浦上四番崩れ | 株式ディーラー助兵衛の茶室

浦上四番崩れ

浦上四番崩れという江戸時代から明治時代にかけて、おこった事件を日経新聞から知りました
1867(慶応3)年にはじまる江戸幕府、明治政府が行ったキリスト教の信者に対する弾圧である
欧米諸国による抗議をうけて、1873(明治6)2月24日にキリスト教を解禁するまで弾圧は続く
詳しくは下記のリンクを見てください

国家神道国教化のために、明治政府が他宗教の信者にに対してここまで弾圧していたとは驚きでした
仏教の寺や仏像を破壊したのは知っていました
廃仏毀釈ですね

私のイメージでは明治時代というのは、近代的な国家が樹立されたというものでした
しかし、やっていることは封建時代そのものです
安土桃山時代に、大名が他の大名を侵略した場合に、侵略された側の大名の神社、寺を壊すことがよくありました
当時の大名は、神や仏の権威を使って民衆を支配していました
その権威のよりどころを壊し、新しい支配者の権威を作るわけです
司馬遼太郎さんは「明治維新は日本には珍しい革命の理論にのっとった革命戦だ」と本に書いていたと思うのですが、まゆつばものですね
司馬さんを「嘘つき」という人がいるのですが、こういったことがあるからかもしれません
司馬さんの幕末、明治を題材にした作品は小説なので嘘をついたからといって批判されるいわれはないのですが

☆浦上四番崩れ
http://www2.ocn.ne.jp/~oine/incident/urakami4ban.html