9月


体育祭当日の午後、急に 行ってみようかな、と娘



時間あるしイオンでも行こうかな、なんて思ってた私は、突然の申し出にソワソワしました



14:00前に学校到着


同級生たちが気付いてくれて、演目の最中にも関わらず、カスミーッ!!と手を振って叫んでくれました



暑い日で、本部席のテントからでも見れたのですが、本人はクラスメイトの待つ校庭席にいきたい、と


あとは先生にお任せし、私は校舎の上階から校庭を見下ろしました





学年種目から戻ってくる皆を、ひとり、クラス席から拍手を送る娘

よく見学に行けたなぁ、と あったかい気持ちで眺めていました


ただ、おなじ廊下で観覧する 3年保護者たちの和気あいあいとした受験の話し声を聞くのは、チョットだけ苦しかったです


不登校の親を数年やってると、何か、その道の達観した親って気持ちになることがありますが(笑)

やはり直ぐ側で受験云々トークを耳にしちゃうと、それを気にするな、というのは無理がありますね (⁠^⁠^;⁠


ふたつの思いが溶け合う事もなく、私は端っこの誰も居ない窓から、カスミだけをボーっと見つめました

まわりの子たちと談笑してるのがわかると、やけにホッとしました



帰り道

本人は、その場に参加できたこと、女子だけでなく、顔も名前も知らない男子生徒からも「よく来たね」と話しかけてもらったことを嬉しそうに話してくれました

娘の真っ白な肌は、2時間 陽を浴びて真っ赤に火照っていました


***


体育祭が勇気をくれたようで、その翌週、卒アルの個人写真の撮影に参加

授業風景の撮影にも誘われましたが、それは辞退しました


そして、更にその翌日

今度は一年以上ぶりに一コマだけ授業に参加!


何かを求めようとする意欲が少し出てきてるのかな


ですが、それらの動きが出てきたのと同じく、抜毛の量がまた増えていて、みるみる前髪が無くなってきています


抜くことで、バランスを取ってるのかもしれません

抜きたくなんかないのにね


抜毛症の不思議なところです


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次の更新では、入試の話を少々


おやすみなさい