台風10号で被害を受けた飼い主さまへ
台風10号から2週間が経ちました。
当病院も手術室やトリミング室、入院室に浸水し、しばらくは泥の除去作業に追われました。
宮古や岩泉では大雨の被害で犬や猫を連れて避難したものの、避難所に入れてもらえず車中で過ごしたり、半壊した家に残してお世話に通ったりというケースが多々見られました。
大震災を教訓に、国がペット同行避難を勧めているにも関わらず、今回も避難所では動物連れの避難者を断ったのです。
我々としてもこの5年間、同行避難の大切さや、その際に必要となるしつけについて呼びかけてきたのですが、これらの事は避難する側、動物の飼い主さま向けでした。
避難所を運営する自治体への浸透はまだまだであり、同行避難に対する意識の低さを思い知らされました。
その後、現在は空き家になっている大震災時の仮設住宅に移られた方も大勢いらっしゃるのですが、こちらでは動物と一緒に入居できたそうです。
さて、岩手県では災害時動物救護本部が設置されました。
http://www.pref.iwate.jp/saigaijouhou/048454.html
以下転載
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岩手県と一般社団法人岩手県獣医師会は、本日(平成28年9月6日(火))、岩手県災害時動物救護本部(本部長 多田洋悦岩手県獣医師会会長)を設置し、被災動物等への必要な支援を行ってまいります。
1 活動期間
平成28年9月6日(火)から当面の間
2 活動内容
(1) 災害で被災した動物やその飼養者(以下、「被災動物等」という。)への支援として行う、ペットフードや衛生処理用品などの物資の提供に関する事業
(2) 被災動物等への支援として行う人材派遣等に関する事業
(3) 避難所(住宅避難者が避難する一般住宅を含む)及び仮設住宅等において被災者が被災動物と一緒に暮らすためのケージ等の貸与事業
(4) 被災動物の一時預かりに関する事業
(5) 被災動物の保護及び収容に関する事業
(6) 被災動物の治療に関する事業
(7) 災害動物等救護のための各種相談・支援事業
(8) 本部運営上必要となる経費の執行及び物資の管理事業
(9) 被災動物に係る情報収集及び広報に関する事業
3 連絡先
(1) 岩手県災害時動物救護本部(岩手県県民くらしの安全課) 電話:019-629-5323
(2) 沿岸広域振興局保健福祉環境部(釜石) 電話:0193-25-2702(内線247)
(3) 沿岸広域振興局保健福祉環境部宮古保健福祉環境センター 電話:0193-64-2218(内線237)
(4) 県北広域振興局保健福祉環境部(久慈) 電話:0194-53-4987(内線249)
(5) 一般社団法人岩手県獣医師会 電話:019-651-0310 URL:http://ivma.jp/
台風10号による豪雨災害の支援寄附金の募集について
岩手県災害時動物救護本部の活動については、この協会の支援を受けています。
一般財団法人ペット災害対策推進協会
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今回当病院でも被災動物の治療や一時預かりの支援を行っています。
一時預かりに関しては、まず宮古保健福祉環境センター 電話:0193-64-2218(内線237)までご連絡ください。その後に市内動物病院や保護施設でお預かりすることになります。
災害後お預かりした子たちの中で、すでに犬2匹が飼い主さんの所へ帰ることができ、
現在 犬1匹 猫8匹 をお預かりしています。
今回ブログを書きましたのは、独自に物資や募金のお願いをするものではありません。
ただ、災害本部の活動をご存知なく現在も危険な状態のご自宅や車中などで動物をお世話している方、何かお困りの方にこの情報が伝わればと思い、書かせていただきました。
一時預かり、不足物資など、何かあればぜひご連絡ください。
今回もみんなで協力して乗り越えていきましょう。
連絡先
(1) 岩手県災害時動物救護本部(岩手県県民くらしの安全課) 電話:019-629-5323
(2) 沿岸広域振興局保健福祉環境部(釜石) 電話:0193-25-2702(内線247)
(3) 沿岸広域振興局保健福祉環境部宮古保健福祉環境センター 電話:0193-64-2218(内線237)
(4) 県北広域振興局保健福祉環境部(久慈) 電話:0194-53-4987(内線249)
(5) 一般社団法人岩手県獣医師会 電話:019-651-0310 URL:http://ivma.jp/
当病院も手術室やトリミング室、入院室に浸水し、しばらくは泥の除去作業に追われました。
宮古や岩泉では大雨の被害で犬や猫を連れて避難したものの、避難所に入れてもらえず車中で過ごしたり、半壊した家に残してお世話に通ったりというケースが多々見られました。
大震災を教訓に、国がペット同行避難を勧めているにも関わらず、今回も避難所では動物連れの避難者を断ったのです。
我々としてもこの5年間、同行避難の大切さや、その際に必要となるしつけについて呼びかけてきたのですが、これらの事は避難する側、動物の飼い主さま向けでした。
避難所を運営する自治体への浸透はまだまだであり、同行避難に対する意識の低さを思い知らされました。
その後、現在は空き家になっている大震災時の仮設住宅に移られた方も大勢いらっしゃるのですが、こちらでは動物と一緒に入居できたそうです。
さて、岩手県では災害時動物救護本部が設置されました。
http://www.pref.iwate.jp/saigaijouhou/048454.html
以下転載
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岩手県と一般社団法人岩手県獣医師会は、本日(平成28年9月6日(火))、岩手県災害時動物救護本部(本部長 多田洋悦岩手県獣医師会会長)を設置し、被災動物等への必要な支援を行ってまいります。
1 活動期間
平成28年9月6日(火)から当面の間
2 活動内容
(1) 災害で被災した動物やその飼養者(以下、「被災動物等」という。)への支援として行う、ペットフードや衛生処理用品などの物資の提供に関する事業
(2) 被災動物等への支援として行う人材派遣等に関する事業
(3) 避難所(住宅避難者が避難する一般住宅を含む)及び仮設住宅等において被災者が被災動物と一緒に暮らすためのケージ等の貸与事業
(4) 被災動物の一時預かりに関する事業
(5) 被災動物の保護及び収容に関する事業
(6) 被災動物の治療に関する事業
(7) 災害動物等救護のための各種相談・支援事業
(8) 本部運営上必要となる経費の執行及び物資の管理事業
(9) 被災動物に係る情報収集及び広報に関する事業
3 連絡先
(1) 岩手県災害時動物救護本部(岩手県県民くらしの安全課) 電話:019-629-5323
(2) 沿岸広域振興局保健福祉環境部(釜石) 電話:0193-25-2702(内線247)
(3) 沿岸広域振興局保健福祉環境部宮古保健福祉環境センター 電話:0193-64-2218(内線237)
(4) 県北広域振興局保健福祉環境部(久慈) 電話:0194-53-4987(内線249)
(5) 一般社団法人岩手県獣医師会 電話:019-651-0310 URL:http://ivma.jp/
台風10号による豪雨災害の支援寄附金の募集について
岩手県災害時動物救護本部の活動については、この協会の支援を受けています。
一般財団法人ペット災害対策推進協会
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今回当病院でも被災動物の治療や一時預かりの支援を行っています。
一時預かりに関しては、まず宮古保健福祉環境センター 電話:0193-64-2218(内線237)までご連絡ください。その後に市内動物病院や保護施設でお預かりすることになります。
災害後お預かりした子たちの中で、すでに犬2匹が飼い主さんの所へ帰ることができ、
現在 犬1匹 猫8匹 をお預かりしています。
今回ブログを書きましたのは、独自に物資や募金のお願いをするものではありません。
ただ、災害本部の活動をご存知なく現在も危険な状態のご自宅や車中などで動物をお世話している方、何かお困りの方にこの情報が伝わればと思い、書かせていただきました。
一時預かり、不足物資など、何かあればぜひご連絡ください。
今回もみんなで協力して乗り越えていきましょう。
連絡先
(1) 岩手県災害時動物救護本部(岩手県県民くらしの安全課) 電話:019-629-5323
(2) 沿岸広域振興局保健福祉環境部(釜石) 電話:0193-25-2702(内線247)
(3) 沿岸広域振興局保健福祉環境部宮古保健福祉環境センター 電話:0193-64-2218(内線237)
(4) 県北広域振興局保健福祉環境部(久慈) 電話:0194-53-4987(内線249)
(5) 一般社団法人岩手県獣医師会 電話:019-651-0310 URL:http://ivma.jp/