えでぃーつま恋写真のブログ

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「株の常識を破壊する」の著者です。
その本はもの凄い不評です。現在は懸命に第二弾を執筆中。内容にうっとりしてます。「まずは2倍株で勝つ」(朝香友博・著)に名前が出ました。

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弱気相場でもつい手を出してしまう、
休むべきときにも休めない相場中毒者が好みそうな本。
難しいです。星を五つ付けている人たちは本当に理解できているのか?と疑ってしまうほど。

大型書店に行けば、技術を説く相場師たちの本が必ずあるけど、
彼らの本を好む人は年配の方が多く、
日本株だけしか目を向けられない傾向がありますよね。
細かい技術を身に付けるよりも、まずは国内、海外の大相場に遅れないことを考える。
野村證券で外国株は買える。オーストラリアの株までも。下っ端社員は困惑するかもしれないガー。

この本は若い人にも人気あるのだろうか?
「技術だ、技術だ」と言うけど、株は技術だけではないでしょう。
大体、テクニカル分析は学者が調べた結果、有効性がないと結論が出ているし、
学者ではなく実践家にもよく調べている人がいて、検証した結果、分割売買の有効性も
ほとんど見られないとのことです(何故かは知らないが)。
近い将来上がることを予想して買うのだから、一度に買ってしまったほうが儲けは大きいし、
大体、すみやかに上がらない株なんて買うべきじゃない。そういう考え方の人もいます。
つまり分割売買より近々上がる株を見つけることに力を注ぐべきであり、分割売買はしないほうがいいということです。

それと錦織選手の活躍は練習でもコーチのおかげでもなく、生まれ持った足腰です。
テニスをやれば分かります。途中までは上達しますが、それは慣れただけであって、その後は伸びません。
野球でもいい球が投げられるか、球が打てるかは足腰で決まります。
野村監督のファンは多いけど、弱小ヤクルトの監督就任時と優勝時の選手は大分入れ替わっています。
ピアノなんて手先が器用でなければ、一流になれるはずがない。
だからと言って、株が才能で決まるとは思いません。
メンタルが第一です。それについて本の後半で少し触れてますね。
私は別の方法でメンタルを改善しましたが、練習の積み重ねで自信をつけるというのも無意味だとは思いません。
「大化け銘柄は狙わない」ここはよかった。読む価値あり。
富豪になってからのウォーレン・バフェットの投資法や
ミスター10倍のピーター・リンチ本は有害だったと考え方を変えることができる人もいるでしょう。
彼らは長期投資ですけどね。
根気が必要な本です。頑張れる人は読んでください。選択の自由です。


「テンバガー 10倍株で勝つ」(朝香友博・著)

有用性首位、60人中35人で削除される。

現在首位のとしさんは39人中22人。

投稿時期はオレほうが少し遅い。




ピーターリンチからは多角化経営はダメだと学んだ。
なるほど多角化していると不振の事業が好転しても
大きくは業績に貢献しないものだ。

会社情報で見るべきなのは業績や資産より売上構成である。
つまり赤字で改革を実行しそうな
一面的企業が理想というわけだ。
(そこまで極端だと改革がこけたらまずいのだが)
なので極端に選ばなくてもいいが、
この視点は利用価値がありそうだ。

参考にするなら大儲けした人の本、普通はそう思う。
しかし成功者は浮かれていて損しているほうが目が覚めているものなり。
皆、大化け株を狙うものだけど ほとんどの株は大化けになんてならない。
2倍3倍まで騰がると10倍、20倍を夢見るものだけど結局は元の木阿弥になり、時間の無駄になることが多い。
グレアムや遠藤四郎氏のように夢を見ず、ある程度で確実に利食いをし、できれば少し休み(過熱している相場ですぐに次の投資をせず数か月離れる)
そのあと儲けて休んでいた間に下がっていた不人気業種の中からマシな企業を選ぶ。大問題を抱えて大きく値下がりしている企業を選ぶのではなく、衰退している業種から選ぶのが理想(この点は友人から学んだ。その友人も遠藤四郎氏の銘柄選択からの気づきであろう)
株価の開きがあり、株数を増やせるのは言うまでもない。
10倍、20倍になる株があると想定するなら、10分の1になる株もあると想定しなければならない。
その想定がない為、損切りを軽視しトータルで利益を出すのが難しい。
分散投資ならそれに当たることはよくある。
もしかしたら1銘柄が大化けするかもしれない。
しかし他の持ち株も大化け狙いである為、それらが騰がっているときにそれらの
売る決断もしないのだ。つまり大化け狙いゆえ、普通の株の売り時を誤るわけだ。
または「売り時など簡単には把握できないものだ」と諦めるからそうなるのであろう。不勉強な私が言える資格はないのだが、投資に真面目であるかどうかが出るのだ。
ただ正確な把握が出来ないのは事実であろう。
それに多くの人にとって売り時の把握の別の名は優柔不断なのである。
2倍3倍にはなったが大化けはしないと判断された株は元の木阿弥に。
そんな株があっても全く不思議ではない。
損切りをしないため無価値に等しくなる株も含めて、いくつかが足を引っ張るためトータルでは大きな利益は出せない。これが成功の達成が遅れる理由なのである。
落ちてくるナイフを掴むのではなく、地面に突き刺さってから掴めと言うが、
売るときは天井を打つまで利益を積み重ね、もう魅力はないな、崩壊するなと確認してから売ることをオススメしたい。
何故かと言うと、8合目で売ったと思いきや、6合目どころか4合目だったりするのだ。特にバブルでは2×2は5になるのである。
ただ一相場の終わりの認識は難しいのかもしれない。
しかし崩壊が始まった時に一足先に離れることが出来るのは、実は大相場でしっかり儲けた人だと思っている。 
儲けられなかった人は悔いが残っていて離れることが出来ないのだ。

「倍になったら売れとか二年後に売れ
または株価が一割下がったら損切りしろというような格言に従うのは、
馬鹿げたことである。
さまざまな異なったタイプの株すべてに当てはまるような、
一般公式などありえない。」

↑そうなのかもしれないが私は遠藤式なので2倍で利食いでいいのである。

ピーター・リンチは調査することをくどく書いてるけど、
実行できる人は少ない。
バフェットも「知っているものに投資しなさい」とよく言うようだが、
しかしそれでは・・・
ここではその説明を省くとしよう。

私はこの本から多角化はよくないということを学んだから
よかったのだが危険な本である。
くれぐれもピーター・リンチに惚れないことを忠告する。
あなたがこれから先、稼ぐか時間を無駄にするかは影響される
投資家・投機家の本によるものでもあるのだ。