チャンネル・グー

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お酒と音楽と昼寝を
こよなく愛する
建築屋で建築家
&カエル王子 ^^

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前回からの続き・・・・

中古ギターを手にした時のお約束で、
パーツ&フレットを磨き、自分の好みの弦に張替
各微調整をする。
この微調整してると、その個体の事がよく見えてきます。



ここで、今回のYSG-Ⅱのスペックを・・・

ボディは、メイプルトップにアルダーバックのアーチトップ。
ネックは、マホガニーにローズウッド指板、ジャンボフレットで
ミディアムスケールの24フレット。

 

実際手にして思うのは、凄く作りがしっかりしているのがわかる。
どうやらフジゲン製で、前回似てると書いたキャパリソンもフジゲン製。
なんとなく見えてきます(笑)
当時の定価が62000円でこの作り、

ヤマハ恐るべし!

いや、実際若い頃はヤマハのギターって少々カッコ悪いと

敬遠してましたが、今実際モノつくりをする仕事(建築屋で建築家)してると、
凄いなぁと素直に思いますね。

指板のローズウッドなんて、自分が所有しているもっと高価な定価だった
ギター&ベースの中で、一番良いと思う。

この辺は大企業ヤマハだけに、良質な木材のストックが大量にあり、
ふんだんに使われてたと思われます。

そして、フレット端部の処理もバッチリ!
当時、同じ価格帯のギターは新品でもこの端部の処理の酷いのも見られました。
まぁ、空前のバンドブームで飛ぶようにギターが売れて、きっと工場フル稼働や
海外で作らせて、検品見落としかなかなかに酷いのもありましたからね。
逆に売れ線の人気ギター&価格帯があり、
そのスペックでは品不足で、上級機種の材料が低価格のギターに使われてた事も。
楽器屋さん時代、ギターの上手い常連さんみえて、
「ん??」とお値打ちなトラディショナルなギターを手に取り、
ジャラーンと鳴らし、「コレ、当たりやな!」と購入されたことも。
あとで、代理店さんに聞くと、PU以外は上級機種のスペックだったと判明。
人気ギターを売るための苦肉の策?
このような稀なギターが出回るから、マニアは止められないwww

ネックジョイントのヒールレス加工も、
ボディコンターも美しい!


何より抱えて弾いてると、身体に伝わる振動が良いしね!
 

肝心のサウンドも、これで定価62000円??と思うほどいい。
クリーンで弾いても歪ませて弾いても。
ホントにレベル高い。
昔、ボヤーっと「良いなぁ」って感じてたのは間違ってなかった。

最近、ヤマハのパシフィカが安い価格なのに使える1本として
各方面で大絶賛なのもわかる気がします。

改めて、

ヤマハ恐るべし!

 

もっと言うと、6本の弦がちゃんとPUのポールピースの上をちゃんと通っている。
そして、6弦&1弦の両端の弦の弦落ちしない弦間隔。
これ、たまに高価なギターでも残念な個体あるんですよね。

そんな、恐るべしな1本に少し手を加える不届きモノなワタシwww


 

 

わかりますか?
トグルスイッチとコントロールノブを交換。
グッと引き締まりますね(自画自賛)

改めて磨き上げてパチリ(笑)

 

 

本当は、PUを良いモノに交換するともっと良くなりそうだし、
これでコイルタップとかにしたら、かなりオールジャンルで使えるギターに
なるなぁと、妄想は止まりませんww

しかしワタクシ一応?ナンチャッテベーシストなんで、ギターでステージに立つ事は予定は
今のところないので、他の中古で入手したギター同様オリジナルのまま(笑)

これから徐々に、愛すべき低価格国産ギター紹介しますね。