今回より少しブログの雰囲気を変えてみようと思います。

このブログを読んでくれている方にピッタリなお話し・・・・。

 

~この物語は、とある小さな港町にふたりで暮らす お母さん(MAMA)と小学4年生の娘(MOMOちゃん) の、日常の記録~

 

 

それは、七夕の夜のこと。

毎年七夕の夜になると、MAMAとMOMOちゃんは、おうちの小さなベランダに願い事を書いた短冊を飾ります。ちなみに、去年のMOMOちゃんの願い事は「ケーキ屋さんになりたい」MAMAの願い事は「派遣から契約社員になりたい」でした。さて、今年は・・・?

 

「ついにこの日が来てしまったのね・・・」

MAMAはMOMOちゃんが書いた短冊を見て小さく震えました。

 

「スマホがほしい」

 

黄色い短冊にマッキーの太い方でハッキリ大きく書かれてあったのです。

いつかはこんな日が来るとわかってはいたけれども・・・

「スマホなんてダメダメ!こどもが持つとロクなことが無い!いや、大人だってロクなことが無いんだから!却下、却下!!!」

MOMOちゃんの書いたお願い事は見なかったことにされてしまい、次の日、MAMAの書いた「素敵な人と出会えますように」と共に、ベランダから撤去されました。

何とも冷たいその行動に対して、「きっとMAMAには、スマホに対して嫌な思い出があるに違いない。」と、こどもながらに女の勘が働いたMOMOちゃんは、スマホを諦めることにしました。(この件に関しては、いずれ、また。)

 

そして、梅雨明け宣言がされた直後の、ある暑い昼下がりのこと。

 

「MAMA~、あずきバーは硬いから嫌だって言ったのに~!ハーゲンダッツが食べたい!」

「贅沢言わないの!あずきバーは硬いから食べるのに時間がかかって満腹感があるのよ!しかもファミリーパックで超お得!うちはファミリー2人だけだからよその家よりお得感UP!」

MOMOちゃんは今日のおやつに不満そうです。 「うちは貧乏、うちは貧乏。」と、うつむいてあずきバーを齧った、その時!

「あずきバーでっか~四角くておいしそうやなぁ~」

という声が、開けっ放しにしていたベランダから聞こえてきたのです!

恐る恐る視線を向けると、そこには、四角い不思議な生き物が!そう、まるであずきバーのオバケみたいな怪しい生き物が立っていました。

「だ、誰よ、あんた!!!」

この世の中、人間以上に怖いものなんて無い、と普段から豪語しているMAMAが勇敢に叫びました。

「ぼくちん、怪しいもんちゃいまっせ、未来から来たotoちゃん言いますねん!」

「お、お父ちゃん?」

「ちゃうちゃう!MOMOちゃんのお父ちゃんちゃうよ!」

「お、夫ちゃん・・・?」

「あんさんの夫でもないよ!!!」

 

この生き物は一体何者なのか!?

 

次回へ続く

 

 

 

 

Makuakeにてクラウドファンディングをおこないました

『スマホの使い方を改善できたり見守りもできちゃうスマホケース OTOMOS』は、

皆様のおかげで無事プロジェクトを達成することができました。
ご支援誠にありがとうございます。

支援者様向けに返礼品を8月末日予定に発送させていただく予定です。
また、お子様向けアプリ、保護者様向けアプリのインストールなどに関しましても準備を進めておりますので、返礼品の発送時にご案内させていただきます。

また、この度の皆様のご支援のおかげで、多くの販社様、商社様、メディア様からのお問い合わせを頂きました。
重ねて御礼申し上げます。

では、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

株式会社Momo 一同