どの業界でもよくある話
とある会社で1から仕事を覚え、ある程度仕事ができる様になると、社則が納得いかないからと不義理をして道理を通さず辞め、他の社員も引き連れて別の同業の会社に転職。
前職場の取引先や客先関係もそのまま当り前に付き合いを続けようとすれば、前所属会社はその関係を絶つ様にするのは当然の事。
それを許せば、第2第3の同じ輩が現れ会社は経営出来なくなる。
組織を率いるトップで有れば誰でも解る事だと思う。
格闘技界でも同じ事がある。
格闘技界では愚かな親の行動により罪の無い子供が犠牲になる事が多い。
前例の会社の例に置き換えると、愚かな親の行動で子供には関係のない事。
だがそれを許せばその組織は負の流れを容認する事となり、組織内の秩序が乱れ、少し気に入らない事が有れば辞めて他所に行けば良いと、他の練習生等にも、そんな事がまかり通るんだと悪例が頻繁に起こり、運営は困難を極め組織は壊滅の方向に進んで行く。
格闘技、武道教育団体を率いるトップとして、未来有る子供達に夢と目標に向かい努力し社会に貢献できる立派な人間教育をして行く責務がある。
ただ試合に勝つ為、親のわがままを通すだけの教育ではなく、社会人となり人としての筋道を通し誰からも認められる人間教育がとても重要な教育である。
真面目に励む練習生達とその組織を犠牲にしてでも、不義理をした親の行動を黙認し、その子供の為に容認するべきだと言う者もいる。
こんな事を容認すれば組織として存続していく事ができなくなり、他の練習生も少し気に入らない事が有れば他の場所に移れば良いと言う安易な考えが常識となってしまい、人を信じる心、仲間を大切にする心、仲間と共に苦楽を共にし感謝や忍耐、協調性を養う、社会人として必要な教育を指導する事は出来ない。
組織とは人間の身体と同じで、時と共に元気に活発な時もあれば、病原菌が入り込み悪い菌に組織を侵される事も有る。
早めに薬を投与して改善できれば良いが、手遅れになると癌細胞となり大きな手術をして、癌に侵された他の細胞まで摘出しなくてはいけなくなり大きな痛手を負う。
最近よくあるこの様な事例を皆さんはどう思われるでしょうか?
組織運営は、仲間達と楽しい事も沢山有りますが、中には残念な事も有り、人生苦あれば楽あり常に勉強です。