Yes
’73年2月にリリースされた、 リック・ウェイクマンがイエス加入前から制作していたソロ・アルバム
『 The Six Wives Of Henry Ⅷ ( 邦題 : ヘンリー8世の6人の妻 )』 からの
ライブ演奏用の 『 Excerpts ( 抜粋 ) 』 です。
自分の周囲に ピアノ、 ハモンドオルガン、 RMIエレクトラピアノ、 クラビネット、 メロトロン、
ミニモーグ といった各種キーボードを積み上げ、 楽曲の展開に沿ってその時に必要な音が出る楽器に
手を移動させ、 必要な音を導き出す 『 マルチ・キーボード 』 という演奏形態は、 このリック・ウェイクマンが
確立したと言えるようです。
イエスを聴いたのは、 自分が幼少の頃、 やはり兄が聴いていたモノが耳に入ってきたモノなのですが
特に、 このリック・ウェイクマンの演奏は、
クラシック音楽をロックに取り入れたり、 先進的な楽器を自在に操る映像に
幼いながらに物凄い 『 衝撃 』 を受けたことを記憶しています。
子供ながらに、 音楽というモノを 『 ボーダーレス 』 でとらえるようになったキッカケは
多分この リック・ウェイクマン と キース・エマーソン ( 近日UPの予定 )
の影響が大きかったような気がします。