こんにちは。


今、仕事でiOSアプリの開発をやってます。
以前であればObjective-Cという言語で開発するのが当たり前でした。
ところが今は、昨年6月のWWDCで発表になったSwiftという言語を使って開発をしています。


昨年の8月から日本語の解説書は出始めてきていますが、その頃はまだβ版を使った解説のため、正式リリース版を使った解説書は11月ぐらいになってから本格的に出始めてきたという感じでした。


既に自分は参考書だけでも8冊ほど買いまして、そのうち2冊はSwiftを勉強したいという人に差し上げました。
いろいろと買って読んでみて「これは参考になるな~」というものは何冊かありますが、勉強する人のレベルによってオススメ出来るものが変わってくるんです。
その中でも「コレは!」というものが最近あったのでご紹介します。


4月10日発行の「Swiftアプリ開発入門」(カットシステム発行 中山茂著)



これは、UI(画面周り)に関する開発をされる方には非常に参考になると思います。
というのも、100種類のUIサンプルが用意されていて、あとはコードがちゃんと解読できればかなりいい形で勉強出来るものに仕上がってます。
あと、Objective-Cでソースコードをガリガリ書いててStoryBoardをあまり使ってないという人にはうってつけの本だと思います。
StoryBoardの使い方を覚えるという行為だけでもかなり時間がかかります。
覚えても正直な話ちゃんとした結果が出るという保証がないんです。
だったら今まで使ってきたソースコードでガリガリ書くということを念頭に入れて作業する時にこの参考書は非常に使えます。
ちなみに自分はソースコードガリガリ派なので、StoryBoardは正直あまり使いたくないタイプです。

あとはSwiftという言語をしっかりと勉強したい人はコレでしょうね。
「詳細Swift」(SBクリエイティブ発行 荻原 剛志著)



この2冊があれば最低限のことは多分出来ると思います。

ただ詳細Swiftという本は、初心者にはあまり向かないと思います。
だったら図解解説が丁寧な初心者本とかを買った方が確実に覚えることが出来ます。
つまり「Objective-C自体もやったことないから、完璧にズブの素人目線の本が欲しい」という方は丁寧な初心者本とカットシステムの本があれば割と出来ると思います。


まだ正式リリースしてからは7カ月ぐらいしか経っていない技術ですから、出来なくて当たり前。
あとは個人の頑張りでどれだけ覚えることが出来るかだと思います。


是非Macを保有してる方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?