物語を組み立てる。

私は順繰りに始まりから終わりまで作っていくのが苦手なので、

小さな単位のお話のまとまりを、
ビーズをつくっていく

後から、
ビーズの順番を入れ替えて
ビーズの形を変えて
いらないのは捨てて
お話の糸を通す。


これが通るまでは
誰にも見せることができないので
(そんな破片を見せられても、ね)


なんというか、苦しい
いや、もちろん作っていく部分なのだから楽しいのだけど、
本当にまだ、自分1人の中だけのことなので、
身体の中に、むわーと溜まっている感じ。

妊婦だか便秘だか←並列にしちゃうと失礼ですね




繋がりたいのである
なんかしら分かち合いたいのである
読んでほしいのである


この欲求不満によって
書くことで
なにかと繋がりたいんだな、
と、気付く。




口に出せなかったたくさんの言葉を
とろとろのスープに混ぜ込んで
原型をなくしてからまたすくいだし、
誰かに、飲んでほしいのだ

きっと、ほんとうは伝えたかったことたち。