ゴニルが入隊してから “軍人 パク・ゴニルさん” に毎週1通 のペースで送ってきた위문편지=慰問手紙。今日 1月8日(月)に最後の1通を渋谷郵便局から発送!
転役まであと17日。
あーーついに…この日が来たんだなー
数えてみたら…合計90通、出してた
このうち、何通がゴニルの手元に届いたかは、もう神のみぞ?ゴニルのみ?知るところだけど、それはそれでOK!
入隊前に…
「週1回、2週間に1回?出せるかな?どうだろ?ま、自分が楽しめるところまで、自分のペースで気負わずにやってみよう」と始めてみたら、1週間に1通のペースで出せてた
最初は少しでも早く届けたくて、必ず大きな郵便局の窓口で手渡しするようにしていたのですが、途中、2016年夏に大阪の友達が教えてくれた 風景印 を15通目ぐらいから押してもらうようになってからは、ますます必ず窓口で。それも風景印がある郵便局を選んで、毎回!風景印を押してもらって送るようになったんだよね(風景印とは…)。
これまで風景印を押してもらったのは…
・東京中央
・渋谷
・新宿
・浅草
・築地市場内
・六本木ヒルズ
・東京ミッドタウン
・渋谷神南
・白金台
・四ッ谷
・芝
・日本橋南
・大阪中央
・大阪伊丹空港
・箕面
・京都中央
・長崎中央
…こんな感じかな。
銀座や神戸中央など、他にも押してもらいたい郵便局はあったけど、なかなかタイミングが合わなかったり、行ける郵便局が限られてたりして、、、どうしても土・日に開いてる郵便局で押してもらうことが多かったかな。
押してもらった風景印の一部はこちら。
写真を撮り忘れてしまったりしたのはこちら。
※ 画像をお借りしました。
切手を選ぶのもすごく楽しかったー!
ゴニルの入隊の1年以上前から集めてて、ゴニルが少しでも転役に向かって移りゆく季節や軍の外の世界、日本を感じられるもの、色味やデザインが綺麗なものがいいなー…なーんて、アレコレ集めて、封筒や中のハガキ、便箋、カードとの色味やテーマのバランスを考えながら選んたりして。その時間もすごく楽しくて。
今週は何を書こうかな、、、
ゴニルが楽しく読めて、たまにクスッと笑えて、軍の外の世界、日本のことを知ることができるようなことを書きたくて、毎日の生活やニュース、季節の移り変わり、東京や日本の変化にも敏感になれた。
まずは…
1. 今週の手紙のテーマや書くことを決めて
2. 日本語で書いてみて
3. 韓国語に訳して
4. 韓国語の先生に添削してもらって
5. スマホで打って、カカオで先生に送って、最終ちぇっきん!してもらって
6. 先生から届いたモノを週末の朝の光の中で、落ち着いて、優しい気持ちで丁寧に書く
…を繰り返していたので、1通書くにしても、まーーとにかく時間がかかること 1週間、ほぼ毎日、手紙のこと考えてた。
でも、ゴニルが少しでも読みやすいようにしたい…ココは譲れなくて、韓国語の先生に毎週必ずちぇっきん!してもらうところだけはどうしても外せないし、内容も同じようなモノじゃ面白くないよなーなんて思い始めると簡単にはかけなくて
毎週ゴニルへ手紙を書くこたは、私自身の韓国語の勉強にもすごく役立った 本当にたくさんの表現を覚えたし、韓国語を書くことに、手も、気持ちも、すごく慣れて、”自分の文字”としてハングルが手に定着した気がする。この1年9ヶ月の成長は大きかった!これもゴニルのおかげ!
そして…
出かけると必ずのように文房具屋さんや雑貨屋さん、本屋さんをのぞいて、便箋や封筒、絵葉書やカードを探すのが習慣になって
毎週末、、
・どの絵葉書にしようかな?
・やっぱり便箋?カード?にする?
・封筒は?
・どんな写真を同封しようかな?
・切手はどれにしよう?
・どの写真を同封しようかな?
・どこの郵便局から出そうかな?
なーんて、アレコレあれこれ考えて。
時々、自分の好きな香水で封筒を含め、その週に送る手紙全体に香りづけしてみたり。これもどの香りにしようか、手紙のテーマや色味、デザインに合わせて選ぶ時間も本当に楽しかった!
香りづけ…最初は少し不安に思いながら時々やっていたんだけど、とある転役済みの韓国人男性の方が書いていたSNSを偶然読んでからは心配がなくなったんだよね
その方が入隊していた時「彼女から届く手紙はいつも香水の良い香りがして、同じ内務班のメンバーたちにもすごく好評だった。男ばっかりの世界で外の世界を感じられる時間だった」…と。
海外から出したのはあんまりなくて…
・ソウルから 6回
・香港から 1回
・モスクワ(ロシア)から 1回
でも、モスクワからの手紙は届いてないだろうなー 日本の家族や友達、念のため、自分宛も含めて7通だしたけど、そのどれも届いてないから
モスクワのホテル Holiday Innのフロントから出したのにー。ロシア人の日本語⇄ロシア語の通訳の方にロシア語で確認してもらって、ホテルのフロントスタッフが「こちらのフロントでお預かりすれば出せますよ」って英語で私にも言ってくれたのに(笑)。ロシア語を調べて宛先シートも作ったのに(笑)。切手もキレイだったのになん。
ま、そんな事もあろうかと思って予備の絵葉書を買っておいてよかったよー。翌週、ロシアで買った絵葉書で、写真を同封して、日本から送ったー
そして…
たとえ、私の母国語の日本語で…だとしても、、、人生でこんなにもたくさんの手紙をこんなに頻繁に書くことはもうなかなかないだろうな。こんな経験ができたのも、ゴニルのおかげ。
ゴニルはわたしにとって、新しい世界に導いてくれる人なんだなー…ってまた改めて思った1年9ヶ月。
もうすぐゴニルに会えるんだね!!
転役のその時まで、どうか元気で、無事に過ごして、軍生活を笑顔で完遂できますように!
90通目の最後の慰問手紙に添えたメッセージはこちら
What is coming is better than what is gone.
これからやってくることは、過ぎ去ったことよりも素晴らしいもの。