「おおかみこどもの雨と雪」は、なかなかの良作・・。
映画館、きたよー?
今回のオープニングは、ラベンダーミクが担当です・・
おおかみこどもの雨と雪を観にきたんだ・・。
フェイトちゃんの楽しみにしていた映画です・・
フェイトちゃん、オオカミ好きだもんね・・
だそうです・・
とりあえず・・、おなかすいた・・。
大盛ポップコーンと、ドリンクのセットに
なのはポストカード(全3種)のオマケつきです・・
ではでは・・、さっそく、レビューと行きましょう・・
※というワケで、反転モード発動です
本作は・・、サマーウオーズのような、ド派手なエンターテインメント性は
コレといってはないのですが、なかなかの良作であります・・
雪の日に生まれた、狼少女の雪の目線で語られる
狼男と恋に落ちた母親と、おおかみこども達の成長の記録が
ドキュメンタリータッチに描かれた、この作品の魅力は
多岐にわたるとともに、イロイロと考えさせられる作品でもあります・・
苦学生の女の子が、やはり苦労人のモグリの聴講生で
とてもココロ優しい、ニホンオオカミの血を引く狼男に恋に落ち
2人の子供を授かるモノの、父親は事故(あるいは、駆除?)で亡くなり
狼の死骸として、ゴミ収集車で回収されてしまうという悲劇が
この物語の始まりです・・
※父親の名前は、最後までワカリマセン
狼の血を引く子供たちは、「ワイルドだぜぇ?」を絵に描いたような
やんちゃぶりを発揮し、都会のアパート暮らしはとても無理・・。
狼として生きるか・・、人間として生きるか・・、その選択肢を探しに
母親は、立山黒部の山里に引っ越すコトにします・・
幼少期は・・、天真爛漫なおてんば娘でありながら
しっかり者の「お姉さん」の雪と、貧弱で内気な「頼りない弟」ぶりを
遺憾なく発揮する雨の対比が、とても印象的ではあるのですが
「人間の女の子」に目覚める雪と、不登校を繰り返すうちに
次第に野性に目覚めていく雨の成長が、とても印象的に描かれています・・
幼少期の雪は・・、本当に・・、それはもう「とにかく」可愛くて
雪が動くたびに・・、場内のそこかしこから、笑い声が聞こえてきました・・
学校に通う時には、「狼にならない」という母親との約束を
転校生の草太の「ケモノ臭い」というコトバが原因で、破ってしまう雪でしたが
その草太とも、次第にココロをかよわせるようになり
おそらく・・、雪にとっての、最大の理解者となるであろう出会いもありました・・
一方の雨は・・、学校にも行かずに、山の主のキツネさんに弟子入りし
次第に野性に目覚めていくようになり、キツネさんの引退と大荒らしの日をきっかけに
狼として生きていく決断をします・・
嵐の中を、必死で雨を探しに行き・・、必死で止めようとする母親でしたが
雨上がりの日差しに、凜とたたずみ遠吠えをする雨の姿を見て
狼として生きる雨を、温かく見送る母親・・
この物語がスゴイと思うのは・・、雨も雪も、まだ小学生の年齢でありながら
それぞれの生きる道を、すでに決めているというところですね・・
モチロン・・、それは、狼の血を引いているというのも一因でもあるのですが
このあたりは、本作のキーとなる部分だと思います・・
それにしても・・、幼少期の雪も、モチロン可愛いのですが
大きくなった雪は・・、母親似でありながら、母親以上の美人さんです・・
草太も・・、きっと可愛い雪に一目ぼれして、コミュニケーション欲しさに
「いらん一言」を言ったのだと思いますが、イタイ思いをしながらも
その後のガッツには、なかなか見どころがあると思いました・・
うん・・、本作には出てこないけど、2人には幸せになってほしいですね・・
で・・、あまりに、おおかみこども達が可愛かったので
雨と雪のマスコット、買っちゃいました・・
2人とも、そっくりにできてます・・
まだ観てない方は・・、ぜひ、ごらんあれっ!