さて今日は、昨日「半袖ちゃん」が乗っていた車両に乗ることにした。
いた、いた!
「半袖ちゃん」をつけ回して、まるで私はストーカーのようである。
彼女が心配だから、という動機とはいえ、少し後ろめたい気もする。
同性だし、向こうも私に気付いてないだろうから、別にいいか。

しかし、最近このブログのアクセス数が増えてきている。
ランキングも上がってきた。
話題の性質上、写真は載せられない
(ていうか、撮ることすら許されない)
極めて地味なブログなのだが…。
正直、読んでて楽しいとは言えない内容である。
ただ、私と同様に、「半袖ちゃん」のことを心配する気持ちで読んでくれれば嬉しいと思う。
「半袖ちゃん」がいない!
ついに、欠席か?
急に寒くなったから、風邪でもひいたかな?
風邪どころか、肺炎など起こしてないと良いが…。
彼女は、見るからに抵抗力のなさそうな身体である。
これに懲りて、ちゃんと冬の服装をして欲しいものである。

などと思いながら乗っていると、「半袖ちゃん」の友達が乗ってくると思いきや、急に駆け出し、別の車両に乗った。
「半袖ちゃん」は向こうにいるのか?
そっちの方向を覗いてみるが、人が多すぎて見えない。
それに、彼女は人影に隠れやすい体型である。
降りる時、注意していたら、「半袖ちゃん」、いた!
やっぱり、半袖を着て。
それも、私のいる方向を気にしているようだ。
どうやら、いつものギャルどもの嫌がらせに耐えかねて、車両を移ったらしい。
風邪などひいてないことに安心したが、そんな思いまでして、何故夏服を?と思うのである。
そんなことしたって、また見つかっちゃうだろうし、他の連中に目をつけられる可能性だってある。
一番の解決法は、普通に冬服を着てくることだと思うが、それができない何かがあるらしい。
私には、わからないが…。

全国的に寒波到来の朝であった。
私の所も真冬のようだ。
なのに、「半袖ちゃん」は、半袖一枚である。
この寒さでも衣替えしないってことは、夏服で一冬通すつもりなのか?
彼女の身体が心配だ。

さて、今日は「半袖ちゃん」の友達のことである。
明るく元気な子で、どちらかというと、友達が半袖を着てる方が、自然に見える感じである。
遠くにいても、友達の方の声はよく聞こえるが、「半袖ちゃん」の声は、細く小さく、ほとんど聞きとれない。
声帯まで痩せているのだろうか?
「半袖ちゃん」が何かしゃべる時は、友達は、耳をそばだてて聞いてあげてるようだ。
それに、「半袖ちゃん」の服装や体型については話題にはしてないようだ。
わざと避けているのか、別に何とも感じないのか?
でも、このお友達の偉い所は、そういう目立つ子と一緒にいると、自分だって恥ずかしいだろうに、仲良く登校を続けていることである。
あまりにもか細くて弱々しいから、一人にはしておけないのだろう。
実際、友達は「半袖ちゃん」をギャルどもから守る用心棒と化している。