした。
しかしその後も親に病気の知識はなく精神は鍛えればどうにかなる、という発想のもと高校を中退し海外留学を経験しました。言うまでもなく上手くはいきませんでした。高校卒業に5年費やしました。
帰国しても世の中にはメンタルの病気がただの気のもちようという風潮もあったと思います。両親もそうでした。自分でもこんなの病気ではないと言い聞かせ、大学受験をし失敗。そしてその後は自分にスポーツインストラクターになるという、病状からは不可能な目標を立て2000円する栄養ドリンクを飲んでアルバイトをしていました。この頃は精神の不調のMAX。
自分で自分がコントロール出来ずにアルバイト代は2日で使い果たし、9万ほど必要のない借金までしていました。気が付いたら留置所にいました。罪名は窃盗です。当時21歳でした。筆舌しがたい罪悪感でした。今でも思い出すとつらい。
その後にマイノリティーのボランティアをしている人と出会いその方の助けのおかげで上文での生活に至ります。
アルバイトをしたりリングに上がったりしてますが今はまだ療養中です。
最後の締めがあやふやですが、メンタルの病は心ではなく脳の伝達物質の異常による病気なんです。
これからは自らの体験をもとにして同じ境遇にある方にほんの少し寄りそって行きたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。