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サラリーマン生活27年 これから社会へ出る息子達へ… 残しておきたい親父の言葉/マイナビ
¥価格不明
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先日、ご案内しました2作目の電子書籍が、発売になりました。

この本は、私がサラリーマン生活の中で感じた事、生きてきた教訓を詩にしたものです。

私の実家は、商売をやっていたので、常に親父の背中を見て育ちました。

しかしながら、サラリーマンというのは、親父の背中を見せる事ができません。


親父の背中・・・とは、自分自身が大人へと育ってきた証であり、育ててくれた感謝でもあります。
息子達が、そんな風に感じてくれるかは判りませんが、親父の背中は私にとって超えられなかった大きなもの・・・そして、これから訪れるであろう色んな人生の一番暖かいテキストなんです。
そんな親父ですが、今から約8年前に他界してしまいました。もう見る事の出来ない、一生、超える事の出来なかった大きな背中です。

私は、今から10年以上前に、不治の病の一つとも言わる「膠原病」という難病を患い、一時は「余命半年」の宣告を医師から受けた事があります。
現在は、長い治療もあって、また周囲の協力もあって、寛解に向けて健常者と同様に元気に生活出来ております。
が、健康そうに見えるこの身体も、日々歳を重ねていく中で、衰えを感じるとともに、小さな病気をする度に「いつ何があっても・・・」感じる事もあり、元気なうちに生きた証を残したくなりました。


そして、親父の背中を見せる事は出来なかったけど、親父の言葉、親父の想いを残せたら・・・と感じる様になり、筆に想いを込めて一字一字描きました。
そして、描いているうちに、何故かドンドンと元気になってきました。

それは、恐らく「少しでも長くいきたい」「親父の他界した70歳は絶対に越したい」「息子達へ、もっともっと色々と伝えたい」という気持ちが、心を元気にさせてくれたのだと思います。
やっぱり子供というのは、凄いパワーをくれます。

私は、正直言って、こんな風に本を描くなんて思ってもみなかたったし、まさか出版出来るなんて夢の夢だと思っていました。
しかし、47歳にして、一つの大きな夢を実現する事ができました。

約8年前に私は離婚し、息子達とは別々に暮らしていますが、

そんな親父を息子達は、遠く離れたところから、何かを感じてくれるでしょうか?
私の想いは、息子達へ伝わるでしょうか?
そして、もう一人の息子・・・現在のパートナーの息子は、もう一人の親父の背中を感じてくれるのでしょうか?


この本は、離れて暮らす、また生きてる間に何回会えるか判らない息子達へのメッセージです。
そして、今、一緒に暮らしているパートナーの息子へのメッセージです。


もし、私と同じ境遇の方がいらっしゃいまいしたら、共感して頂けると嬉しく思います。

また、一緒に暮らしていても、なかなか親子の会話が難しくなっている方々がいらっしゃいましたら、
是非、何かを感じて頂ければ嬉しいです。

もしも、親子の絆があるとすれば、その絆を大事に生きていければと強く感じます。

もしもチャンスがあれば読んで頂き、親子について何かを感じて頂けたら、幸いに思います。

宜しくお願い致します。