モノにあふれた暮らしをしたくないから、使い切る暮らし。

”「掃除」と「片づけ」は別物です。”など
最初から目からうろこの暮らしのヒントが!

”台所はジムなのよ”
ということで、家事でいい汗ながそー



以下、有元葉子さん著『使いきる。』より


断舎利という言葉が一時期流行りました。
あれは、いらないものを捨てると同時に外から入ってくるものを
なるべく減らして、ものに執着しないで身軽に快適に生きる―
ということだと思うのですが、私はそれとは少し考え方が違う。

靴を一足買ったら、きちんと手入れをして(手入れすること自体も
楽しんで)、底がやぶれるまで履く、破れたら捨てる(捨てても惜
しくないぐらい、使いきる)。

衣類でも寝具でも台所道具でもなんでも、自分に本当に
合うものって、そんなに多くないです。
その限られたものを最後までとことん使い切る。


___


「片づけ」や「整理整頓」は、いつかやろうと思っていて、
できるものではありません。

今やらなければいけない、その理由をお話ししましょう。
家が狭いから、好きな空間じゃないから、時間がないから
今はできない(あるいは「したくないから」かな?)
でも、できるようになったらやろうという考えだと、
いつまでたっても快適な暮らしは手に入りません。
・・・・
今あるこの空間を自分なりに、精一杯美しく使っていると、
より良い空間が次に待っている―。




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