末期がんから生還

末期がんから生還

手術の前日に主治医から残念でしたと言われて
あれから8年がたちました。
再発、転移の確率はかなり減少しますが
ステージ4 の事実は消えませんので
まだまだ油断できません。

卵巣がんステージⅢと診断されて手術まで約1ヶ月。待つ間にあれよあれよと肺に水がたまり横になると咳が出てつらいので手術前日にエコー検査で調べたんです。太い注射針を肺の横から刺して水を抜きましょう。すると抜いても抜いても注射針では抜ききれなく明日の手術の時にお腹の手術と一緒に抜きましょう!ということになり、もちろん水の中にはがん細胞がありました。そこで主治医は家族を呼んで残念ですがステージⅣになりましたと言われて唖然。お腹の水と肺の水で私は溺れそうな気分でしたが、不思議と死のイメージはありませんでした。今でもどうして手術の前に死ぬ気がしなかったのか不思議なんです。もちろんステージが上がったのは後から聞いたことです。
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 1月29日月曜日。

 4人目の先生に次の病院へいくための紹介状と

 病気になったばかりのCT画像と先日撮りたてのCT画像の

 2枚のCDを渡されてお別れしました。

 10年間、長かったようなあっという間のような感じ。

 思い出すのは入院中に会った人たちのこと。

 家族、親戚、友人、ご近所さん、など思い出します。

 みんなどうしてるかな?

 先生は卵巣がんは抗がん剤が効くので治りやすいんですよ。

 なんて言ってましたけど、私のように手術して標準治療の

 抗がん剤を6回して10年無治療の人はどれぐらいいるのでしょう。

 ステージ4 ではどれぐらいかな?

 がんセンター、さようなら。

 つぎはどこへ行こうかな!!