突然ですが、僕は家電量販店に行くのが大好き。

とはいっても、電機に詳しくはない、全然。

何せ、プラズマテレビと液晶の違いが分からない。

ね?全然でしょ?

けれど、行くとテンション上がりまくりです。グッド!

何なんでしょう。最近の炊飯器の機能性ったら・・・目





デジカメ・ビデオカメラの技術革新も凄い。

笑うとシャッターが自動的に切れるなんて、今や当たり前になってる。

顔認識システムのからくりはどうなってんでしょ。

とにかく、感動しまくりでございます。ラブラブ!ラブラブ!





ところが、生まれつきのこの性格、違った角度から物事を考えてしまう。









店頭のサンプル展示品で散々” みらいスマイル ”を楽しんで、

店員さんが首を傾げ始めたころ、こんなことを考えてましたよ。








「まーだ、ちょっと早いけど、これから秋になれば運動会の季節。

そして、世のお父さま、お母さま方の気合いの入れどころなんだろな。

お子さんの成長はずっと、記録しておきたいもんね。

この高機能・スーパーズームのカメラを使えば、

どこからでも、プロ並みの映像が撮れそうです。」

うん、うん。夢中で我が子追っかけまくり、絶対。

微笑ましい光景です。親ってなんだかんだ、こういうものでしょ?

でも、それってどうなのか・・・・と、少し思った、違う角度から。





あ、これは親御さんたちをある種見下すような、そんな意見では絶対にありません。

違うんです。文字通り、ちょっと斜めから見てみたんです。




今のカメラとかって、もの凄く性能が良い。それ故に、

ついつい、お子さんのアップを撮りまくりの撮りまくりでしょう。

それは当然!主役は一人っきりですからね。

ただですよ・・・・・














「お子さんはそれを本当に望むのか」


ちょっと考えてしまいました。






大人になって、小学校時代の運動会の映像を見てみる。

まるで映画のように、しっかりと映っているでしょう、














「主役のお子さんだけが・・・・・・」














でーもでもでも、懐かしんで楽しみたいのは、

クラスメイトの姿とか、当時の担任の先生、若かりし頃のお父さん・お母さんでは?




幼馴染の子とのおしゃべりしてる様子とか、


夢中で応援しているおじいちゃんの声援やら、


お世話になった先生方の奮闘ぶり、


はたまた、実はあの人が初恋の人だったとかさ・・・・








僕はいま、開業という夢に向かって少しずつ歩んでいっていますが、

多分それがなければ、こんな風に考えることもなかったかも知れません。

会社員から、自営業者へ・・・・

世の中の見え方もなんとなく変わってきたように思えます。











お客様の目線で物事を捉えることの大切さ。

しっかりと需要を見極め、最適なお手伝いをさせていただくために。




そんなことを考えさせられた一日でした。






新技術 思わぬ夢も 映しけり       みらい