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今回は大注目のBudget Phone、OnePlus Xをご紹介します。
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Budget Phoneとは、低価格で買えるスマートフォンという意味ですが、いくらからBudget Phoneという定義はありません。基本的には$300~$350以下のスマホと思ってください。
そのカテゴリーの中で今年注目されたのが、OnePlus X (US $249、CA $329) という機種です!!!! 日本円にすると3万円程でしょうか。
先に結論を言うと、このOnePlus Xという機種はデザイン、性能、価格と、どれを取ってもBudget Phoneの中では満足度100点といってもいいでしょう。 それでは詳細を紹介します。
画面サイズ | 5.0 (AMOLED フルHD) |
CPU | Snapdragon 801 （2.3GH Quad Core） |
RAM | 3GB |
容量 | 16GB （SD可） |
カメラ | 1300万画素 (インカメラ800万画素) |
バッテリー | 2550mAh |
このスペックを見て、理解できているあなたは完全にスマホ・オタクなので、下の説明をすっとばしてまとめへ飛んでいってください。（笑）
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このスペック表を見ても、イマイチわからない方は今から、このOnePlus Xを見ていきましょう!!!!
Display
この端末で一番重要なのが、フルHDのAMOLED(アモレッド)ディスプレイ!!!! このAMOLEDディスプレイは今後主流となっていくディスプレイと考えられ、今主流のLCDスクリーンよりもバッテリーを消費しにくく、より美しい映像を映し出せるディスプレイです。今年の端末ですと、前回紹介したNexus 6PやサムスンS6やNote5 など高精細ディスプレイを売りにしているスマホに採用されており、今後もこのAMOLEDディスプレイを採用していく企業は多いでしょう。それをOnePlus Xに採用しているので、Budget Phoneとしては異例です。
処理能力
3GBのメモリー(RAM)とSnapdragon801とは2014年9月に発売されたSony Xperia Z3とほぼ同じ処理能力です。Xperia ZシリーズはSonyのフラッグシップ機なので、その年のSonyから出るスマホでは最も性能の高い機種で、発売当時のお値段は6万9000円となっており、それと同じ処理能力のあるスマホがたったUS $249 (CA $329)で販売されているのです。ただ、Z3は防水防塵に加え、NFCや2000万画素以上もあるカメラを搭載しているので一概に不当に値段が高いという訳ではないというのは付け加えておきます。
内臓容量(16GB)、カメラ(背面1300万画素&インカメラ800万画素)、バッテリー(2550mAh)は上記のディスプレイと処理能力で取り上げたほど特筆する点ではありませんが、この価格から考えると十分すぎる程の内容でしょう。むしろ、これ以上の性能を望むのは、メーカーにとっても酷な話です。iPhone程のきれいな写真は取れませんが、そこそこ綺麗な写真はとれますし、バッテリーもハードな使い方をしても一日は十分に持つでしょう。
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デザインは好みによりますが、デザインはかなり評判が高いです。背面もガラス張りで、縁はメタルフレームと高級感があります。少し前のiPhone5Sに似た感じになっていますね。デザインだけを見れば、全く安っぽさはなく、むしろ高級感漂うデザインです。
これ程のスペックやデザインを兼ね備えておきながら、米ドルで$249、カナダドルですと$329で購入できるのですから、スマホ業界で注目されるのも納得です。
OnePlusというメーカーは中国のスマートフォン・メーカーで、オンライン販売のみでスマートフォンを世界中に提供しています。徹底したコスト削減により、高性能なスマホを低価格で販売しています。スマホ業界では昨年、OnePlus Oneというスマホを発表し、彗星の如く現れ、他社で同様のスペックを提供しているスマホよりも数百ドルも安く販売し、一気にスマホ業界の注目を集めました。そして今年もOnePlus Oneの後継機、OnePlus 2を発表し、更にこのOnePlus Xも話題の一台となっています。
上記のようにオンラインで販売しているため、送料がかかります。カナダへの送料は$35（税込み）程です。本体＋送料＋消費税で実際にはカナダドルで$400程必要です。日本円（2015年12月）にすると3万6000円程しますが、それでも十分にお薦めできるお得な買い物です。
問題点
OnePlusの問題点は、購入するのに”招待状”がいることです。OnePlusは在庫管理のコストを最小限に抑えるために、招待制を取っています。招待を得るには、OnePlusのウェブサイトから招待チケットを申請する必要があり、それにはEmailが必要となりますEmailはGmailなどのアドレスを使用でき申請は非常に簡単です。しかしながら、申請をしても、すぐに招待チケットが届くわけではなく、場合によっては何週間も招待状を待つ必要があります。
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買いたいときに買えないのが、OnePlusの製品なのです。この招待制による購入方法は、昨年のOnePlus Oneの発売直後から購入希望者が不満を持つ要因となりました。現在OnePlus 2はこの招待チケットがなくても購入できますが、OnePlus Xは依然、招待が必要な状況です。
っと書いたのですが、このブログを投稿する12月14日に、OnePlusから発表があり、毎週火曜日限定で、この招待チケットがなくても、OnePlus Xを購入できるようになりました。ただ、いつまでこのプロモーションが続くかはわかりませんので、購入したいと思ったときに、この火曜日セールが継続されているのかはわかりません。ですので、依然購入までの手続きが面倒なのが玉に瑕（きず）です。
まとめ
US$249(CA$329, 3万円)以下という低価格ながら、デザインと性能に一切の妥協を感じさせないOnePlus X。
本当に素晴らしい端末です。美しいAMOLED フルHDディスプレイに、昨年のフラッグシップ機並みの処理能力。カメラ性能やバッテリーの持ち時間なども良好で、片手でも操作しやすい5インチサイズ。スマートフォン業界で、暫くはBudget Kingとして君臨するでしょう。たとえこの端末を購入しなくても、お手頃な価格でこれ程のパフォーマンスを伴うスマートフォンがあるということを知っておくだけでも損はないでしょう。
Reference
Android Authority: OnePlus X Review
Marques Brownlee: OnePlus X Review!
TechnoBuffalo: OnePlus X Review: The Best $250 You Will Ever Spend
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