【社会や学校制度では新年度が始まる・新たな目標や変わらぬ目標に気付くとき編】

今回は、アート・アイの話で恐縮ですがお読みいただけたらと思います。

今日入社式を迎えている生徒さんがいます。その生徒さんから「入社式に行ってきます」という連絡をいただいて、私は、お祝いの言葉と「色々と思い出すことがあるなぁ」と言葉を返信しました。

この生徒さんは入校してくれた時から、ハキハキとテンポの良い会話ができる人で、機転が利き行動力のある、頭の良い人なんだなぁと思いました。

そこで、私どものアート・アイというのは、実は、4つの“アイ”を組み合わされることによって、人生の物語を作っていくという経営方針があります。

その4つ“アイ”が様々な組み合わせを持ってその時々の人生の物語を作っていくというお話です。

 

その4つの“アイ”は

1.私”の意味の英語での“ I”

2.“瞳”を英語で表す“eye”

3.出逢いの“逢い”・・・「出愛」という意味もあります。

4.心の愛 “Love”

「英語・・・・・                             」

と表現しています。

 

それは、私たちアート・アイは、“瞳がキラキラと輝いている人と愛を持って出愛いたい”

と言うコンセプトです。

今日、入社式を迎えている生徒さんと入校した早々に大切にしている価値観を尋ねたところアート・アイのこの4つの愛の中の“Love”。愛を大切に考えて生きていると話をしたことがあります。「あなたの大切にする事はどんなことですか?」と聞くと、「愛情を大切にして愛を持って仕事をすること、愛を持って人と出会いたい」ということを聞きました。

学生さんでありながらもその返答に「本当に?」と尋ねながらも中々面白いなとその時、

思いました。

会ってからの雰囲気はそんな人に見えるような感じではなかったのですが、話を続けていくと両親とあまり会話をすることがなく自分で多くの事を決めて生活していると話します。

しかし、しっかりと両親とはつながっているような感じはありました。

それは、親子共々、自立をしていて、家族の事、家庭の事、自分のこと、生活の事、様々な点で1人の人として時を過ごしあっているような印象です。

親との会話はほとんど無いのですが、自分がやりたいこと進みたいと思った事は黙って認めてくれるそうです。 

普通は、親からアドバイスがもらうこと、迷いがある時などは、親の意見を聞いてみたいと思うところも多くの人はあると思うのですが、その生徒は、学校を決める時もアルバイトを決める時も、旅行に行く時も、自分の考え、自分の判断でずっときていました。

それは、友人との関係もそうであって、大体、友人たちのまとめ役であり、遊びの事でも計画を立てて皆を引き連れていくというタイプだったのです。

それもてきぱきとして皆がしたがっていくという感じがあるそうです。

 

しかし、アート・アイに入校してきたときには、“愛”をテーマに友人や仕事のことを考えていると伝えたので、ちょっと印象と違うなと思ったのですが、それが「なるほどね」と思ったのがその生徒は入校してしばらくレッスンを重ねると早い時期に結婚式を運営する会社のウェディングプランナーとして内定を取ることが出来たのです。

その面接に向かうときに生徒は、心から本当に愛を持って結婚式に望むカップルをそして、そのご家族が本当にいい思い出として残るようなことを考えてプロデュースするという仕事に就きたいという強い気持ちがあったのです。

雰囲気的にはそういう感じを与えない人なのですが、本気のその思いを感じて、面接に向かうときには内定をいただけると私の感は働きました。

これは、結婚式場側の採用担当の人も仕事に力を発揮してくれそうだと判断したのではないでしょうか。

 

そして、航空業界への就職活動という方向に意識を向けたときに、やはり、求められる人物像のハードルは上がる可能性が高いので、多くの人と出会い、安心と安全の責務を担う客室乗務員として、本人の接客やサービスをする上での心持ちというものは充分わかるのですが、加えて、企業が求める人物像として求められるだけのものがあるという人物になっていくという目的を持ちました。

 

そこで、アート・アイの4つの“アイ”というコンセプトを思い出し、その生徒に備わっている心の愛と自立している自分のリズムを持っている雰囲気と言うのは認めてもらえるなと。

その持ち味にプラスすることとして、採用担当者との“出逢い”に第一印象がぐっと上がる

“親しみやすさ”をテーマにレッスンと話し合いを重ねたことを思い出しました。

それは、最終面接前夜の深夜にまで及んだ生徒さんとの忘れられないドラマです。

新卒就職受験というのは成人式もそうですが、人生に1度きりの大切なイベントです。

加えて、自分の希望である職種や企業名が浮かんできているということで言えば、生徒さんと共有する、叶えたいと思う希望のハードルは上がり、強いプレッシャーを感じることでもあります。

しかし、最終試験に送り出す熊本空港での応援の時の気持ち、そして今日、入社式を迎えてくれた生徒への嬉しい気持ちと感謝!