「整列!っ」 帯の上の先輩から順に自分の並ぶ位置を急いで探し並びます。
茶色っ・緑(茶線)っ・緑っ・オレンジ~黄色~~と、だんだん並ぶスピードが遅くなります。
「前の先輩が早く並ばないと、後ろが並べないぞ!」
道場生一同、大慌て!
何とか並び終え、「正座‼姿勢を正して黙想っ!」「黙想止めっ、首席師範に礼っ!」
首席師範 「稽古はじめます!立って!」
緊張がさらに高まり、道場の空気感が一気に変わります。
首席師範
「三戦立~正拳中段突き、惰性でつかない!号令をきちんと聞いて突いて下さい。気合いを入れて!一っ、エイっ!二っ、エイっ!三っ、エイっ!・・・エイっ!・・今、号令かけて無いぞ!」
「押忍っ💦)
年少部の道場生一同、普段に無い緊張感の中、一生懸命に基本、移動、型としっかりと自分自身と向き合い稽古をしておりました。
稽古終わりにはそれぞれの道場生が普段に無い緊張感の中でやり抜いた充実感に溢れていました。
稽古終了の正座、挨拶。
年少部道場生、緊張の講習会が終わる安堵の表情。
首席師範 「皆さん、よくがんばりました、ご苦労さまでした!」
年少部道場生一同 「押忍」(ほっとした表情、安堵感)
首席師範 「明日の審査会、頑張ってください!」
年少部の道場生一同 「押忍」(現実に戻され、さらなる緊張感)
全ての挨拶を終えた年少部の道場生一同は次の日の審査会を思い、
さらに緊張した表情で帰って行くのでありました。