仕事

議員って、普段は何をやっているの？と聞かれることがあります。議会のない時、最近は、市民の相談に一日中対応していることが多いです。相談の中身は、仕事の相談、福祉相談、医療相談、教育に関する相談、施策に対する意見・要望など様々です。 地方議会には、通常、3月、6月、9月、12月の年4回開催される定例会と、必要に応じて招集される臨時会があります。市議は、議会に出席して市長や他の市議が提出した議案の審議や議決を行ったり、時には自らが議案を提出したり、行政行為が正しく執行されているかをチェックし、そこで疑問点や問題点などがあれば厳しく追及したりします。議会会期外(閉会中)の仕事は、議会が閉会した後は、市議は集会や会合で、どのような問題について、どのように対応することになったか等、議会の結果について市民に向けて報告をしたり、発信します。さらに、次の議会に向けた準備にも取り掛かります。中身の濃い議論をして、適切に議決するために、行政や市民生活の状況について詳しく
調査します。例えば、アンケートで市民の声を集めたり、町内会や商店街などからの要望を聞いたり、時には足を運んで行政の説明を受けたりします。また、他の自治体で行われた政策の成功事例を学ぶため、視察へ出かけます。このように、議会に向けた準備の中で、市政について自らの考えや政策を市民に訴えるのも、閉会中の市議の重要な仕事です。今後、政治に無関心といわれる若い世代の声を集め、若者層の意見や要望を積極的に市政へ反映させることが大切だと思います。