DORNBRACHT or Hansgrohe or GROHE or VOLA or ARWA
で幕を開けたキッチン水栓の乱。
と続いておりますが、この乱、もう少しだけ続きます。スミマセン
ということで、今回は
1873年にデンマークにて創業。
創業当初は教会用装飾鋳物メーカーだったが、1955年に水栓金具の専門メーカーに。
1968年、vola社オーナーであるベンナー・オーバーガードは、
当時、デンマーク国立銀行のコンペティションに優勝したアルネ・ヤコブセンにコンタクト。
そんなふたりの水栓に対する思考を商品化したものが、今も尚その人気を誇る壁付水栓。
これをきっかけに生まれたvolaシリーズは、40年を過ぎた今でも
空間の雰囲気を妨げることないデザイン性とそのクオリティを保っている。
いやー、ヤコブセンと言えば、「機能主義」をポリシーとした
デンマークの建築・デザイン界の巨匠!
パイプを嗜んでいらっしゃるそのお姿は、文句なく「the 巨匠」デス。
ちょっぴり学者さんっぽくも見えるし、探偵さんにも見える。
余分な装飾を排除した美しい名作家具を世に多く送り出した彼。
エッグチェアやアントチェア、セブンスチェアは今でも人気が高いですね。
エッグチェア
実際座ると包み込まれるような感覚。
cafeで使用されているところ、多いですね。
ここ数年、新築マンションのモデルルームで採用されることも多いvola。
事実、わたしがマンションジプシー になっているときにも、
素敵なそのお姿を拝ませて頂いたりしておりました。
そんなわたしが候補に挙げていたのはこちら
VL.KV1CDS-40 ステンレスタイプ ※クロムタイプもあります
凛としたその表情に、思わず背筋を伸ばしたくなります。
美しい・・・!
こちらは、ひとつ前の記事にさせて頂いたGHOREのMINTA シリーズと競合になることが多いかと。
「ホームパーティ用のシンク付けにしたい!」
というような、羨ましい目的であればこちらの方が良いのかも。
MINTAと比較すると、こちらが少々こぶりになるのです。
思わずシリーズ化してしまったこの記事ですが、本当にどれもこれも美しく・・・。
もしかすると、迷っている期間が最も楽しいのかもしれませんね。
何れにしてもこのシリーズ、あとひとつ(ARWA)の記事で完結します。
あと少し。がんばれ、わたし!