正しさについて企業相談を受けるとき, ある行動を実行することが 「最終的な経営判断として正しいかどうか」 という点が問題になることがあります。 弁護士は,その部分に踏み込むべきではないのかもしれません。 しかしながら, その企業行動の動機が善であって, 真に正しい行いとして社会の発展に寄与するものであれば, 実行すべきであると思っています。 法律判断ももちろん大切ですが, 第三者の目で, 企業行動の正しさについて判断することも, 弁護士の大切な役割であると思っています。