スモールハウスを作ろうブログ

スモールハウスを作ろうブログ

兵庫県佐用町海内地区でスモールハウスをつくっています。

Amebaでブログを始めよう!

皆様
超お久しぶりにブログ更新します。
スモールハウスを作り出して一回も当地の「海内ピクニック」参加できていませんでしたがインチキ567の影響で3回もを越えましたが参加が叶います。詳細は以下のHpをご覧ください。
私ことmomoは本部あたりにいると思います。
https://yomomachagarden.wixsite.com/my-site?fbclid=IwAR3DrqskOkzH3X-X4dfvO8vasYI0Tw1jocM3U7lfh7EV3iyYlI7cSpaIouA

モッチーがスモールハウスを作ろうとしている場所は、佐用町内ではなく宍粟市千種町七野にあります。

我スモールハウスからは車で約2,30分の距離。

国道29号線から見える西に山を背にしているロケーションです。

冬は雪が降って積もる環境。

山間の湿気地帯と言ってもいいでしょう。


今日はその湿気対策や気の流れを良くするため、

阿波崙の赤田龍太郎氏と

たのまるの丸尾たつのり氏をお呼びし、

大地の再生のレクチャー&実戦をお勉強します。



作業開始前のミーティング


山からの水の流れを探っています。

ここにはかつてストリームらしきものの跡があるので水の流れを再構築します。


当然この上も水流があるので整備対象になります。


草刈りと土の掘り返しも人海作戦で、すぐに水が湧いてきました。


自然な水の流れは蛇行するのが普通だそうです。そう言えばストレートな川は見ない。


ユンボは百人力。当たり前ですがこれがあるのと無いのでは作業効率がぜんぜん違います。


母家北側の溝も溜まった土砂や植物を撤去。



背丈以上の草もあり難航する草刈り。


石積みの好きなメンバーさんによって、当初の予定には無い掘った溝に石を置いて土溜め兼側溝製作。


腐食防止のために焼きを入れた杭を打ち、水の流れを円滑にします。


なんか立派な側溝に変身しました。



これでしばらく様子見します。

母家への湿気はどう変化したかまたリポートします。

モッチーのスモールハウスを着手するまでには、まだまだ時間がかかります。

それまでは母家の造作がメインになりますがどうぞお許しください。

ようやく解体も終わり、次なるステップは改築。


母家は築100年以上の古民家。

経年劣化は否めない状態です。

しかしこれをリフォームするのは、もう素人大工では太刀打ちできないレベルです。

はい、プロの方にお願いしています。


草原舎の大工、赤澤龍太郎棟梁


まずはシロアリに食い荒らされて無惨な状態のケヤキの大黒柱。


12cm沈んでいた柱をジャッキアップ

しかし7cmまでで止まってしまいました。

沈んだ状態で過去に屋根を修理したようで、垂木と野地板に負荷がかかり7cmのアップで限界だったそうです。


束石の上に綺麗に修復された大黒柱


栗の柱修復後

修復材はヒノキの四寸角材ですが、元の栗の柱が少し太いと思いませんか。

そうなんです、四寸二分の角材です。

建築当時は材木屋さんが規格通りの材を作ってそれを使っているわけでなく、木の伐倒から材を得ていたので建築当時の棟梁の判断で伐倒した材を最高に活かせる太さに材を引いていたのです。

それで現代から見れば中途半端な角材なんです。


お仕事中に手を止めさせ質問攻めにしても気軽な対応をしていただき、ありがとうございました。


赤澤龍太郎氏