ご無沙汰こきました。





昨日は、


関テレでの収録後、


久しぶりに、


大阪泊まりにしてみました。





とは言ったものの、


私はホントウに大阪を知りません。



10年以上、


結構足繁く訪れているにもかかわらず、


普通の知り合いもいなければ、


行くところもありません。




普通じゃない友達は、


基本的に、


ある場所に行けば、


ナジャ・グランディーバや、


FOXY-O、


そして寄生虫、


じゃなくて帰省中の、


ダイアナ・エクストラバガンザなどにも、


たいてい会えるので、


私は、


10年近くのほとんど、


貴重な大阪での時間を、


その場所で過ごしてしまいました。




今となっては、


取り返しのつかないことをしてしまった…と、


思っています。




なので、


昨晩も、


いつもと同じように、


その場所へ行くことにしました。




梅田にある『DO WITH CAFE』というレストランです。




昨日は、


珍しく、


お酒も飲みたい気分上々だったので、


気の利いたボーイフレンドでもいないものかと、


頭を巡らせてみたのですが、


いっさい思い浮かびません。





今さら、


こんな私と仲良くしてくれる、


親切で奇特な男性も、


土曜の夜の大阪には、


そうそういないよなぁ…と、


途方に暮れていたら、




ふと、


大阪には、

私の弟が住んでいることを思い出しました。




別に生き別れて、


離れ離れになっているわけでもなく、


ただ単身赴任をしている、


実の弟のことなど、


特に興味もないので、


今まで大阪に来ても、


頭をよぎったこともありませんでしたが、


たまにはいいだろう…ということで、


普通じゃない友達がたくさんいる、


その場所で、


兄弟で食事をすることにしました。






39歳と36歳の、


オカマとサラリーマンの兄弟が、


顔を突き合わせたところで、


特に何の話が盛り上がるわけでもなく、


仕方がないので、


写真でも撮ってみました。









弟の嫁や子供たちと、


私が東京で楽しくやっている間に、


弟は弟で、


大阪の女装連中に、


いろいろ良くして貰っているらしく、


知らぬ間に、


この店にも馴染んでいる様子。




気付いたら、


意味もなく、


ホントウに意味もなく、


兄弟で酔っ払っていました。





昨晩は、


大阪女装界の、


『京唄子』との呼び声も高い、


大先輩マダム・ココさんの、


○十○回目の誕生日でした。







右の、


Green Goddessみたいな脚をしているのが、


マダム・ココさんです。




若干、


弟の方が、


私より指がしなやかなんじゃないか…と、


心配になりますが、


やはり手のポージングの付け方は、


さすがに兄貴の方がプロです。






弟が帰った後も、


昨夜は、


珍しくフィーバー気分が萎えなかったため、


そのまま梅田周辺を徘徊し、


大阪独特のノリに、


たいそう気を良くさせて頂きました。





今朝は、


とてつもない二日酔いで起き上がれず、


ホテルのテレビを付けたら、




さっきまでいっしょに飲んでいたはずの、


ナジャ・グランディーバが、


大して化粧よれも起こさずに、


サンジャポに出ていて、


4年前の自分を思い出しました。






それにしても、


大阪の夜は刹那です。




あんなにも、


刹那的にちやほやしてくれる殿方たちは、


東京にはいません。




さすが商人の街。


頑張って働いて、


また行こう……。


お金使いに……。