己を誉めるなら晩年を待て -2ページ目

己を誉めるなら晩年を待て

CHAGE&ASKAファン復活の標にブログ開設。熱(苦し)い想いなどなど。日々のぼやきもいわゆるひとつの覚え書き。

■ 課外実習へ行く


わたくしは様々なカリキュラムをご用意しておるのだよ。
何て優しい元上司なのでしょう。

というわけで、今回は学校を(どこだよ)飛び出し課外実習、
チャゲアスのコピーバンドのライブを見に行く事になりました。はい。

実物よりコピーバンド先行という、なかなか無いパターンであります。

わたしコピーバンドと言いましたが、ただのコピバンじゃないんですよね。
メンバー自身がチャゲアスファンなのは勿論のこと
それぞれプロとしても活躍してる方々が集まってやるもんですから
とにかくレベルが半端ないのです。
大人の本気はこうだっ!!!っていう心意気を存分に味わう事ができるわけです。
聞いたところによるとこの日の為に、他のライブハウスが全部お休みになって、全関係者も総出で見にくるのだとか。
恐ろしき影響力。

全然上手く説明できてないと思うんですけど…凄いのよホント。

これはもう、見て頂くのが一番良いかもしれませんね。


で、こだわってるのは演奏だけじゃないんですよ。
衣装はもとよりステージ照明から、小道具まで
そう、小道具…

「ちょっwwwwあの両端のデカイ扇風機wwwwあれwwあれってもしかしてwwww」

さすがのタイ子も開演前に気づいたようだ。

「ほう。よく気づいたな。そうだ、あれは、あれの、あれだ。
 じゃぁもう一つおさらい。
 あの真ん中にある箱は、何の、何~だ?」
「えー、何だろう」
「よく思いだすんだ。あの箱が、真ん中にあったら、普通どうするよ?チャゲアスは。」
「あの箱に…足を…かけて…!肩を!!組んで!!!」

おさらいが上手くいったところで開演。
正解はこちら。

 凄いっしょ?


何というか、ホントに素晴らしかったです。
音楽が出来る人って本当に凄いなぁ、良いなぁ~と心から思ったし、
ただひたむきに、チャゲアスへの愛が、想いが、全力で伝わってくるステージでした。
MCでも一切素に戻らず、あくまでチャゲアスとして振舞うんですよね。
そういう一貫してチャゲアスで通すっていう姿勢も
個人的にグッとくるポイントだったりします。

で、二人のワチャワチャやってる感じまで細かくやるんで(しかも超真面目に)
こっちは見ててクスクスきちゃうんですよ。
あー分かるwやるやるwwみたいな。
でも、クスクスが段々ホントに本人達を見ている気持ちになって、
気づいたらジーっと見入ってるんですよね。

セトリは、ちょっとあんま覚えてないんですが←うぉい!
90年代の全ツアーを凝縮した内容、とでも言いましょうか。
ねぇ、奥さん、ゾクゾクするでしょう?

たいほこが無かったのは残念でしたが、BIG TREEには驚きました。
このブログ見てた!?と一瞬思ったわ。(あるわけねーだろ)
タイ子も
「ビックスリー!ビックスリー!」と湧いておられました。良かったね。
私の超大好き曲On Your Markもやってくれたし、
もはやタイ子と私の為のライブだったと言えるでしょう。(言うだけタダです)



終演後、何が一番良かった?と聞いたら
「PRIDEがメッチャ良かった。あれ名曲ですね!!」と言うではありませんか。

今更過ぎるだろバカヤロー!!!
とは言いませんよ、むしろ何か嬉しかったです。

「今までそんな事言ってなかったのにどういう変化よ?」と聞いたら
しみじみとタイ子は言いました。


「や~やっぱ生のPRIDEは迫力が違いますねぇ~」



や、これあくまでもコピバンだからホンモノじゃないからーーーー!!!!!!(ズコー)

分かるけど、分かるけど!
確かに私もちょっと涙出ちゃったけど!


ホンモノはねぇ、もっと凄いんだよ…ホントにね…


私はずっと、復活とかどうのより
何よりアスカさんの心の平安を願ってやまなかったのですが
この時ばかりは、チャゲアスまたやって欲しいなぁ、
と心底思いましたね。
タイ子にホンモノ見せてあげたいなぁ、なんて。



■ TOP20にも動きが


①太陽と埃の中で
②僕はこの瞳で嘘をつく
③On Your Mark
④YAH YAH YAH
⑤心に花の咲く方へ
⑥PRIDE new!
⑦higher ground
⑧BIG TREE 
⑨HEART
⑩Sons and Daughters
⑪not at all
⑫ロマンシングヤード
⑬Something There
⑭晴天を誉めるなら夕暮れを待て
⑮HANG UP THE PHONE

------------------

⑯LOVE SONG
⑰MIX BLOOD
⑱光の羅針盤
⑲なぜに君は帰らない
⑳終章



PRIDEが初登場にして6位に食い込んで、きたァーー!(何故かテンション高め)
ってなんじゃそら!
大型新人現るじゃねーよ!

BIG TREEとHEARTも上げてきた模様。
やっぱり生の迫力は違うのねぇ(だから違

「PRIDEこんなにいい曲なのに、なんで今までランク外にしてたんだろう…(ーー;)」

「そりゃ『好き好きタイマー』だな!」

あっ、これは「…ってアスカさんが言ってた」ってちゃんと言いました!はい!



最後に…
タイ子話とライブレポが入り混じった変なブログになってしまいましたが(汗
私もタイ子も、おかげで素晴らしき夜を過ごすことが出来ました。
ここにお礼申し上げます。



つづく
■ PRIDE生まれ、PRIDE状態に

輝かしい未来に向かい旅立ったタイ子、実は旅立ちませんでした(えっ
東京行きの話が、ある理由で頓挫してしまったのです。

ガーン

それを退職する2日前に聞かされた私は、白目。
深刻そうな顔で飲みに誘われた時、嫌な予感はしていたのですが(前例多し)
「それじゃ辞めること無かったんじゃないのよぉう!ぉうぉう!」と嘆いてみたところで後の祭り。
詳しくはあえて書きませんが、
これといった悲壮感はありませんのでご安心下さい。(むしろ笑える)
いずれ巣立つやろうなと思って居たし、
東京じゃなくても、活躍できる場はいくらでも有るもんね。うむ。

とはいえ、
思うようには行かないもんだな…とつぶやくしか無く。
いくらPRIDE生まれだからって…奇跡…?と思わざるを得ません。


というわけで、
完結したと落胆された全世界のタイ子ファンの皆々様。
タイ子ロスに陥った方も沢山居た事でしょう。居たと思って進めております。
しかしご安心下さい。
ここにSeason2と改め、旅を続けて参りたいと思います。
私はしつこいんです。


■ ここで一旦まとめてみる

チャゲアスを好きになる、そんな旅をはじめたシリーズ とは!!!(シリーズ化好きだな)

ひょんな事からチャゲアスに興味を持った部下に
チャゲアスの素晴らしさについて
私のような情報量の乏しいチャゲアス見習い人間が頑張って伝えたら
一体どうなってしまうのか!?というノンフィクション実験めいたバラエティ
というには程遠い、ただのブログである!


(これによる成果)
①夏の日の1993はチャゲアスでは無い事が分かった
②アスカにやたら寄って来る人はチャゲだという事がわかった
③ボーナス査定に影響するから気を使ってる訳では無かった
④チャゲアスアイデンティティに目覚めた
⑤空模様で傘なんか持つようになった

といった感じです。
Season2を記念致しまして、これまでの全10回をテーマに括りましたので
チャゲアスを好きになる、そんな旅をはじめた
眠れないままに朝の光を仰ぎそうな方は
見て頂けると良い眠りにつけるかもしれませんね。

■ そして僕らは…

業務中の不毛な会話が無くなってしまったので寂しい限りなのですが、
焦ることなかれ、今やインターネットの時代。
学習スタイルは通信教育へ!ユーキャンです!Yes!!
時代の変化に対応することも大切なのだ!

って、ただメール送りつけてるだけなんですがね…

最近は「よろしゅうじ」と「涼解(了解)」について教えました。
「涼解」のほうが使いやすいみたいです。
チャゲさんの本名も覚える事ができました。順調です。

そして、初の課外実習へ向かう事になるのですが。
これは次回に…



つづく
走れ走れ師走は短い!12月、2回目の投稿です!
やればできる!
それでは進めて参ります。

■ 歌詞の世界

師走にわざわざほじくりかえすようでアレなんですが、
アスカさんの件で、一時期テレビでは過去作品の歌詞の一部を引っ張りだしては
あれやこれやと詮索しておりました。
「どっから持ってきとんねん!」「暇か!」「それがお仕事ですかそうですかご苦労様デース(棒読み)」
とファンの皆様も憤慨されたのではなかろうか。

そしてここにも歌詞に反応を示したテレビっ子が一人いた。
「アスカさんて、いろんな歌詞書くんですね~」と。
本来ならばここいらあたりの説明は有識者であるファンプロの皆様の力をお借りした上で、
レポート無限大にまとめて提出したいぐらいだったが、
残念ながらその場には私しか居ない
「自分が感じた事、全部歌に込めるから心に響くんだよね。心を削ってきたんだよね、不器用だけどカッコいいよね。」
言いながら、だから好きなんだよなと改めて思った。自分に言ってた気がしてる。
「けっこうドキっとする歌詞なんてのもあるんだよ。」
と、群れの話をしてみた。
「え~!その歌詞チョー気になる!見た~い!」と純度100%好奇心のタイ子。
何だそのノリはw何か斬新過ぎて笑った。

曲によっては受け付けないなんていう意見も見かけたけど、逆に興味を持つ事もあるんだなと思った。
と、同時に何だか複雑でもあった。
アスカさんの歌詞は、もう語りつくせない程素晴らしい。
今までその世界にどれだけ驚き、感動し、元気をもらった事か。
私は、ちゃんと導けているのだろうかと…説明しようのない不安に駆られた。
でもタイ子は言ったんです。

「自分の感情をありのまま曲に出来るなんて天才過ぎる!普通言葉にするのだって難しいのに」

ちょっと泣けました。
いや知ってるよ、知ってるけどね。何度も言ってきたよ私は、それを。
けど何だろうね、色々有り過ぎて、どこかで触れることを恐れている自分が居たんだなと
ハッっとさせられたね。

ちなみに群れPVのアスカさんの色気がたまらないらしい…

よくよく考えてみると、今まで歌詞らしきものを提供してなかったなと思った。
アルバム貸して無かったしね。うーん、これは私の完全なるミスですな。
で、ぴあASKAに、太陽と埃の中での解説ページが有ったなと思い出したので、それと、
ASKA the BESTを貸す事にした。

「ジーンとする歌詞いっぱい有って、けっこう聴き入っちゃいました~」と
そのまま借りパクされるんじゃないかっつーぐらいの勢いでCD返って来なかった笑

「今日は『月が近づけば少しはましだろう』が聴きたくなるようなキレイな月ですね~」
その日は何十年かに一度のキレイな月の日でした。(何だったかは忘れた)
シャレた事言いやがる…
英語あんな苦手なのに国語のセンスはなかなかだと思う私なのでした。

そこモーニングムーンじゃないんや!あっこの子モーニングムーンまだ知らんやった!
あ~まだまだいっぱい有るわなぁ、と果てしなさに幸せを感じました。


■ そしてひとつの別れ

そしてタイ子は2年半居た職場を退職する事になった。

「たまには飲み行きましょうよ~全然誘ってくれないんだもん」と言われたのは遡ること今年の始めごろ。
タイ子が自ら飲みに誘う時はたいてい何か有る時で、
またあの職場の嫌なヤツに何かされたんだろうか、とか思って居たのだが、
タイ子の口から出たのは退職したい、という申し出だった。

「東京に行って自分の力を試したい」

不思議と私は寂しいより先に、ただただ、すごく嬉しかった。そして凄くワクワクした。
仕事が出来てセンスも良く、協調性とバランス、そしてその抜群過ぎるキャラクター笑
未来の可能性を感じずにはおれなかったのだ。

あの時はチャゲアスが~なんて、言って無かったんだよなぁ。
そう思うと不思議です。
新しい人生の門出に、最後の最後でチャゲアスを持たせる事?が出来て良かった、と思いました。
まだまだ若いPRIDE生まれ。この先、挫折を味わう事も有るでしょう。それこそ、今日に明日に寂しくなる事もあるでしょう。
そんな時チャゲアスの楽曲が寄り添って、また立ち上がるんだろうな。私がそうだったようにきっと。

アスカさんの言葉を、あたかも自分が考えたかのように言ってきた事は、この際、内緒にしておきます。
「木のてっぺんを切ってみると根がよく育つんだよ(ドヤァ」
「よく分かりませんがチョー名言ですね!」
「今の自分を本当に評価することができるのは未来の自分なんだ(ドヤァ」
「天才ですか?」

私はねぇ、天才じゃないんだよ。
ありがとうねタイ子。
あとアスカさんすいませんでした。ここにお礼申し上げます。


そして、あっという間に最後の日がやってきました。
私はタイ子に言いました。

「ASKA the BESTそろそろ返せよ」





おわり