仕事をしていると、祝日でも日曜日でも会社に行かないとならない日が時々ある。
たとえば今日。昭和の日。祝日の土曜日。
こういう日は、保育園も学童もやっていない。
だから、仕事に行かざるを得ないこんな日は、義母が飛んで来てくれて、息子たちの面倒を見てくれた。
息子たちが幼い時は、背中のリュックに新聞紙とガムテープとハサミなどを詰めて。
家に帰ると、家中に新聞紙が敷き詰められ、その中には目をキラキラさせた息子の姿。
少し大きくなると、近所の広場、近場の小さな動物園、沿線の水族館と、息子と義母はプチ遠足。
家に帰ると、やはり息子は目をキラキラしながら、今日どんなことがあったのかを話してくれた。
義母は以前、青い帽子を被っていた。
でも、一度、息子が義母を見失い迷子になってから、自分が見つかりやすいようにと、青い帽子は赤い帽子に。
それ以来、義母のトレードマークは赤い帽子。
それから、義母にもう二度と会えない寂しさに襲われる。
つい、この前、うちに来て、次男の卒園と入学をお祝いしに駆けつけてくれたお義母さん。
突然逝ってしまうなんて、どうして!!!???
父も義母も4月に旅立ってしまった。
大切なものをのこして。
人生は、大切なものを手に入れたり、失ったりのくりかえし。
いつもはそれほど気に留めないけれど、
こんな日は、毎日がかけがえのない日々だということが強く思われる。