不器用すぎてやらなきゃいけないことが多すぎると一周回って実は自分は何もしたくないのかもしれないと思ったりもする
取り返しがつかなくなる前に 出来れば距離を取りたいと思うのは たぶん臆病だから
今はただ好きになり続けるだけで、もっと知りたいと自分をこんなに欲張りにさせるのは お芝居が初めてで
心底嫌いになって憎んで そんなことも含めて愛おしいと思うまでやりたいと思ってる
本気で好きなものほど
憎しみの感情はついてまわるから
今だにアイドルが嫌いだし 自分達以外は出来るだけ 見ないように考えないようにしてる
もちろん後輩やアイドルを頑張っている人達は尊敬しているし少しでも報われますようにと心から思うけど
あの頃聴いてた大好きな曲なんかもやもやしちゃって聴けないわけよ 器が小さいんだなあ
何よりも大切にしてきたものを
自分達の意思で手放す覚悟
大切な痛みを抱えて生きていきたい
生きている限り苦しみは続く
それでもその苦しみを抱えて生きることを選んだ、沖田つかさみたいに
それはこれからの人生の中の困難に
負けない強さになるはず
自分の命に執着することもなく
強くいなければ自分を保つことも出来ない
そんな環境で育ち使命を全うすることが全てだったつかさは
あきらや色んな人に出会い、自分の弱さや、人間としての本当の強さを知り、人間らしく変わっていく
全てを失った時 生きることを選んだのは
変わることが出来たから
今この役を私が演じる事に、意味があるような気がした
だけど演じているときに自分の経験と重ねたりするのとも違う
知らなかった感情が芽生えることが凄く多いし
もしかしたらありえたかもしれない、もう１つの人生を生き直すっていう感覚に近い
だから自分は自分だし、どんだけ威張ろうが怒鳴ろうが素と違おうが結局自分なわけで
役に学ぶことが多い分、影響を受けたりもするし、それも自分の性格を構成するひとつになったり、ならなかったり？
おもしろいよね
お芝居がなかったら
今ごろ何してるんだろうって時々考える
それもまた おもしろい