今週の土曜は樋口健二さんの講演会です。

宮城近辺の方は、ぜひあのパワフルなトークを生で聞いてもらいたい。生だから味わえるものがあります。
でも、どうしても遠くて来れない方の為に、≪みなCAN LIVE/TV≫でのUSTREAM放送が決定しました!!
しかーし、≪みなCAN LIVE/TV≫は録画しない生番組です。必ずその時間に観てください


http://www.ustream.tv/channel/minacanz-live

■■■ 講演会 ■■■
「原発被曝労働者を追って―その実態と救済を求めて」
 樋口健二さん(写真家)  渡辺美紀子さん(原子力資料情報室)
☆日程 2010年10月30日(土) 18:30~21:00
☆会場 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)401会議室 仙台市青葉区国分町3-3-7 TEL:022-225-8641
☆参加費 500円

■主催 「原発被曝労働者を追って」樋口健二写真展仙台実行委員会
■問合 022-373-7000(篠原)
■後援 毎日新聞仙台支局/河北新報社/TBC東北放送


 
☆講師プロフィール
樋口健二(ひぐち・けんじ)さん
1960年代から四日市公害を皮切りに、高度成長のかげで苦しむ人々の姿を一貫して追い続ける。1987年 ニューヨークでの第1回核被害者世界大会で日本の原発被曝実態を報告。スリーマイル島取材。1987年 世界核写真家ギルド展に『原発』を出展。ベルリン・モントリオール・トロント他で開催。
2001年 核廃絶NGO『ワールド・ウラニウム・ヒアリング』(本部・ドイツ)創設の『核のない未来賞』の教育部門賞を日本人として初受賞。
現在、日本写真芸術専門学校副校長。日本ジャーナリスト専門学校写真科客員講師。日本写真家協会会員。世界核写真家ギルド会員。
写真集 『四日市』『原発』『毒ガス島』『山よろけ』『樋口健二報道写真集成日本列島66~05』他
著 書『闇に消される原発被曝者』『売れない写真家になるには』『原発被曝列島』『原発と闘う、岩佐被曝裁判の記録』『アジアの原発と被曝労働者』『日本破壊列島』『環境破壊の衝撃 1966~2007』他 

渡辺美紀子(わたなべ・みきこ)さん
認定特定非営利活動法人・原子力資料情報室のスタッフ。被曝問題を担当している。一貫して原発での被曝労働者の問題を追い続けており、その救済に力を注いでいる。
◎資料http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No106/watanabe090306.pdf
東奥日報・明鏡欄 2010年10月21日(木)

■再処理工場完工 18回目の延期に
 (宮城県石巻市・会社員・武藤北斗・35歳)

 六ケ所村の再処理工場の完工が延期されました。延期は18回目になりますが、そのたびに日本原燃は「今回こそは」という言葉を強調してきました。しかし延期は繰り返され、労働者の被ばく事故、高レベル放射性廃液の漏えいなど大きな問題を起こしてきました。本当にあと2年でアクティブ試験が終わり、これまでのような事故が起きないのでしょうか。私は不安で仕方がありません。
 さらにお金の問題も気になるところです。日本原燃に出資している電力会社は、私たちが支払う電気料金で成り立っています。そして失敗続きのガラス溶融炉は、改良型の開発に巨額のお金が国から補助されます。これこそ、事業仕分けの対象になってもおかしくない問題ではないでしょうか。
 これまで再処理工場につぎ込んだ2兆円を超えるお金が持続可能エネルギーの研究に使われていれば、どのような青森県や日本になっていたでしょう。放射能のごみも出ず、化石燃料に依存しないクリーンな社会を提案している素晴らしい地域や国になれたのではないでしょうか。いや、考え直すのは今からでも遅くはありません。より良い方向に皆でかじを切りたいものです。

【STOP再処理基金】にも協力して頂いたUSTREAM放送がそろそろ実現しそうです。

現在は試験放送を何度か繰り返しているところです。

今日からYAMさんが名古屋に行きますので、COP10に関連したイベントをUST中継してくれると思います。


まだ試験段階なので、第一回!!とかではありませんが、よかったらご覧ください。

http://www.ustream.tv/channel/minacanz-live

前向きに考えてみようと思う。
国が皆の意見を必要としてるよ。力を必要としてるよ。

原発路線を変えたいのかもしれない。
しかし、利権に絡む人達に抑えつけられている。

だから「国民はこう言ってるよ」って、
良い意味で僕らを利用してくれるかもしれない。

内閣府の良識ある方の背中を皆で押そうよ。

きっと、推進派だってたくさんメールしているよ。

あなたの一言が最大限に生きる時だよ。
本当に一言でもいいと思う。

たしかに、住所や名前を書かなければいけない。
でも、自分大切な人達のために、子供のために、孫のために、
一緒に意見を送ろうよ。

意見は3つの設問で答えるだけ。
しかも、字数制限が100字と200字。
本当にちょっとでいいんだ。

皆で一歩を踏み出そう。

http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/seisaku/bosyu/100727/bosyu100727.htm

国から事業指定を受けた1992年以降、これまでに14度延期。

ということは、今回は15度目の延期か。


試運転を開始した2006年3月末当時は、07年8月完成予定と言っていた。

試運転開始から現在までのわずか約4年半の間でも、9度の工程変更。


そして、なんと今回の延期で2012年10月が完成予定となった。

2年の延期。


青森県民だけでなく、もう全国の人達があきれ返っている。


忘れてはいけないのは、その間にも作業員の顔に高レベル放射性廃液がついたり、


何度も漏らしたり、トラブル続きです。

もうこのおんぼろ工場をこれ以上動かすのはやめた方がいいと思いませんか。


これ以上大きな事故が起きる前に。


デーリー東北

http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2010/kn100911c.htm

『日本原燃は再処理工場の試験運転が1年半から2年程度延期する方向で調整している』
とデーリー東北が報じています。
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2010/kn100901a.htm

そして、多くの人がここは気になるところをピックアップ。

『大幅な延期は経営に影響を与えるため、出資者の9電力会社に支援を求める可能性がある。』

ということは、また電気料金に関わってくるのでしょうか。
放射能を海に捨てるということで多くの人が反対している再処理工場の為にまだまだお金を使うのでしょうか。

去年の発表のスケジュールより既に8カ月遅れている。

というより、試運転を開始した2006年3月当時は、2007年8月の完成予定だった。

全く思い通りに行かないし、労働者が被ばくしたり、高レベル放射性廃液を何度も漏らしている。

もう誰もうまくいくとは思っていない。
大事故を起こす前に廃炉にすべきだろう。

Aでは駄目だから、Bでやってみる。

流石にチェックがユルユルの国でさえ、今回は計画内容にまったをかけてるみたいです。


そりゃあそうだ、これでB系統が駄目だったら本当に本格稼働は絶望的だもんね。

もう出来ないことは早く諦めてくれ。


デーリー東北

未使用炉での固化体製造試験 詳細計画を提出

http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2010/kn100824a.htm

再処理工場で高レベル廃液の漏れが発生し、なんと作業員のあごにも付着した。
事業者は漏れたのは高レベル放射性廃液と断定しましたが、原因は分かっていません。


デーリー東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2010/kn100810b.htm



日本原燃㈱に電話して分からない事を聞いてみました


廃液を温度計で計る際、直接廃液に漬けるのではなく、蓋がある管(ステンレス)越しに温度計で計る。

通常はステンレス管の内側に放射性廃液が来ることはなく、普通に温度計を取り出し、温度を測るそうです。
しかし、今回は温度計の先っちょにあるはずのない放射性廃液がついていたのです。
ここでの作業は全面マスクをしており、もちろん手袋などの装備もしています。

しかし、今回は作業員の顎に付着しました。
なぜ?全面マスクなのに?


実はこんな手順で顎に付着したそうです。
手袋に放射性廃液が付着し、手袋やマスクを脱ぐときに注意ミスで付着したのではないかという。
この時、作業員には放射性廃液が漏れている事は伝わっているはず。


それなのに、脱ぐときに付着?
なんだかとても違和感を感じます。


きちんと放射能や高レベル廃液についての説明がされていないのではないか?
温度計や手袋に放射性廃液がついていることを作業員は理解していたのか?


作業員の方は洗浄作業により、外部被ばくは0.01ミリシーベルトで体に影響はないとのこと。。。。

本当に影響がない程度ならいいが・・・


今回の事故は高レベル放射性廃棄物を作る建物とは違うところで置きました。しかし、原因がわかっていない状

況ですから、ガラス固化体の試験再開ももちろんストップするようにお願いしました。


電話などがあった場合は、それを会社に報告するシステムになっているそうです。
皆さんもぜひ電話やFAXやメールで意志表示をしてみてください。