SIGMA DP1

3月に入って、気になるカメラが発売された。
先日のα350やオリンパスのパンケーキレンズ2528も気になるが、一番気になるのはシグマのコンパクトカメラDP1だ。

銀塩カメラ時代は、高級コンパクトなるジャンルが確立されいて、入門レンズを付けた一眼レフなど顔負けの描写をするコンパクトカメラが存在した。デジタルカメラにおいては、GR-Dが発売されたものの、一眼レフとは撮像素子の大きさの絶対的違いが存在していた。

このDP1では一眼レフと同等のサイズ、3層構造のフォベオンセンサーを採用しているのが個人的には最大の魅力だ。カメラの造り込みの面で未熟な部分がありそうだが、それを許容できれば面白いカメラだと思えるだろう。

ローパスフィルターを必要としないフォベオンの描写性能を試してみたいという欲求を、このDP1は叶えてくれそうな気がする。