未来への卵 〜40代妊活備忘録〜

未来への卵 〜40代妊活備忘録〜

42歳妊活開始、45歳で高度治療終了(現在46歳)。
ステップダウン継続で奇跡を待ちつつ、
夫婦・自分のこれからの目標を再構築中。

効率的に後悔なく治療をするための記録。
無知でお馬鹿だったこの遅すぎた事例が
他の方の赤ちゃん誕生にも生かされますように。

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今『日曜討論』で保険適用の話をしているので、書いてます。

 

保険適用はもちろん、賛成。

 

私が高度治療を終了した理由は、やはり金銭的な限界が来たから。

ある程度の高額でも「授かれると考えれば…」と、

金銭的感覚はマヒさせて、頑張ってきたけれど。何回になるか? 産まれる保証もない。

高度治療には夫婦で回数、期間に制限を設けていたので、諦めた。

最後の数回は、卵も多く育ち、受精卵を作る確率も高く、

問題は…外では胚盤胞まで育たないで桑実胚あたりで止ったこと。

回数を重ねれば、可能性もあったかもしれない。

いいクリニックに巡りあったけれど、かなり遠回りして散財もしたので、

高度治療は諦めて、ステップダウンすることにした。

いいクリニックだったけれど、採卵と移植周期合わせると一回 80万位はしたかな。

低刺激で20~30万円 毎周期かかったのも結局妊娠が遠のけば痛かった。

…今思えば、最後に巡り合った治療法と早く出会うか、もう少し続けられたら、妊娠したのではと思う。

 

それも運命。

 

 

今回、保険適用されても、自分は既に49歳なので関係のないことだと思いますが、

 

どうか、今の35~45歳あたりの人達、若くても不妊原因のある方々を、

支援して欲しいと思います。

 

よく、知識のない方、割と簡単に産まれた方々が、

産まれにくい人より若い人への支援を、とか、

高額な保険、税金の公平性を考えて反対とか、

これで少子化が解消するのか?晩婚化する、という声も聞こえますが、

 

今年、ロスジェネの就職支援などコロナでそれどころではなくなりました。

第三次ベビーブームは起こらないままです。

せめて上記世代だけでも今重点的にやって欲しい。

 

この世代は「仕事と出産の両立」がまだ整っていなかったし、

30代…40歳になっても産めると思っていた。

この失敗は、今後改善すべきと思います。

「早めに産む」事は大事!

女性だけでなく男性も早い方がいい。これは並行して教育を。

 

もう一つ、

事実婚・婚前の保険適用も、賛成。

事実婚と言うと、特殊な例を思い浮かべがちですが、

妊娠適齢期過ぎた婚約中のカップルにとっては、入籍や式までの時間も貴重。

早めに取り組んだ方がいい。

 

実は今も法律には触れないみたいで、私も勧められましたが。

当時43歳でしたが深刻さがわからず、体外受精までは踏み切れませんでした。

 

保険適用されても、

毎回の診察や採卵の痛み、注射の痛み、心の痛みを考えると、誰もが気軽にやれるものでもないし、

三割負担であっても結構高額です。

…いないと思うけど、

今若い女性は「不妊治療保険適用するし、妊活は後回しでいいっしょ」などは思わないように。

 

あと、医者側の都合で反対するのもやめてほしい。

 

 

保険適用、賛成です。

政府の皆さま、よろしくお願いします。