ヤマのブログ -2ページ目

ヤマのブログ

モンゴルでの日々。

さえんばいつがのー?

モンゴル、一段と寒くなってきました。
ダルハンでは、初雪を観測。
一気に冬モード。
秋はどこにいったのかしら。


さてさて、今回は我がダルハンのナーダム。
ダルハン・オール県は、今年で50周年。
それを記念してのナーダムでした。
なので、ひたすら気合い入ってて、
開会式なんか、ライブ!
有名な歌手が出てきたり、
子供たちがダンスしたり、
謎に、ロシアの歌歌ってたり。



それにしても、会場に人が多すぎ!
ダルハンってこんなに人いない。
モンゴル中からダルハンに来ている、に違いない。
そんな人ごみの中、写真撮ってたら、
カバンをごそごそ!

スリやーーーーん。

気付いたからいいものの、ねぇ。
普通のおばさんでした。
ちょっと勢いで、
「スリさん、この手でなにしてるーん?」
って、手をゴーン!と弾き飛ばしてやりました。
ささーって消えてった。忍者か!

各組織の入場行進では、いろんな姿が。

 


保健局とか、教育局とか、小麦粉の会社とか。
そして、謎のサーカス集団がいたり、
子供がモンゴル衣装着せられて歩いてたり、
かわいすぎる。



ダルハンでのナーダムのメインは競馬。
知り合いの家族の子供が、競馬に出るっていうもんだから、応援。
モンゴルの競馬は、馬の年齢でレースが分けられます。

2歳の馬は「Дааг(ダーガ)」
3歳の馬は「Шүдлэн(シュドレン)」
4歳の馬は「Хязаалан(ヒャザーラン)」
5歳の馬は「Соёолон(ソヨーロン)」
6歳以上は「Их нас(イヒナス)」

こんなに細かく区別されてるなんて~。
モンゴル語で馬ってアドー、またはモリって言うんだけど、
アドーは馬全般(馬の肉とか言うとき)で、
モリは去勢馬のことなんだって。
そしたら、年によっても呼び名が分かれているなんて~
複雑すぎます。

今回の競馬は、ソヨーロンのレースでした。
ソヨーロンのレースは、競馬の中でも人気ナンバー1。
優勝したソヨーロンの汗を触ると運勢がアップするとかしないとか。

知り合いの家に行ったときは、もう会場へ向けて出発する直前。
靴はいて、服着て、ゼッケン付けて、




女の子が乗る方のソヨーロンは、違う県のレースで優勝したんだとか。
期待が高まる~

出発前の記念撮影。




その後会場に行くと、人がいっぱい。
さすが、ソヨーロンの人気!
その日はあいにくの天気で、時より雨。
なのにモンゴル人ったら、



そこまでして見ちゃいますか?w
モンゴル人の常識は予知不可能!


そんなこんなでソヨーロン達のゴールを待って、
先頭が見えてきたー、
あの子はどこにいるのかしらー、

先頭には居ず・・

次の集団、にも居ず・・

その次の集団、居たーーー


結果は、女の子の方が8位。男の子が19位。
ダルハンのレベルは高かった~!

でもレース後の子供たちは、
なんとなく、一回り大きくなったように見えました。
泥だらけ、おつかれ。






そうそう、先頭のソヨーロンがゴールした瞬間、
モンゴル人ダーーーッシュ。
どどどどどど・・・、地響き。
ソヨーロンの汗を求めて。

私は女の子の乗った馬の汗をいただきました。




モンゴルの祭典、ナーダム。
こうして、今年は3か所のナーダムを見ることができました。
ナーダムについて、まだ知らないことがある。
もう少し研究して、ナーダムマスターになってやる!

なってどーすんだっていうね、
はは。



では、また。
ばやるたい!
さえんばいつがのー?

モンゴル、いよいよ冬が近づいております。
寒い!
みんなみんなセーターとか革ジャン着始めました。
今年の冬は寒くなるよぉ~!
と、笑顔で言われても、笑えませんっ!


さてさて、
今回はドンドゴビのナーダムについて。
ドンドゴビはダルハンから来るまで8時間!
モンゴルの南に位置している場所です。
ドンドゴビ出身の友達がその時期に帰郷するということで、
それに便乗し、観光してきました。

車で8時間って、日本みたいなバスでも大変だけど、
モンゴルのバスはこれ。



ナーダムが開催されるせいか、大人数。
これに40人以上乗りこみますw
2人掛けの椅子に3・4人座ります。
モンゴル人ケツでかくって蒸れるんさ。暑い
んでもって、途中でエンジンの調子が悪くなったり、
タイヤがパンクしたり、
この旅、大丈夫か?・・

南に進むにつれて、草の丈が短くなって、色が薄くなって、
石の形が変わったりして、同じモンゴルなのに違う景色。
砂漠が近づいてるぜーって感じ。荒野。
こんな生き物もいた。

  

丈の短い草がやたら生えてるから、
ちぎって匂いを嗅いでみると、
ネギ!!!まさにネギ!!!
モンゴル人に聞いたら、
「ネギだよ~」、だって。
普通の返答過ぎて、あーそう。ってなったけど、
驚いたよね。
これがそのネギ。

  

これが地面一面に生えてます。
モンゴル人はこれを摘んで、塩漬けにして保存する。
それを、小麦粉と練って薄く延ばして焼いたり、
スープの中に入れて食べたりする。
これがまた、うまい。感動。



ドンドゴビのナーダムでは、弓矢を初めてみました。
20mくらい離れた所から、的を狙って矢を放つ。
日本の弓道ですね。
フォームが人それぞれで、デールを着てるのがまたかっこいい。

 
 
もちろん、女の方だってやりまっせ。
デールが鮮やか、モンゴルカラー。
なんか、かっこいい。



そのほかには、もちろんモンゴル相撲。
見たその時は子供の試合をやってて、
体がまだ細い!
これから、ぶくぶく太っていくんだろうね。
目指せ朝青龍。

  

そして、ボルガンで見れなかった競馬。
今回はしっかり見てきました。

  
 
こんなちっちゃい子供が20キロも走ります。
衣装が可愛い!
スタートの時には、無事に帰ってこれるようにという儀式が行われます。
親たちは、子供を送り出した後、
空にむかって、無事に帰ってこれるようにと手を合わせます。

 

 

走りきった子供たちは、土だらけ。手も真っ黒。
もちろん馬も汗びっしょり。
モンゴルの子供たちのたくましさに、改めて感心。
日本にはない、モンゴルの素晴らしさです。

そして、モンゴルの大自然も改めて感動。
地平線。
果てしなく広い、空。
地球が丸いって、実感する。
空に包まれてる感じ。

 

なんか、ポエムみたいになった。w
このまま続けると、完全ワールドに入るからやめとくね。
モンゴルがまた好きになりました。



あいらぶもんごりあー
空に浮く。いえーい。





では、ばやるたい!

 さえんばいつがのー?

今回はボルガン県へ行ったことを。
もうボルガンには5回ぐらい行ってて、
ダルハンから約3時間のとこ。
中心街は直線200mくらい?
歩いてると、あっというまに草原!
自然がいっぱい、木がいっぱい。
なんか、田舎~って感じで好きな街。

今回はナーダムを見に行きました。
ボルガン80周年を記念してのナーダム。
「今年のナーダムはすごいでー。」
ってモンゴルの方々は口をそろえて言ってました。

去年は首都のナーダムを見て、会場がでかくて、
相撲も、朝青龍も、めっちゃ豆粒だったけど、
やっぱし田舎。みーんな近くてよく見える!
むしろ、客席じゃなくて中に入って見られちゃうよね。w

そこで、去年は見れなかった、シャガイという競技を見ました。



 
 
競技はいたって簡単。
シャガイ(くるぶしの骨って意味)を、
でこぴんみたいな感じで弾いて、的に当てる。

でもなかなか当たらない。
簡単そうに見えて、実は難しい。?
そんなに難しくないんべー、やらしてみ!
っておっちゃんに言ったら、
断られた。え

次の日、朝から競馬を見るって言うんで、
気合いで、早起きだ!って思ってたら、
まさかの雨。
寝ますー。の熟睡。
競馬見れず、というか見ず。

結局昼ごろまで寝て、
ボルガンまで、何しに来てん?
って思ったり思わなかったりしながら、
今日はどーしよー?
と、その時バレーボールの大会があるという情報。
スポーツ隊員、黙ってられませーん。

ナーダム会場に行くと、バレーコート出現。
草っぱらバレー大会です。

 

モンゴル人の方々とチームを組んで、
慣れない草っぱらコートで戦いました。


その結果、第3位に入賞!
まー、全4チーム中だけどね。
でも賞金ゲット。
まー、ビール買って終わりだけどね。


まさかのナーダムでバレー大会に参加したけど、
楽しめた~*
バレーやってるうちに雨もやんだし、
相撲とか見れて、大満足。
こうしてボルガンに来た目的を果たす。


ってか、専門種目バスケのはずなのに、
モンゴルに来て、全然バスケしてない。
そろそろバスケしないと忘れるw



こんな、ボルガン旅日記でした。
ではまた。
ばたるたい~