慢性胃腸炎 | チビピン☆ベル日記 × dachs-5

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小さなミニピンのベルと5匹の元気なダックス達

小太郎の内視鏡検査の結果が出ました
結果は慢性胃腸炎です

急性胃腸炎というのは、一時的な嘔吐や下痢といった症状で
かかったことあるワンちゃんも多いと思うのですが
我が家でもヒカルやルイがかかったことがあり、点滴や1~2週間ほどの抗生剤、下痢止め
吐き気止めなどで完治します

ですが、慢性胃腸炎の場合一時的な消化器症状ではなく
慢性的な消化器症状(嘔吐、下痢、吐血、血便)などが続きます
急性胃腸炎でするような治療をしても、またすぐに症状は再発するのです

一時的なストレスや疲労要因ではなく、体質的な要因が強く
改善することは期待できても、完治することは難しい
例えば、花粉症やアレルギーといったように、一生つきまとう症状です

原因は、寄生虫、アレルギー、免疫不全などがありますが
小太郎は、寄生虫ではなく、アレルギー、免疫不全の可能性が高く

食事療法
ステロイド
抗生剤
胃粘膜保護剤

による治療をし、一番副作用の強いステロイドから優先的に減らしていき
最後は、最低限の治療だけで保てるようにするというお話でした

もちろん、慢性胃腸炎の診断を聞いた時は、ずっと消化器障害を抱えるということで
ショックはショックでしたが、覚悟していたことで
2年消化器症状が続いていることと、普通は慢性胃腸炎の診断→ステロイドなんですが
小太郎の内視鏡で見た胃腸の状態が悪く、胃はたくさんの出血痕、腸はすぐに出血するぐらい脆い
そのため、すでにステロイド治療を行っており、検査結果が出る前にわかっているような状態でした

その後、血液検査をしたのですが
心配していた炎症反応は下がってました
炎症による発熱があったので本当に良かった

だけど、やはり総胆汁酸、50.7と高値のまま…

腸→肝臓(解毒)→血液
    ↑胆汁酸

このように、腸からの胆汁酸は肝臓で解毒され、血液にはほとんど回ることがないものです
それが出ているということは、腸から肝臓までか、肝臓内に抜け道がある門脈シャントか
肝臓がほとんど機能をしていない状態か

肝臓が弱いことは確かなので、ステロイドは半量に
消化器症状が落ち着いたら肝生検とCTによる門脈シャントの診断をお願いすることになりました
血液造影検査をする訳ではないので、肝臓内にシャント血管があったらわからないですが…
でも、もしかすると、小太郎は門脈シャントではなく、肝臓疾患の可能性もあるなと思います
それによる慢性胃腸炎なのかな

総胆汁酸を安定させるためにウルソはずっと飲ませているのですが今の所、効果なし
また2週間後測定してもらいます


 


小太郎も頑張っているので、私も頑張らないといけないね
今までしていたことが何一つしてあげれないのは辛いけど我慢しなくちゃ





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