みつゴコロ

みつゴコロ

24歳の3つ子(♂♀♂自閉症スペクトラムっ子&脳性まひっ子含む)との日々のできごと。

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「みつゴコロ」が本になりました☆

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最低限の公共のマナーを守る姿勢は忘れずに、小さな努力と思いやりが、社会全体の歩み寄りにつながりますように。


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2024年2月発行

いしかわTEACCH研究会会報170号より↓

 

注:以下、2024年2月発行の会報に寄せた文章です

 

たんたんの障害がわかったとき、

 

「自閉症で知的障害があったら自立は無理。

この子の人生どうなっちゃうの?」

 

と、思い描く未来は不安でいっぱいでした。

 

自閉症でも心は豊かに育つこと。

言葉がなくてもコミュニケーションは取れること。

自立にもいろいろなカタチがあること。

 

あの頃それがわかっていたら、あんなに不安になることもなかったのにな。

 

でもこの紆余曲折があったからこそ、たんたんを介していろいろな人や考え方に出会い、わたしの人生は明らかに豊かになったと感じます。

 

この歳になっても新生活に柔軟になじんでいくたんたん。

常にマイペースで自由な彼の生き様に、まだまだまだ場せてもらっているわが家です。

 

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2023年12月発行

いしかわTEACCH研究会会報169号より↓

 

注:以下、2023年12月発行の会報に寄せた文章です

 

まだ3つ子が小学生だったころ、海外から引越してきた親子さんがあいさつに来てくれました。

日米ハーフの娘さんは日本語も話せるようでしたが、あいさつを促されても照れてしまって、ママの陰に隠れてもじもじ。

 

こんなとき日本人だと、「もう、〇〇ちゃんたら!ホントすみません。」とか、「あいさつできないなんて恥ずかしいよ。」なんて言ってしまうことが多いのに、このときのママは、

 

「ごめんなさいね、

いつもはもっとかわいいんですよ~♡

 

とにっこり。

そのママの笑顔と言葉、娘さんのうれしそうな顔がとっても素敵で!!

 

わが家は個性強めな3つ子たちだったので、人前でたしなめたり謝ったりする機会が多かったのですが、それからはわが子の前では謙遜や謝罪よりも、なるべく本人の良いところを言葉で伝えよう!と意識するようになりました。

 

あれから早15年。

子どもたちの心の奥底に素敵な言霊が刻まれてるといいな。

 

 

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2023年7月発行

いしかわTEACCH研究会会報167号より↓

 

注:以下、2023年7月発行の会報に寄せた文章です

 

まぼらしさ全開で笑うしかないんだけど…。

正直に「他も受けます!」と宣言し、2週間前に失くした物を人事部に探してもらう学生ってどうなんだろ(汗)

 

この正直さが好印象となるか?

失くし物に2週間も気づかなかったいい加減さがマイナスとなるか?

はたまた「ミスを隠さず報告できる誠実さ」と受け取ってもらえるか?

 

聞いてドキドキ、内心ハラハラ、でもすべてはまぼの人生だから、父と母は陰ながら全力で応援するよ!

 

この裏表のないストレートな気質を、好意的に受け止めてくれる職場に出会えますように。

 

 

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2023年5月発行

いしかわTEACCH研究会会報166号より↓

 

注:以下、2023年5月発行の会報に寄せた文章です

 

大人はつい良かれと思って、「目を見てちゃんと話を聞くこと」「落ち着いて座っていること」など、コチラの生活になじむようにと導きがち。

 

でもやっぱりその子の見ている世界、感じている世界をいっしょに楽しむことからだよなあと、わが子をはじめ、いろいろな子どもたちとすごしてきて強く実感しています。

 

声をかけてもチラリとも見てくれなかった子のおとなりで、同じことを楽しんでみたらパチンとつながる瞬間!

 

この、「あなたもこの楽しみがわかるの?」といううれしそうな表情に出会える瞬間がたまらない♡

 

新年度の疲れでうまくいかないことや不安が出てくる時期かもしれませんが、あれもこれも練習しなきゃと焦らずに、親も子も支援者も、小さな安心やホッとできる時間をともに積み重ねていけますように…。

 

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2023年4月発行

いしかわTEACCH研究会会報165号より↓

 

注:以下、2023年4月発行の会報に寄せた文章です

 

「親が元気なうちに入所なりグループホームなりで自立できたらいいな。」

 

というのが、たんたんを育てながらわたしたち夫婦が長年抱いていた目標であり、ひそかな願いでもありました。

 

15年ほど前にわたしが入院したときに、家族のピンチ=子どもたちの大ピンチ!と痛感したからです。

 

「やっぱりまだ早いのでは?」

「せっかく落ち着いているのに不安定にならない?」

 

という迷いもあったけれど、信頼できる周囲の人たちからのアドバイスやサポートのおかげで、大きな一歩を踏み出すことができました。

 

当のたんたんは言葉はなくともなんやかやと支援者さんと意思疎通し、先輩利用者さんともほどほどにいっしょにすごし、個室で自分時間を堪能し…と、予想以上に新生活に適応しているみたいです。

 

平日は生活介護事業所→グループホーム、週末は自宅に帰って来るという適度な自立具合が、たんたんにとってちょうどよかったのかもしれません。

 

それにしてもわが家でいちばんゆっくりさんだったのに、いちばん柔軟でたくましいかも(^^;

 

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