2016年ももうすぐ終わり。そして2017年へ | 選挙バカ一代~衆院選、参院選、統一地方選~

2016年ももうすぐ終わり。そして2017年へ

という訳で2016年もあと2時間ほどで終わろうとしています。

今年はイギリスのEU離脱の是非を問う国民投票や、トランプ大統領が誕生したアメリカ大統領選、そしてイタリアの憲法改正を問う国民投票など、主に海外での選挙に注目が集まる1年となりました。

 

特にアメリカでトランプ大統領が誕生した事が日本に及ぼした影響は大きく、ドル円相場はこの1か月で10円近く円安に傾き日経平均株価も2000円近く上昇しています

これは何の根拠のない協奏曲に過ぎないのか、それとも、実態を伴ったものなのか。注目です。

 

一方、国内では参院選が行われました。

大阪選挙区ではおおさか維新の会(選挙後に日本維新の会に改名)が2議席を獲得して強さを見せましたが、全国的にはやはり自民党優位は覆りませんでした。

なぜ日本においては野党が弱いのか。答えは簡単。日本の抱える課題を解決する策を自民党以外持っていない(国民に周知できていない)からです。

否、日本維新の会は既に解決策を持っていて、法案という形でも表現していますが、大阪府民以外には理解されていないようです。やはり地方議会において実績を挙げないことにはいくら立派な事を言っても信用されないのでしょう。

霞が関の「埋蔵金」を活用すれば増税など不要という絵空事を信用して大失敗した民主党政権の悪しき前例があるだけに。

来年は東京都議選、そして堺市長選と地方議会において重要な戦いが待ち受けています。

まぁ、東京改革は小池新党に任せ、維新は他の改革が遅れている地域に進出するというのも一つの手ですが、やはり東京に一定の勢力を持っているかそうでないかは、メディアの取り上げ方も大分変わってくるように思います。

発信力なんてぶっちゃけメディアにどれだけポジティブな形で取り上げられるか次第な訳ですから。

 

従って、東京都議選も負けられない戦いとなります。

日本維新の会東京総支部である東京維新の会も既に動き出しています。

政策も既に打ち出しています。

ただ、気になるところもあって、例えば、

「公会計改革の推進(複式簿記・発生主義を採用し、財務諸表を作成)」

とありますけど、あれって大阪においては確かに橋下さんが知事になってから導入されたものであり、維新改革の一つといってもいいんでしょうが、元々は石原元都知事が導入してそれを橋下さんが見習って大阪でも導入したんじゃなかったかなぁ?確か。

 

かつて大阪維新の会が国政進出したとき、当時代表であった橋下さんはパートナーとしてみんなの党代表の渡辺善美代表(当時)などではなく、石原元都知事を選びましたが、その背景には、石原氏が東京で進めた改革に共感していたからではないかと私は見ています。

まぁ私も東京都の事は全く知りませんので、実は舛添氏に代わってから複式簿記が廃止されたのかも知れませんが、小池新党との連携云々を議論する前に、まず石原都政に対する総括、そして石原都政と小池都政の違いを整理する事が必要なのではないでしょうか。

このままだとまた4年前のように大惨敗を繰り返すだけのように思います。

 

堺市長選に至っては、まだ候補者すら決まっていません。恐らく水面下では候補者選びが進んでいるとは思いますが。

 

衆議院の任期も折り返しを過ぎたので、来年辺り解散総選挙があってもおかしくありません。

というわけで来年はいろいろ騒がしい年になるかも知れません。私はこれからも日本維新の会を応援します。

頑張れ日本維新の会!