モズ企画!今年もやります!
今回私は出演はしないのですが、お手伝いしてます。劇場にいる日もありますので、是非いらして下さい(^^)
また、劇場タイニイアリスが4月に閉館になります。私事ですが、東京に来てからとてもお世話になった劇場で、今回で最後かと思うと、とても寂しいです。
皆様、『タイニイアリス』にも是非会いに来て下さい!
ブログ、フェイスブックなど、私にご連絡頂ければ、チケットご用意致します<(_ _)>
韓国新人劇作家シリーズ第3弾
~空想の中に渦巻く、現代の生<リアル>~
韓国・新春文芸戯曲部門受賞作より選り抜きの短篇を、いち早く日本語で紹介するシリーズ。
第3弾となる今回は、「空想の中に渦巻く、現代の生<リアル>」をテーマに、最新・2013年の受賞短編3作を回替わりで上演。妄想、寓話、ネットやゲームの中に、ときに現実を上回る喜びや痛みを見出す現代の一面を描き出します。
上演後には、作者・翻訳者を交え、アフタートークを開催予定。ご期待ください!
2015年3月18日~3月23日
会場 新宿タイニイアリス
『童話憧憬』 2013年韓国日報新春文芸戯曲部門受賞
作:キム・ソンジェ/翻訳:金世一/演出:荒川貴代
『憂鬱郡悲し村老い里』 2013年朝鮮日報新春文芸戯曲部門受賞
作:イ・ミギョン/翻訳:李知映/演出:鈴木アツト/演出助手:山村茉梨乃
『とんでもない同居』 2013年ソウル新聞新春文芸戯曲部門受賞
作:イム・ウンジョン/翻訳:中塚絵美子/演出:吉村ゆう
チケット 前売3,000円 当日3,500円 (全席自由)
※正式な上演順が決定しました!チラシに掲載されている情報とは異なりますのでご注意ください。
3月18日(水) 19:00
童話憧憬/とんでもない同居 ◇アフタートーク
3月19日(木) 14:00
童話憧憬/とんでもない同居/憂鬱郡悲し村老い里
3月19日(木) 19:00
童話憧憬/とんでもない同居 ◇アフタートーク
3月20日(金) 14:00
童話憧憬/とんでもない同居/憂鬱郡悲し村老い里
3月20日(金) 19:00
童話憧憬/憂鬱郡悲し村老い里 ◇アフタートーク
3月21日(土) 14:00
憂鬱郡悲し村老い里/とんでもない同居 ◇アフタートーク
3月21日(土) 18:00
童話憧憬/憂鬱郡悲し村老い里/とんでもない同居
3月22日(日) 14:00
童話憧憬/憂鬱郡悲し村老い里
3月22日(日) 18:00
憂鬱郡悲し村老い里/とんでもない同居
3月23日(月) 14:00
童話憧憬/憂鬱郡悲し村老い里/とんでもない同居
*上演時間は、1作品につき50分前後を予定。合間に約10分の休憩を挟みます。
*アフタートークには、戯曲の作者が日替わりで来日します。
◇18日(水) 夜 終演後
キム・セイル 韓国新人劇作家シリーズ コーディネーター
吉村ゆう 『とんでもない同居』 演出家
◇19日(木) 夜 終演後
キム・ソンジェ 『童話憧憬』 作者
中塚絵美子 『とんでもない同居』 翻訳者
荒川貴代 『童話憧憬』 演出家
◇20日(金) 夜 終演後
イ・ミギョン 『憂鬱郡悲し村老い里』 作者
キム・ソンジェ、キム・セイル、中塚絵美子
◇21日(土) 昼 終演後
イ・ミギョン、キム・セイル
鈴木アツト 『憂鬱郡悲し村老い里』 演出家
童話憧憬
「僕は痛くない。大丈夫。それが僕の二つめの秘密。一つめの秘密は…あとで言ってあげる」
童話的な人物と事件を通じて不条理な世界の根源と孤独を詩的に洞察する力に優れている。簡単に解釈されることを牽制しながらも緊張感をもって劇を進める構成も魅力的だ。(審査評より)
出演:功刀達哉、坂本容志枝
憂鬱郡悲し村老い里
老人は、七十前後にも関わらず髪の毛が真っ白だった。
妻を十二年前に亡くし、過疎の村で一人暮らしていたその老人はある事件に巻き込まれ、今、街の警察署で若い刑事から取り調べを受けている。久し振りにお喋り相手を得た老人の話は止まらない。苦笑いする刑事。
だが、その言葉の洪水の先には意外な真実が待ち受けていた。
出演:板野正輝、柴田あさみ、氷室幸夫、本家徳久
とんでもない同居
韓国の賃貸事情には、2つのスタイルがあります。
1) チョンセ - 保証金を払って月々の家賃を払わない。
(保証金で家主が資金運営。日本円で1千万~以上はザラです)
2) ウォルセ - 保証金の金額を少なくして月々の家賃を払う。
(500~600万円の保証金で、月々の支払いが2~3万円です)
この苦しい住宅事情を奇抜な発想によって乗り切ろうとした人々の
可笑しくも悲しい物語!それが「とんでもない同居」です。
果たしてそのとんでもない結末は・・・。
出演:加藤亮佑、清水ひろみ、白玉さゆり、生井みづき、吉田俊大、ほか日替わりゲスト1名
制作・主催 モズ企画