タロットメッセージはサービスを終了します。
長らくご愛顧いただき誠にありがとうございました。
タロットメッセージは希望です。
私は自分が信じるものを現実へ活かしていきます。
2022年を迎えられました。
みなさま、今年もよろしくお願いします。
年末年始は読書したいと思っていましたが
思っていたほど捗りませんでした…
いくつか読みかけのままですが、
ミヒャエル・エンデの「モモ」を読了できました…
児童文学なので、冬休みの宿題??のような気分がしないでもありませんが
この「時間どろぼう」と闘う女の子のファンタジーをとっても楽しみましたし
忙しい!と自分を見失いがちな大人にこそ、必要な物語だと実感しました。
モモの大切な友人、無口なおじいさんの道路掃除夫ベッポの働き方
いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、
つぎのひと呼吸のことだけ、
つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。
いつもただつぎのことだけをな
するとたのしくなってくる。
これがだいじなんだな、
たのしければ、
仕事がうまくはかどる。
こういうふうにやらにゃあだめなんだ。
私は「効率」を優先するより、「丁寧」な仕事を尊敬しています。
「忙しい」という字はまさに「心を亡くす」と書きますが
心ある時間を生きていきたいです。
楽しい時間、熱中できる時間、心温まる時間…
物語には「時間の花」が登場しますが
先月見に行った、チームラボを思い出したので、
こちらの記事の冒頭にチームラボの幻想的な写真を載せました。
2022年の働き方改革
自分の心を見つけられる時間を過ごしていきます。
みなさまも素晴らしい1年を過ごせますように☆
みお杏珠
人間にとって、「幸せ」とは?
いつも考えていますが、ただひとつの答えにはたどり着けません。
金持ちになること
栄光を集めること
子孫を残すこと
…
何かを得たとしても、苦悩は尽きることないでしょう…
でも、先日動画配信で見た映画に
ひとつの「かけがえのない幸福」を感じられました。
映画「チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~」
「この愛器でないと、音楽を奏でることはできない」
天才バイオリニストの生きる意味、
大切にしていた思い出に
ひとつの幸福論を感じました。
でも、現実を考えると無責任に生きることはできないですよね。
それでも今は多様に生きる道があります。
花は制限や規制に囚われずに、自由に生き生き咲きます。
パンデミックの渦中では、本当に大切なものがわかりやすく浮き上がり
物事の長所・短所が見えやすくなりました。
ただ、それに対して誠実であることが
幸せへの道のように思います。
まだ、探し続けます。
みお杏珠
丁寧で豊かな生活、が
本当に大切だとしみじみ思う、ソーシャルディスタンス(社会的距離)暮らしです。
日々、効率化重視の人とは根本的に合わない、心の距離がどんどん開くのを感じていますが…。
それでも私は自分の大切なものを信じて生きて行きます!
さて、後で読もうと思っていた新聞記事をようやく読んで胸が熱くなりました…
天国の母から誕生日カード、17歳少女「いつも笑顔で」…生前に託した「20歳まで毎年娘へ」
5歳で母親を亡くした高校3年生の梨菜さん(17)の元には毎年12月の誕生日、「天国のお母さん」から手紙が届く。
この12年間、つらい時も悩んだ時も、支えになったのは母親の言葉だった。
見守られています。
人間の愛情深さが尊い。
涙が溢れます…
みお杏珠
ずっと前から読もうと思っていた小説をこのタイミングで
読みました。
空白を満たしなさい (上下巻)
平野啓一郎
亡くなった人が、生きて戻ってくる、という設定の物語です。
一人の人間が接する相手によって、個性が分かれるという「分人」説よりも
生/死
喜び/哀しみ
光/影
の対比が色濃く心に残りました。
私は、「本」が「読む人」を選ぶ、という考え方が好きです。
私にとって今この時が、この本を読む最適なタイミングだったのでしょう。
世の中は変わりました。
今後、どの方向へ行くのでしょう…
環境問題はますますシリアスになっています。
国として、大改革となる厳しい目標が設定されることが予測されます。
私たちは長期的に物事を見ていく知性が必要です。
自分以外に深い愛情を持てなければ生きていかれない世界が待っているように思います。
何を大切に生きていくか、変わりゆく世界の中で自分を見つめなおしています。
今、日本に苦しみがあるのなら
それは、知性と深い愛情を持てない、節制できない人が少なからずいたからではないでしょうか?
私は国や組織に問題があったのではなく、個人個人の行動に問題があったのではないかと思っています…
しかし、希望はあります。
小説「空白を満たしなさい」で感じた
生/死
喜び/哀しみ
光/影
のように、闇もあるけど、
眩しいほど、涙が溢れるほど素晴らしいものの存在も多くありますから。
みお杏珠