10センチの子宮筋腫 腹腔鏡手術の記録

10センチの子宮筋腫 腹腔鏡手術の記録

35歳独身のサラリーウーマン、10センチの子宮筋腫発見後の経過とお金

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全然更新できないので、時系列の掟を破る。。



今日で子宮筋腫核出腹腔鏡手術から、2ヶ月と5日経ちました。



もうすっかり傷も痛むこともなく…と、書く予定だったんですが、

残念ながら今でも時々痛みます。



他の方の体験談とかを見ていて、1ヶ月もすれば完全復活して、2ヶ月したら手術したことすら忘れるんじゃないかと思ってたんですが、とんでもない。



ほんとに傷が痛まずに寝返りを平気で打てるようになるまで、軽く1ヶ月半くらいはかかりました。



回復の早さは人それぞれと聞いてはいましたが、ほんとに痛感することになろうとは。



私の場合、手術自体が6時間もかかるものだったので、やはり回復にも時間が掛かるのかなぁと、鷹揚に考えるようにしました。




手術室入室時の服装は、上は病院指定の手術着のみ。
下は私物のスウェットパンツと下着を着用。

下は手術室が寒いので履いて来て下さいとのこと。
後で看護師さんが脱ぐのをお手伝いします、だそうです。

手術室入室後、入り口で名前の確認やら看護師さんやら麻酔科医さんの挨拶を受ける。
ずらりと並んだ手術室。冷静に思い返すと4室くらいあったかな?
自分の手術室まで歩いて行って入室し、促されるままベッドに上がる。

テレビでよく見るあのライトが見えました。
なんかコワい機械とか道具がいっぱいありそうだったので、全力で見ないふりをしてベッドに直行。

上だけ見てましたが、無の境地だったので、ほとんど何も覚えていません。

ベッドに横になった私に、色んな人が術前処置。

印象的だったのは、左手甲への点滴。
痛かった・・・。

遠くでリラックス系の音楽が流されていた。
選ばせてもらったラベンダーのアロマの香りを移したガーゼが胸元に置かれる。

意味あるのかしらん?と思ったけど、点滴の痛みをふわりと香るアロマで癒された瞬間がありましたニコニコ
アロマすごい。

なんだか色々処置された後、「麻酔を入れます」と言われて、左手の点滴から麻酔注入。

痛 い わーっ!!!むかっ


麻酔時に、痺れるような痛みがあることがある、と事前説明で聞いていました。

が、想定以上の痛み。

聞いてなかったら、絶対パニックになったと思います。

腹立つくらい痛かったえっ

麻酔、、、痛い。怖い。(トラウマ)

痛みを和らげるために、誰かが左腕をさすってくれていますが、その手を振りほどくか、「止めてくれ」と言おうか迷った。

左腕の肘から下に痛みとしびれが広がり切った辺りで、意識喪失。


事前に聞いていた、服を脱がすとかは麻酔後でした。




入院3日前、登山に出かけましたもみじ

しばらく運動できないのと、今年の紅葉は観に行けないかもな~と思って、
1500メートル級の有名な山へ一泊旅行温泉

山へ向かう当日の朝、なんと喉が痛いえっ

あれだけ風 邪 引 く な !!と言われたにも関わらず、濃厚な風邪の気配叫び

ここ数日、ものっすごい急に寒くなったので、危険は感じてたんですが。。
季節の変わり目には絶対風邪を引いちゃうタイプですカゼ

しかし、宿の予約もしてるし急な思い付きに付き合ってくれた同行者の手前、今さら旅行をキャンセルして安静にしてるなんてことはできない。

旅行中、マスク&風邪薬で防御しながらの登山旅行となりました。


旅行後も、入院当日までマスク&風邪薬生活。

悪化はしなかったものの、万全の体調ではなく、入院と相成りました。


入院当日の夜、手術前日の顔見せに来て頂いたT先生。

マスク姿の私を見て、T先生、超焦るプンプン

咳と熱はないと説明(言い訳)したところ、手術に支障はないとのことで、なんとか穏便に許されました。

焦らせてスミマセンでした汗



入院前の一大イベント、荷造り。
旅には慣れているので荷造り自体は苦にならなかったですが、どんなカバンで行くのかが一番悩みました。

結局、海外旅行に使うでっかいスーツケースを採用カバン

事前に入院窓口にどのくらいの荷物で行くものなのか聞いてみましたが、あまり参考にならず汗
とりあえず病室内にスーツケースを置くスペースくらいはあるだろうと判断しました。

結果的には、旅行鞄とかを複数持って行ってかばん自体が場所を取るよりも、中身を出してしまった後は邪魔にならないところに置いておけるのでスーツケースの方が良いと思いました。

実際入院した病室には以下の設備がありました。
・高さ100センチくらいの鉄製ロッカー(中は3段)
・テレビ台の下にひき出し3段。中の一段に高さ5センチに満たない貴重品ケース(鍵付き)
・テレビ台の側面両側にタオル掛け
・テレビ台の下はホテルとかによくあるサイズのミニ冷蔵庫
・壁にハンガー×1


以下、持って行ったもの。ないと困ったもの→赤字

入退院時の服装
・アウター(ライナーがベストとして着れるもの)、長袖トレーナー、キャミ、スポーツブラ、お腹がゆるいロングスカート、靴下、スリッポン、エコバッグ

衣類
・ヒートテック半袖×2 →ヒートテックの必要性は皆無。半袖が足りていれば出番はなかった。
・長袖のロンT×2 →出番なし
・ユニクロのスウェットパンツ×3
ジップアップパーカー×1
半袖T×3(追加) →半袖足りずに追加で持って来て貰いました。
・フリースパジャマ上下×1 →暑さで出番なし。
・キャミソール(サラファイン)×7
・スポーツブラ×3
・ブラ付キャミ×1
・サニタリーショーツ×3
・ショーツ×4
・靴下×7 →入退院時しか出番なし。
ラゲッジオーガナイザー×2 →洋服と下着を分けて。棚に入れる用に。

病室内は常時27℃に管理されていて、厚着は全く要りませんでした。

 ホットフラッシュの所為もあり、暑くて暑くて困ったくらいです。
 元々暑がりなので、ほぼ半袖で過ごしていました。羽織るもの(パーカー)があれば十分。

 痛みの所為で前屈みに歩いていたので、術後4日間はブラもつけずキャミと半袖だけで過ごしてました。
 結果、スポーツブラを使ったのは入院時、退院前日(外来へ行った日)、退院時のみでした。

 靴下も、暑いしほとんどベッドにいるので不要。

 入院前に心配していた、ワンピースの方がいいんじゃ疑惑については、セパレートのパジャマとかの方が絶対良いですワンピース
 ほぼ毎日お腹の傷を診て貰うことになるので、お腹を出しやすい服装がベストです。
 術後は傷に防水テープを張っているので、パンツのゴムも特に気になりませんでした。


入院の手引きに書いてあったもの
・室内履き →100均のスリッパ。退院時に捨てて帰ると戻ってこないおまじないになると聞いて。
・洗面器 →100均。シャワーのみなので、洗面器としては利用せず。お風呂行く時にグッズを入れて持って行きましたが、なくてもよい。退院時に捨てて来ました。
・箸、スプーン →割箸×20本くらい、100均のプラスプーン(10本入)短期間なので、使い捨てで十分。術後は洗う元気もなし
・布巾 →使わず。
・シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔料、日焼け止め
・ボディタオル

婦人科からの指示で持って行ったもの
・ナプキン夜用×1パック(12個入り) →5個でよいとの指示でしたが1パック持って行った。やはり多かった。夜用が要る程の出血はなかったです。
・ナプキン昼用×1パック(30個くらい入り) →退院後まで微量の出血が続いたので、必要でした。
・水筒 →300ml用。白湯や紅茶を飲んだりしてましたが、絶対に要るというわけではないかな。
ボックスティッシュ
蓋付コップ →100均のストローが差せる蓋付のプラカップ。これが私的にはmust of must!術後、動けない時に本当に重宝しました。食事の時も夜喉が渇いた時も、寝たまま水分が取れるってなんて素晴らしいんだと泣きそうになりました(大げさ)

ストロー →前述のコップ用。20本くらい持って行きましたが、結局使ったのは5本くらい。取り替えるタイミングがわからず。。
バスタオル×4 →1枚はベッドに敷く用。顔色が判断し易いように、ビビッドな色は避けた方が無難と言われました。
・フェイスタオル×3 →使わず。病院は感染症防止用にペーパータオルが常備されているので、顔を洗ったりした時もそれを使ってました。

旅行ノウハウ&ブログを参考にして持って行ったもの
マスク×7 →乾燥対策。咳が酷かったので、あってよかった。
のど飴、飴 →乾燥と全身麻酔後遺症の咳対策。
耳栓、アイマスク →同室の方の物音具合に寄りますが、持って行った方が無難。
・ホットアイマスク →使ってみたけど、暑くて悶絶。使うんじゃなかった…。
・フェイシャルパック×5
・リファカラット →暇なときにコロコロやろうと思ってましたが、思った程は使わず。痛みが落ち着くまではさすがにコロコロできませんでした。
 →ないと意外と困る。
櫛、ヘアゴム
・リネンスプレー →常用のものがあればあってもいいかと。お風呂に入れない手術翌日にラベンダーの香りに癒されました。
・S字フック →バスタオルとかの洗濯物を大き目の買い物袋に入れて見えないところにつるしてました。買物袋と合わせ技でゴミ袋やよく使う小物をベッド脇に吊るしてた、という情報をよく見かけました。あった方がもしものとき便利。
・買い物袋 →なくても困らないけどあった方がよいかな。洗濯もの入れに大きいのをひとつだけ利用。
・洗濯ネット×2 →洗濯前の着後の下着と服を入れる用。
洗濯用洗剤(1回分) →術後はそんなに洗濯できる元気があると思わなかったので、少な目。
・ティーパックの紅茶、ドリップコーヒー、ココア →給茶機があってお茶とお湯、冷水は汲み放題。お茶は美味しくないです。朝食がパンだったので、紅茶やコーヒーはよかった。
ウェットティッシュ →100均の30枚×2個入り。1個使い切らなかったけど、食事の時に手を拭いたり重宝。
・100均の小物用洗濯干 →お風呂後にボディータオルや洗顔ネットを乾かす用に使いました。
・電源タップ(3口) →ベッドサイドに電源タップ(4口)が設置されていたので不要でした。
・ウォークマン →テレビは有料で、しかも横向きにならないと見えない。体勢的にもつらかったので、テレビを見ず、代わりに音楽を聞いてました。耳栓代わりにも。
・本 →手術翌日から、1日1冊、合計5冊くらいは読みました。
・遊べるスマホアプリ →TOEICの勉強用アプリを入れていたので、結構暇つぶしにやってました。

後で持ってきてもらったもの
・ハンガー×1…備え付けはあったけど、2本目が欲しかったので。
食器用洗剤とスポンジ…水筒用。


たかが1週間、されど1週間。
最終的にブログ見て足したりした小物の方が、あってよかったな~と思ったことが多かったです。

貴重品を持ち歩く用に巾着とかポーチがあると良いとのブログもよく見ました。
私は貴重品ケースに入れて、鍵も見えないところにしまい込んで後は放置してましたが、入院する病院の雰囲気とご本人の気質によるかなと思います¥


1日目:入院日
 13:30 入院
 病棟看護師さんからフロア内説明を受ける。
 体重、身長測定。
 看護師さんによるおへその掃除。(剃毛、浣腸なし)
 薬剤師さんから下剤と安定剤の処方。
 夕食。
 22時就寝。

2日目:手術日
 朝から絶食。
 9時までにアルジネードウォーターを500ml飲む。
 手術担当看護師さんから術前説明。
 13時、歩いて手術室へ。
 術後、手術室から回復室へ。

3日目:手術翌日
 AM、回復室から病室へベッドのまま戻る。
 歩行にトライ。トイレまでは行けず。
 痛み止めの点滴外れる。
 術後着からパジャマに着替え。
 手術後の出血があるため、ナプキン装着。
 毎食後の下剤の処方。
 昼食(重湯)
 歩行に再トライ。トイレまで到達。尿カテーテルが外れる。
 夕食(5分粥)
 夕食後、痛み止め1錠。
 腸がぐるぐると動いている気配がするも、ガスが出ず、お腹が張って辛い。

4日目:手術から2日目
 早朝、トイレに歩き回ってるうちに、ガスが出始めるアップ
 朝食(粥)
 昼食(普通食えっ
 ドレーン撤去。傷跡は縫わずに防水テープのみビックリマーク
 術後初シャワー。
 夕食。
 ひどい咳が出始める。ホットフラッシュも出る。
 痛み止め1錠。夜半、ナースコールで眠剤を貰う。

5日目:手術から3日目
 不眠、ホットフラッシュ、咳がひどい。
 お通じが良くなりすぎるので、下剤の服用中止。
 朝食。
 咳止めを処方して貰う。
 昼食。
 シャワー。
 麻酔科へ術後問診。
 洗濯。
 夕食。
 痛み止め、咳止め、眠剤。

6日目:手術から4日目
 採血。
 朝食。
 昼食。
 シャワー。
 夕食。
 咳、不眠、ホットフラッシュは全く収まらず。
 採血の結果、鉄剤処方。
 痛み止め、咳止め、鉄剤、眠剤。

7日目:手術から5日目
 朝食。
 昼食。
 外来での術後検診(内診)、手術痕に張っていたテープ類除去。退院判断。
 シャワー。
 夕食。
 痛み止めがなくても耐えられる。咳止め、鉄剤、眠剤。

8日目:手術から6日目
 朝食。
 昼食。
 ホットフラッシュを抑えるためのホルモン剤と、テープ類での若干のかぶれありのため、かゆみ止め処方。
 退院クラッカー



想像以上に全てがさくさくと進み、あっという間の入院生活でした。

4日目の初シャワー辺りはおっかなびっくりでしたが、
身体に繋がっていた全ての管が取れたことで気持ち的にかなり元気になりました合格




同席してもらう家族と多忙なT先生とのスケジュール調整に難航しましたが、前回の訪問から8日後、N病院に術前説明を聞きに伺いました。


看護師さんからは「丁寧にお話しする先生なので、説明は長めにかかると思います」とのこと。


両親の住む実家は遠隔地なので、近くに住む姉に同席して貰いました。

通常は予約不可の時間帯に無理矢理T先生が時間を調整して頂いたようです。


手術着のT先生から、前回頂いた事前資料をひとつひとつ、絵まで描きながら、じっくり説明頂きました。


おへそと、他3カ所に1センチ未満の切り込みを入れて、筋腫を取り出す腹腔鏡手術。

素朴な疑問は、縮んだと言っても8センチもある筋腫をどうやって取り出すの?ですよね。

「林檎リンゴの皮を厚く向いたような形にして、おへそから取り出します」

だそうです。

うーん、想像つかない。


「取り出した現物は、手術直後のご家族への説明時にお見せします。

 もしぽっぷさんご本人が筋腫を見たかったら、携帯で写真を撮っておいてもらってください」


取り出した内臓(?)を写メる!?えっ

シュールだ汗

こう見えてもゲテモノ苦手なので、遠慮しましたけど。。



後、手術後は翌日から歩いて貰いますとのこと。

「手術後は絶対痛いです。

 痛いですけど、歩いた方が回復も絶対早いです」


翌日から歩くって、大丈夫なのかな。

痛いとかどうのより、傷が裂けて内臓が飛び出したりしないか、心配です叫び


そんなこんなで、時間を惜しまず質問にもきちんと答えて頂きました。


姉の反応は「わかりやすくて丁寧な説明だったね音譜」とT先生を高評価。



次は一週間後。

ついに入院です。


ちなみに、麻酔科医の説明も先生の術前説明も、本当は入院後に一回で済むのかもしれません。

入院後、説明を受けている人を何度か見かけました。


私の場合はT先生との対面と信頼関係構築というミッションがあって、二回、余分に呼ばれたのかな~という気がしました。

やっぱり医者と患者の信頼関係、要るでしょ!グー


思い込みかもですけど、前向きにそう信じていますにひひ



N病院への術前検査後、Hクリニックへ最後(6回目)の注射に行き、「手術がんばってねー」と見送られて、再度N病院への訪問。

6回目の注射以降、思い出したように副作用が頻発して、かなりしんどかったです。


予約前日、当日の仕事は休みを取っていて、説明を受けるだけの予約だったのを軽く見て、飲みすぎるビール

結果、寝坊して病院から電話が入り、しこたま怒られるガーン


ゴメンナサイ汗


予約の1時間遅れで到着した結果、予定よりもかなり待たされましたが
後の予定が入ってないので苦も無く、自業自得を噛みしめながら待たせて頂きました砂時計


麻酔科では、身長、体重、飲酒量や喫煙状況、既往歴やアレルギーの有無なんかを確認。


飲酒回数/週:6回
飲酒量/回:750ml


1週間で750mlですよね?と朗らかに聞かれたので
1回ですね、と目を逸らしておきましたワイン


麻酔科で嘘ついて、麻酔が効かなかったらコワいですよね!?


とりあえず、アルコールを多量に飲むから麻酔が効きにくいということはないと聞いて、ちょっと安心。

母もこれを心配していたので、安心させてあげられるわ~と思いました。


そして、全身麻酔とはなんぞや、から、
手術前、手術中、術後の麻酔のかけ方の説明。

種々ある麻酔のリスクやデメリット、輸血のリスク等、コワい話をたくさん聞かされます。


その後、婦人科検診。


始めてT先生と対面

私と同い年くらいの爽やかな先生でした。


お医者様としては若い気がしてちょっぴり不安感の残る私に、改めて腹腔鏡手術の内容説明と、所要時間や手術中の処置なんかのご説明。


麻酔科の説明と重複する部分もありましたが、丁寧に説明頂きました。


印象に残った説明。

手術中は血栓(いわゆるエコノミー症候群)を防ぐために、ふくらはぎのところにマッサージ器みたいなものを着けること。

N病院には、自己血回収装置という最先端?装置があり、手術中の出血をろ過して自分の身体に戻すことができるとのこと。


多くのブログとかで目にしていた、自己血採取がないのはこの装置のおかげでした。


どや顔で説明するT先生にちょっと和みました(笑)


そして、N病院での初の内診。

予告なしでちょっと怯むガーン←内診嫌い。

筋腫は8センチくらいに縮んでいると言われました。


ただ、副院長、F先生、T先生と3人の先生にMRIを見て貰った中で、それぞれみなさん10センチ、9センチ、8センチとMRIでの目測値が違っていたので

実はそんなに縮んでいないんじゃなかろうか


あんなに副作用でしんどい思いしたのに叫び


そんなこんなで、次回はついに手術か~!と思ったら

「来週中に一度、ご家族と一緒に手術の説明を聞きに来てください」

えっ


実はT先生、超多忙(修行中?)のようで、私が入院する日も夜まで手術が続くので、事前の説明ができないとのこと。

家族同席での術前説明は必須らしく、家族同伴での来院指示が出ました。

その代わり、入院当日は家族の同伴は要らないとのことなので、まあ、私の手間が一度増えたくらいでノープロブレムです。


次回の説明時までに目を通しておいてくださいと、各種同意書や手術のリスク説明書類なんかを、家族保管分と合わせて二部ずつ頂きました。

ちなみに、手術時間はこの時点で未定。

同日の手術予定を見る限り、午後になると思います、というご説明でした。

手術時間の決定は、入院後になります。


その後、婦人科の看護師さんから、入院から退院までの一連の流れの説明と、入院時の持ち物や注意事項について説明を受ける。

お腹を切ったら、パジャマとかジャージのパンツのゴムが傷口に当たって痛いんじゃないか?

ワンピースとかのがよいんでしょうか?と聞いてみたら、みなさん普通にパジャマやユニクロのパンツですよーとの説明でしたワンピース

ほんと?←疑うDASH!


最後に、入院受付で入院の事前手続き。

相部屋でいいかどうかの確認や入院時間の説明を受けて、入院のしおりを頂きました。


とりあえず、頂いた冊子を熟読して、入院に必要な諸々を100均とユニクロに買いに行かないとなと思いました。



出樹前に受けた各種注意事項で印象に残ったもの。
大事だと思われるもの。


ひらめき電球ホルモン治療に入る前の諸注意(5月時点)

特になし。

お酒も飲んでいいし、今まで通り生活してよいとのことニコニコ

お酒は減らせとかダメと言われると思っていたので、一安心チョキ

特に食べてだめなものも生活の注意もなし。

煙草は吸いませんと言ったら「なら、大丈夫」と仰られていたので、煙草はNGかもしれません。

術後は激しい運動(マラソン、登山等)はしばらくできなくなるので、今のうちにやっておいた方がよいスポーツ


身体を鍛えておいた方がいいですか?とF先生に聞いたら、

「今で十分だよ」と即答。

丈夫そうに見えてよかったですシラー


ひらめき電球手術直前の諸注意(10月時点)

風邪とインフルエンザには絶対罹らないように!

F先生、T先生、看護師さんから再三の注意です。

季節柄、流行る時期ですしね汗


入院前に風邪をひいてしまうと、熱が出てる状態や咳が出てる状態では手術自体を延期せざるを得ず。

もっと悪くて、手術後にインフルエンザが発症したりしたら、手術での発熱なのかどうなのか判断つかず非常に困るらしいカゼ


仕事も家族も半年もかけて調整して来た当日になって手術のリスケなんてのは、切実に困る。

術後の発熱の原因がインフルエンザで命にかかわるとか、困るどころの話じゃない叫び


お医者様の脅し…もとい、忠告はコワいですねドクロ

心の底から気を付けようと思いました。


ひらめき電球手術後の生活の事前説明

少なくとも2~3カ月は激しい運動はできなくなるので、やりたければ手術前に。

性生活は、手術後1ヵ月からOK。
ただし、6ヵ月間は子宮破裂の可能性があるので、避妊必須だそうです。

へぇー目



Hクリニックでホルモン治療を続けること5カ月。

6回目の注射を前に、5カ月ぶりにN病院の予約の日です。


次に来るときはもう入院、手術か~病院
なんか感慨深い感じで病院へ。


なんせ二回目の訪問なので、院内で婦人科へ行くのに迷っちゃう始末ですが、なんとか婦人科へ。

こんなに肌なじみのない状況で手術を受けることに不安と戸惑いは隠せませんシラー

とりあえず、本日は手術ができるかどうかの事前検査なので、いろんな部署に行って、検査をします。

・尿検査
・身長、体重測定
・血圧測定
・血液検査
・肺機能検査
・心電図

最近摂生してて、かつホルモン治療で筋腫も小さくなってるはずなのに、全然減ってない体重にがっかりダウン

よく他の方のブログで拝見していた、自己血採取はありませんでした。


そんなこんなで小2時間くらいの院内放浪の後、婦人科にてF先生の診察。


診察ではホルモン治療と副作用の状況確認とか、
今日の検査で即日結果が出るものの内容をざっと確認して、
手術ができるかどうかの判断をされていたようです。

後はMRI画像を見ながら再度腹腔鏡手術の説明とか。


あまり印象に残る診察ではなかったです。

特に内診、触診等もなく、問診のみ。


そして、最後に


手術は僕じゃなくてT先生がするからね」


どちらさまデスカ?汗


二回会っただけの権威キラキラの執刀でも若干の不安感なのに、ここに来てラスボス変更ですかビックリマーク


F先生「T先生はなんたらかんたらの資格もちゃんと持ってて、なんとかかんとかだから安心して…云々」

ぽっぷ「…は、はあ…(混乱中)」

看護師さん「F先生も立ち会うからね」

ぽっぷ「あ、そ、そうなんですね」


看護師さんのフォローまでちょっと一瞬意識が飛びました。
F先生がT先生の説明をされていましたが、何を仰っていたのか、全く覚えていません汗


F先生が立ち会いされるとはいえ、お会いしたことのない先生の手術って不安なんですけど、私だけ?ガーン


手術というものは命を預ける気持ちで受けるものだと思っていたので
担当医との信頼関係とかはもちろん大事なんだろうな~というイメージでした。

緊急手術とかならしょうがないと思いますが、半年前から決まってる手術でもこんなもんなんですね。

医学界の常識?にかなりびっくりしましたシラー


そして今回が術前最後の訪問かと思ったら
二週間後に麻酔科の術前説明と、今日の検査結果を聞きに来てくださいとのこと。




とりあえず、病院に馴染むという言う意味では再訪は歓迎すべきところなので、快諾してその日は帰路に着きました地下鉄
ホルモン療法(リュープリン注射)は女性ホルモン(エストロゲン)低下による副作用が強いことから、 基本的には6ヵ月(1クール)以上の連続投与はできないと言われています。

6ヵ月が最長というのも初耳ですがねシラー


副作用の強いリュープリンの緩和ケアには、漢方薬の服用か、効き目を抑えるために女性ホルモンを注射する方法があると説明を受けました(これは、N病院F先生の診察時)
後で調べると女性ホルモンを少量補充する方法はアドバック療法というそうです。

F先生からは、アドバック療法は保険適用にならない病院もあるので、もしHクリニックで保険適用がなかったら、N病院に来てねと言われていました。

親切キラキラ



1回目の注射以降、徐々に副作用(らしきもの)が出始めていたので、処方して頂いた漢方、加味逍遥散を飲み始めました。


ひらめき電球加味逍遙散の効能:冷え症、月経不順、更年期障害、不定愁訴


しかし飲み始めて数日後、食間という指定を忘れており、毎食後に飲んでいたことに気づくえっ


薬は指定された時間に飲むことが鉄則だと思うので、慌てて飲み方を食間に変えてみたところ、飲むタイミングが非常に難しい。


食間=食後二時間程度の空腹時。
私の生活だと、朝なら10時ごろ、昼なら14時ごろ、夜なら22時くらいになります。


朝昼は仕事がバリバリに忙しい時間帯で、飲むタイミングが掴めなかったりすっかり忘れてしまったり。

夜は夜でお酒を飲んでることが多いので、薬を飲んでいいのかどうなのかと思ってる間に、食間のタイミングがつかめず。


食間を意識した日から、薬をほとんど飲めない日が続きました叫び



三回目の注射時の診察で、Hクリニック副院長(担当医)に副作用の状況を聞かれ、漢方飲んでますか?と。

食間じゃないとダメなんですよね?と確認すると

「飲まないより飲んだ方がいいから、食後でもいいから飲んで下さい。あまりに副作用が強いなら、多めに飲んでも大丈夫」

マ ジ で ?


先に言って…ガーン


とりあえず、以降は食後でもなんでも、とりあえず一日3包以上の加味逍遥散を飲むことにしました。

即効性がないと言われる漢方薬、効き目はあまり実感はありませんでした。

ただ、漢方のおかげか身体が慣れたのか、不眠などの一部症状は三回目の注射くらいから、やや緩和されていたような気がします。


気は心チューリップピンクです。


※加味逍遥散の飲み方については私が私の担当医から受けた説明ですので、必ずご自身の担当医さんへ確認の上で服用をお願いします。